風邪も治って、ひさびさの金剛山。
最近、夜のお散歩をさぼってるので体力に自信なし。
急な石ブテを避けて、青崩道で行く。
やっぱり最初から、すぐ脚に乳酸がたまってくる感じ・・・。
どうぞと、年配の夫婦に道を譲られても、逆に困る。
汗が噴き出す。結局、ダウンもトレーナーもリックに突っ込んで、長袖シャツで十分でした。
停まって休憩が要らないペースを作ってのんびり行く。
唯一の分岐、セトを超えたあたりで、ネットで買ったアイゼン着用。
結婚してデブになるまで、冬はアホほどスキーに行ってましたが、靴にアイゼンは初体験。
嬉し、恥ずかし、アイゼン・デビュー。
このざくっとしたグリップ感。 病みつきになりそうです。
ニヤニヤしながらピッチを上げてしまうのが、自分でわかる。
唐突に広場に出て登りは終了。
休憩らしい休憩は一回でしたが、2時間近くかかりました。
でも、暑い時期より、感覚的に短く感じるし、だいぶ楽。
山は、やっぱおにぎり。 リックに入れてる限り、冷たくて食いにくいなんてことはありません。
上半身は一式着替えて、自販機のホット・オーレを飲んだら、リセット完了。
頂上は、ケーブルで雪遊びの家族に大人気でありました。
前回の朱印、アルバイトのねえちゃんが、あらかじめ、ざらばん紙に書いたのを張るという手抜きでがっかりしてました。
住職が居たので訊くと、ちゃんと書きますよ。 とのこと。
新しい朱印帳なので、今度はちゃんと描いてもらいました。
ついでにもみじ谷について訊く。 凍れば良いけど、今日はジュクジュクらしい。
もっとアイゼンを楽しみたいので、行ったことのないダイヤモンドトレールで帰ろっと。
ロープウエイ方面もついでに散策。
展望台から、毎年お世話になっている大峰山、山上ガ岳方面を望む。
この後急に霧。 そそくさとダイトレへ。
背丈ほどの霧が、尾根を越えていく。
幻想的でgood。
すぐに晴れて、今度は木漏れ日。
あんまり人気のないコースですが、今日は良い日に当たったみたい。
ペースの速い方に道を譲る。 なんと、このまま葛城山の向こう、二上山まで行くんだと・・。
19時ぐらいになるかな~。なんて言いながらサクサク下りてった。笑顔が眩しい・・・。
おおっ凄い・・。としか言えんかった自分。
アイゼン洗って、ダイトレ下って、本日終了。
と思っていたら、ちょうど、ダイトレを葛城山より下りてきた人と遭遇。訊くと、2km程で、1時間ぐらいとのこと。
満足げな、いい顔してんのよ・・。これが。
今、13時50分。
しんどかったら引き返そっと・・・。
てな調子で、登り始めてしまいました。
これがかなりの急坂、停まらないでいいペースを作って、20分も行かないうちに以下の標識。
なんと、普通なら35分のところを、20分以下で通過。
これで気をよくして、また登る。
今日は、いろんなところで騙される。
雪だ! アイゼンだ! にやついて取り出すも、あっという間に雪終了。
葛城山はほとんど禿なんで、雪が解けちまうんですね。
泥んこのアイゼンを愚痴りながらしまう。
けっこうへろへろで、足取りが怪しく、ズボンもどろどろ。
葛城山到着。 金剛山に比べ、めっちゃ寂しい・・・。
雪ってのは、関西では大きな観光資源なのでございます。
禿なんで風がきつい。 各方面を忙しく見て、そそくさ下りる。
登った山を下りて登って反対から見る。
四国の次郎ギュウ以来の体験。
さて下りとなると、この坂、知ってる中で、最強かもしれません。
ひざを痛めないように、ほとんど横になっておりました。
前を向いてドスンドスンいったら、やってしまうと思います。
最後にこの沢でアイゼン洗って、また30分近く道路を歩いてトイレ前の車まで。
道に平行して木製の遊歩道もありますが、コケで滑って危ないこと甚だしいので私は使いません。
本日、31000歩、19.6km。
後半、騙されたっぽいけど、
久々のがっつり感を味わえたてくてくでありました。