館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

ビッチェズ・ブリュー・今月の僕の新譜その2(10・10)。

2010-10-23 05:34:52 | お勧めCD/LPなど



★ビッチェズ・ブリュー +1・「BITCHES BREW」・マイルス・デイビス・SRCS-9714 - 9715 / 定価¥2,940(税込)

こちの方も、僕なんぞが、色々薀蓄を垂れると、沢山のお叱りを受けそうなので、語らない。

アルバムの話しならよ、俺の感想だから、許せ。

70年代の大問題作などと言われたが、俺にも「問題作」だった・・・・。1969-1970年録音だ。
そこまでの、マイルス・・・いや、『マイルス・イン・ザ・スカイ』の前までのマイルスは、皆が、惚れたように、見事だった。
追っかけた、LP・数知れず・・・・

もつろん、こりぇもかっただす・・・LPで!

聴いたさ・・・んが、どうにもこうにも、良いとは言えず、心地よいJAZZとは無縁で、2度と聴くことは無く・・・やがてLPも、売り払い、他のLPに化けたか、学食の飯に化けたか・・・であった。

そもそも、この8や16なんぞのビートで繰り出されるJAZZがダメだった・・
そうですよ~そうですよ~わしゃ、保守的ですよ~~と、マイルスと決別したのであった・・・

ジャック・ディジョネット  レニー・ホワイト  ドン・アライアス・・そして、チック・コリアやショーターと、後にフュージョンの世界で活躍のお歴々、群雄割拠のアルバムでもある。

どうしたわけか、今年、タワーで見かけ・・手に取り・・気が付いたら、購入してしまったのであった。

70年・・出たばっかりに聴いたときの、あの嫌悪感や、音楽としてどうよ?と思った、疎外感は無く・・思わぬ部分に、心揺さぶられたりした。

いいじゃん!

マイルスが、はるか先を行っていたのかね?

で、俺も、少しは年を取って、大人になったか?

ちなみに、これが出た頃、フュージョンのマイルスなどと言われたが、ルーツのアフリカを咀嚼し、ファンクな音に僕には聴こえるのだった。このファンキーな部分が、今にして分かったのかな?体が反応するのかな?と、思うのであった。

やはり、問題作なんだべな・・21世紀の今でもさ。


コメント (8)
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