
さしん・離陸前のしこーきのF本である。いつも窓側だ。
僕の沖縄2009下期がやってきた。今回もF本観光のお世話になった・・・感謝だ。
13日3時のしこーきで、その夜は那覇・14日座間味・15日那覇・16日には館林に帰る・・・の日程だ。

5時台に那覇・ホテルでシャワーの後街へ・・・おみやげを速攻で購入・発送を済ませ繰り出した。5時着では、呑みしか、選択肢は無いのだ・・・
露地の似合う男である・・・・かなりの雨だった・・・

また沖縄に来れた感謝を忘れない僕であった・・・

どうしても「やぎ」が食べたいと・・F本のチョイスで「さかえ」に向かった。


物静かなおばあと、話が止まらないネーネの切り盛りする店だ。
地元の方・観光客だがリピーターらしいグループなど、満席に近かった。
ワリワリはカウンターに陣取り乾杯だ。
カウンターに大皿でおかれた「油ミソ」「大根シリシリー」は無料・酒はさっと出るが、なんせネーネが孤軍奮闘状態で料理など作る。注文が出るまでに「無料先付け」で・・・と、配慮が良い!

目の前の大きな釜には、氷の中にビールが冷やしてあるのな。

牛刺しは自慢の品らしい・・・確かに旨い!

臭いとか、獣臭がするとか・・賛否両論の「ヤギ刺し」。
ヤギは地元では、お祝いの料理らしい・・・
かなり警戒して食べたが、臭みなど無く、皮の部分のゼラチン質はコリコリでンマイ。
まあ、牛刺しと比べると、牛刺しに軍配かな?


泡盛も入って、あーだこーだと楽しいひと時が続く。
そして何と、おばあは、白い物体を切りながら、大きなフライパンに放り込み揚げ始めた・・・
やがて、揚がった物体は、何と!「島豆腐の厚揚げ」だった。
店の皆に「無料で」配られた・・・
旨いのなんのって!!今回の沖縄の「食」の感動的瞬間であった。

そろそろ2軒目・・・と、ネーネの「ありがとう!」の言葉を背に受けて、2軒目に向かった。
これも、F本があたりを付けて置いた「やすし」と言う店だ。
寿司と、手羽先の揚げ物が旨いらしい・・・

スキンヘッドの強面風のマスターだったが・・話すと、やさしいのな。

呑みはね・・・どうしてもお腹を満たしにくい・・・寿司はありがたい。
ネタは新鮮で旨かった。

手羽先は甘辛の味付けで、パリパリの皮の食感と相まって、いい味を出していた。
酒も、又、進んだのだ・・・・

ここで終わらない辺りが、「鉄の胃袋」Fもっちゃんなのだ・・・
まだ、はしごらしい・・・
僕も、お目当てがあって、彼と別れた・・・

写真・昔、おばあに太ももを触られて・・ちと、値段が高かった、おでんやな!
こんな所に行ったのだろうか??

那覇、そして、彼女の「ライブ」があれば、最高なのだ・・・

この階段を登れば、「歌姫」が待っている・・・
日本を代表する、JAZZシンガー、寄世山 澄子さんの店だ。

しばし待つ・・・

ピアノ氏のソロの導入があって、寄世山さん登場。

ガーシュイン・エリントンと、彼女の得意なバラードが流れ、至福の時間を過ごした。
約40分だろうか?
12時を回っている。
セカンドステージも聴きたかったが、初日で頑張ると後の日程がきつい年頃の僕であった。
外は、少し雨交じり・・風は強い。なんとも満たされた思いで、ホテルまで15分程かな?歩いて帰った。
沖縄の1日目が終わった。