我が家でお客さんを迎える入り口にはびこっている。
最近野生ではめっきり少なくなった、ノカンゾウ。
一重に咲くのはノカンゾウ。
こちらは、相変わらず、野に綺麗に花を咲かせている、八重に咲くのは、ヤブカンゾウだ。
どちらも、 ユリ科、 ワスレグサ属、球根植物の多年草。
古くから、ノカンゾウやヤブカンゾウを、和須礼久佐(わすれぐさ)として和歌にも謡われているぞ。
漢方薬、金針菜(キンシンサイ)はこれで、蕾は解熱作用が,根と葉は利尿作用がある.はれものには根を砕き,患部に厚く貼るそうだ。
野だの藪とついていると、どうもご利益は薄いが、ニッコウキスゲは極めて近い、同じ科・属のなかまであるぞ。
さて、ふっくらと膨らんだ蕾。こいつが美味しいと来てる。
春の新芽もさっぱりして、お浸しにして、マヨネーズ醤油などで、毎年食っているが、この時期は蕾を食う。
何といっても、てんぷらが一番合うかな?
ほんのり甘く、サクッとした歯触りは秀逸である。
季節に2度は食うな。
身近で美味し山菜である。
10日の2m圏内接触者。
濃厚接触・女房・・・またまた、だけ。