〇上通のアーケード付近をお散歩中のキイロイトリ。
熊本市内のこんな地方にも、殺伐とした事件が起こったりする。世界から軽蔑されていて既に相手にされていないだけでなく、もう日本全体が三権分立の法治国家の体をなさず内戦に突入しているのかという話が冗談にならないような心地もする。あらゆることが嘘くさい。不正な犯罪を国の全体が共謀して劇場的に演じているような感じだから気持ち悪くなる。多くの人が麻痺してしまうような、随分でかい規模のDVもあったもんだ。たとえば待機児童ゼロとか過労死ゼロとかいじめゼロとか、結局「カウントしないから無いことにする」という。無視されて被害者や抗議者の存在そのものが抹殺される、恐ろしいことだ。問題解決にならない上に、さらなる欺瞞と腐敗が進む。
私たちは馬鹿にされきった観客であり視聴者なのか。木戸銭も払いたくないものだが、気持ち悪くなって目をそむければまたひどいことをされる。なぜこんなふうになってしまったのだろう、というまでもなく、ある程度わかりきっている。わからないふりをしないで、異議は言い続けないといけない。
テレビのニュースはほぼ全滅で、ラジオのニュースも相当侵蝕されてきてるのかな。3Sのスポーツ中継というのはこういう役割を持っているもんなのだなと思う。
BGM:蟹工船 / 小林多喜二
(「あの声優が読むあの名作」マガジンハウス、2017.7.)小説の一部を石田さんの朗読で聴いた。
90年前よりもっと危険な、気を引き締めてするべきことがたくさんあると考える。(20180531)