館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

里山・平地林を残せるか?21世紀。

2007-02-07 07:19:28 | 生活雑感
我が町、そして、近接の町には、雑木林などの平地林がまだ、多く残る。古い時代からの開墾や近年の宅地開発から逃れた、この地の原風景を残すものとして貴重である。
最も身近な森林である「里山・平地林」は、かって薪や木炭の供給源であり、また、小動物の生息や植物の生育の場として私たちの生活と深くかかわっている。

 しかし、近年、生活様式や価値観の変化に伴い、里山・平地林と私たちの日常生活との関わりが薄くなり、森林の農地化や宅地化が進みました。また、かろうじて現存する森林も整備が行き届かないものや、放置されているものが多くなっている。そして、不法投棄された、ゴミで埋まってもいる。

里山と言う、呼称を多く見かける昨今である。この里山は農地と山林、集落が一体となった地域の概念である。
豊かな、自然の側(これは、田舎暮らしでは無い。都会であっても、豊かな緑のエリアでよい)で暮らすって、やっぱりいいと思う。

里山の復活には荒れた「平地林」の再生が不可欠である。
この里山を取り戻そうと、平地林の再生を目指す運動が、日本中に広まっていると言う。

我が町の隣でも(と言っても、僕の家から5分である)この取り組みが進んでいるというので、見に行ってきた。



こちら、まだ、手付かずの荒れた雑木である。笹で覆われ、あちらこちらにゴミの山が出来ている。



その隣・ここまで「復活」が進んでいた。
ここまで、広大な広さが、既に、ボランティアの手で再生されはじめていたのである。すでに、サッカーグランド4つ分くらいはあるかも?!!



行政に手や頭でなく、1市民の「変わり者」の地道な活動が、地域に広がり、共感の連鎖で、進んでいると聞く。



この地・利根川の旧河川跡の「自然堤防」の後(縄文位の話か?)に吹き積もった砂が、小高い丘になり、やがて赤松・雑木が生い茂った、土地である。
現在は「防風保安林」である。



子供たちに、アスレティック風の小屋があったり、しいたけなども育てられていた。



このトラックに主達は、もくもくと、下草刈り・小枝の片付け・枯れた木々の伐採など行っていた。



立ち枯れの「赤松」。何れ伐採の「ピンクテープ」がついていた。

ぼくは、ちょっと「すけべ根性」で、きのこないかな~~~
と、おもったかどうか?

目の前には、「キクラゲ」の付いた枯れ木があったのだ。
そのキクラゲの、運命や如何に?



落ち葉が、足元にやさしい音をたて、気持ちよい「散歩」を楽しんだ。
帰り道・「夕焼け」がひさびさに、キレイだった。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする