館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

原田俊太郎トリオAT桐生「ジョルジュ」。

2011-06-03 05:36:01 | 音楽を思う


G県の桐生と言えば、そこそこ大きな街なのだが、いやはや、やっぱり旧市街は、シャッター通りで、午後の7時には店の明かりもちらほらだぜ。



これは、5月26日の話な。

いや、めったに桐生には来ないのだが、JAZZライブがあるってんで、女房とやってきたのだ。



「ジョルジュ」って店な。結構しゃれてて、バックバーには旨そうなのが並んでいたぜ。

で、今日は運転手なので、こーしーな!参ったのな!

JAZZは酒だよねぇ・・・・・・



おっと!

ひさびさの原田俊太郎トリオだ!



相変わらず見事なスチックさばき。

うっつくしい、シンバルレガートを奏でていたぜ。



実は、このトリオは初めてなので、ワクワクして出向いたのだった。
そう、ベースもピアノも初めての奏者なんだ。

俊太郎氏からは、最近はこのメンバーが多く、「いいよ~~」「聞いてよ~~」と、事前に・何度も、聞かされていたのさ。


さて、若手のバリバリのベース・岸徹至である。


ちょっとプロフィールな!

武蔵野音大ホルン科・洗足学園ジャズ専科で、ベースを学ぶ。自身のバンドや、「ミス・サイゴン」「ライオンキング」などのミュージカルと、幅広い活動を繰り広げているようである。

いやはや、若手は巧みだよな~、ものすごく早いパッセージをやっつけるぜ。

バックに回ってのウオーキングもしっかりしてる。こうした、ジャズJAZZしてない幅広さは、俊太郎氏のトリオには、ピッタリと感じたね。



このキャワユイベーベーは、ピアノしき(弾き)の佐久間優子さんである。

こちらのプロフィールな・な!

東京音大ピアノ科卒業。25歳の時ジャズピアノを北条直彦氏に師事。2000年を過ぎてから本格的に活動を開始。自身のトリオやライブやフェスで精力的に活動中である。

いや、驚いたさ!

指がこちらも良く動く。10本以上指があるんでないか?と思うほどな。

しかも、緩急を心得ていて、歌心もしっかりあるわな。

スケールも美しい。

惚れたか?いや・・俺がじゃなくて・・・・


それほど長い活動歴ではないトリオだと思うが、息もピッタリ合ってたいしたもんである。



写真・おいちゃんのピン芸。ハイハットを巧みに操って、客を沸かしていたぜ。

客や店の要望もあったか?スタンダードをかなり織り交ぜたプログラムだった。
それがまた、良いと思ったね。

ファーストセットは、ジブララルタルで熱く突入・フー・キャン・アイ・ターントゥ(この曲は、オスカー・ピーターソンの演奏がオラ好きだ)・そして「イパネマの娘」・シェルブールの雨傘な。

シェルブールはおっちゃんの好みだんべな~~



さて、ベーベーのさしんもう1枚ね~~

セカンドセットは、聖者の行進とか、ベイシーの演奏で有名な「キュート」とかで盛り上がったのだった。

選曲もそうだが、セカンドセットはベース氏の、チューバをを先頭に、楽団が練り歩き、ブラスのJAZZで客を沸かせたり、嗜好もこらし、自由さを増した、俊太郎の新しいトリオであった。


暫くは、このトリオが続きそうな気配・・・・いいね。



アンコールはね、太鼓叩きの8ビートを、オラ、初めて聴いたのだ。

もう、客席はノリノリで、若いおにいちゃんや、ベーベーはね、前に出て踊りだすしまつだったぜ!

ところでな、こうした地方のライブはさ、義理で来るような人も居るのだと思う。
僕の隣に座った、年のいったベーベーと、若いベーベー、そして団塊氏の3人組な。
そのおばはんベーベーがうるさい!
演奏中もうるさい・酒が入るからさらにうるさい・・・
周りがへきへきして、目で「お静かに」合図するのだがうるさい・・・
その話し「あの店はぼったくる」だの、およそ関係ない話でうるさいのだった・・・

俺?

たまらず、注意したのさ。ファーストセットの終わりごろ、たまらずね。

残念だったな・・・・これだけはさ。まあ、わが身に返して気をつけねば・・だな。



さて、演奏前のトリオの画像で、お口直しだぜ。

オラが、店に入ろうとしたら、偶然の遭遇であった。

いい雰囲気のトリオでしょう?

また、このトリオ聴きにゆくんべ。お上りすっかな。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする