館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

僕の育った音楽・Cの仲間達その13・CCR。

2007-02-04 08:00:47 | 僕の育った音楽


クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(Creedence Clearwater Revival、略称CCR)・・・・・・・アメリカ南部特有の泥臭い(ブルースの色である)サウンドを持ち味としたサザンロックの先駆者的存在である。活動期間は短いながらもロック界に大きな足跡が残っている。
1993年にロックンロールの殿堂入りを果たしているらしい。


1959年にジョン・フォガティ、スチュ・クック、ダグ・クリフォードの3人で結成後にジョンの兄のトム・フォガティが加入だそうである。

彼らの代表曲となる「プラウド・メアリー」、「ダウン・オン・ザ・コーナー」、そしてベトナム戦争を皮肉った「雨を見たかい」など、たまりませんな。
他にも、ストレートなロックだらけである。

この「雨を 見たかい」・・周知の如く、泥沼化する「ベトナム戦争」への、当時反戦の世論・憔悴の若者の思いを代弁した名曲である。

そう、晴れた日に突然降り出す雨を(熱帯雨林のスコールである)君は見たか?
とジャングルでの、ゲリラ戦を心象にえがいているのだ。
この時代・S&Gさえ、若者の陰鬱を見事に歌っていた。
そういえば、CSN&Yの「オハイオ」「ミリタリーマッドネス」などもあるな。

さて、CCR、ジョンに注目が集まりすぎたゆえにメンバーの仲がぎくしゃくし、1971年にトムが脱退。翌1972年に発表したアルバム「マルディ・グラ」は各メンバーの曲やボーカルも取り入れた民主的な作品であったが失敗に終わり、バンドはあっけなく解散した。まあ、音楽ってさ、我がままであるからなあ・・・

しかし、考えてみたらさ、ジョンのお力、傑出しておりました。
以降、彼はソロ活動であるが、どれもCCRの音だで。つまり、CCRは「フォガティー節」ってこと?!
近作「ブルームーン スワンプ」も、バリバリとフォガティー節でありました。
これで、いいのだ!

ジョンはソロ作品『ブルー・リッチ゛・レインジャース』を、解散後すぐ出す。
商売としては、成功しなかったかもしれないが、1人で多重録音して、カントリーやってますよ。
これ、やりたかったんでしょうな・・・・僕、大好きね、これ。

ひたすら、ストレート、そして、分かりやすいロックです。
これがいい!小難しくなくて、体ごと楽しめる。
世のロッカー殿、見習っては?

さて、その後の皆さんは・・・・

トムは1990年にエイズで世を去った。残る二人のメンバー、スチュとダグは現在「クリーデンス・クリアウォーター・リヴィジテッド」としてライブ活動を行っているが、別活動のジョンとの接触はないらしい。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする