

さっと、読みだったが・・・この対談はコピーして保存すべきと、もう1度読み返した。
斎藤幸平氏の「人新生の資本論」・・・古典の資本論に新しい風を吹き込んで(マルクスの膨大な草稿・ノートなど駆使し)読み応えの本であった。
トレンドになって、資本論を多くの人に知らしめた功績も大きい。
そして、気候変動という、21世紀ののっぴきならないファクターを織り込んでの、資本論解釈は新しい風だった。
その斎藤氏・・まったく赤旗で無視され続けているのは、俺には不思議なことでもあった。
(きっと、不破氏という、共産党の中の資本論の権威の古典的解釈に合わなかった・・と、邪推・・アハハ)

さて、除名となった共産党の有名な方と、対談。
彼らは、決して共産党のすべてを批判してはいない、それどころか、共産党の存在意義を見事に認めている。
寄り添いたいし・協同したいし・頑張って欲しいと願っている。
だが、その共産党は、無視、或いは排除している。
悲しい現実だ。
この対談・・少しでも関心のある方は読むことをお勧めする。今どき図書館に行けば、きっとあるよ。
今年の4月号です。