館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

レッドベリー・僕の育った音楽Lの仲間達その13。

2010-10-09 05:05:51 | 僕の育った音楽
今から、いぐ!

雨なのに、いぐ!

生えてるから・・・・・・・



レッドベリー(Leadbelly または Lead Belly、本名ハディ・ウィリアム・レッドベター、1888年1月23日 - 1949年12月6日)な!

まあ、アメリカのフォークとブルースの偉大なミュージシャンである。

実に人間臭い、そしてなんとも魅力的な男である。12弦ギターを使っていたが、技巧も巧みである。
戦前のミュージシャンで、黒人とくれば、ブルースだろう?と、なるが、彼の場合、明らかにフォークに軸足が乗って、芯にブルースかな?

差別・貧困が付きまとった戦前(いや・・戦後もずっと続いているけど・・)にあって、ミュージシャン、分けても黒人のミュージシャンで、ブルースやJAZZでは「破滅型」のミュージシャンが多い・・たとえば、JAZZなら、チャーリー・パーカーしかりである。

さて、レッドベリーも、そんな破滅型のミュージシャンであった。殺人含む犯罪で、何度も刑務所暮らしだ。

その音楽・・それでも、彼の才能を惜しんだ、多くの民俗音楽の研究者や、白人のミュージシャンたちによって、彼の音楽生活が成立するのだから、そこもアメリカって気がするのだった。

そんな、レッドベリーの音楽で歌われる内容は、ゴスペルや、女性、酒、そして差別を歌ったブルースと、カウボーイ、刑務所、仕事、船乗り、牛追い、そして踊りを歌ったフォークソングなど、幅広い題材をカバーしたのだった。

実体験がフォークになり、ブルースになる。

そんな彼の歌は、僕は大好きであった。

ミッドナイト・スペシャル!

沢で、お魚が入れ食いの時など、口ずさんでしまうのであった・・・・
コメント (8)
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