シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

金剛山・葛城山をてくてく

2012年01月22日 | 山歩き

風邪も治って、ひさびさの金剛山。

最近、夜のお散歩をさぼってるので体力に自信なし。

急な石ブテを避けて、青崩道で行く。

やっぱり最初から、すぐ脚に乳酸がたまってくる感じ・・・。

どうぞと、年配の夫婦に道を譲られても、逆に困る。

汗が噴き出す。結局、ダウンもトレーナーもリックに突っ込んで、長袖シャツで十分でした。

停まって休憩が要らないペースを作ってのんびり行く。

唯一の分岐、セトを超えたあたりで、ネットで買ったアイゼン着用。

結婚してデブになるまで、冬はアホほどスキーに行ってましたが、靴にアイゼンは初体験。

嬉し、恥ずかし、アイゼン・デビュー。

このざくっとしたグリップ感。 病みつきになりそうです。

ニヤニヤしながらピッチを上げてしまうのが、自分でわかる。

唐突に広場に出て登りは終了。

休憩らしい休憩は一回でしたが、2時間近くかかりました。

でも、暑い時期より、感覚的に短く感じるし、だいぶ楽。

山は、やっぱおにぎり。 リックに入れてる限り、冷たくて食いにくいなんてことはありません。

上半身は一式着替えて、自販機のホット・オーレを飲んだら、リセット完了。

頂上は、ケーブルで雪遊びの家族に大人気でありました。

前回の朱印、アルバイトのねえちゃんが、あらかじめ、ざらばん紙に書いたのを張るという手抜きでがっかりしてました。

住職が居たので訊くと、ちゃんと書きますよ。 とのこと。

新しい朱印帳なので、今度はちゃんと描いてもらいました。

ついでにもみじ谷について訊く。 凍れば良いけど、今日はジュクジュクらしい。

もっとアイゼンを楽しみたいので、行ったことのないダイヤモンドトレールで帰ろっと。

ロープウエイ方面もついでに散策。

展望台から、毎年お世話になっている大峰山、山上ガ岳方面を望む。 

この後急に霧。 そそくさとダイトレへ。

背丈ほどの霧が、尾根を越えていく。

幻想的でgood。

すぐに晴れて、今度は木漏れ日。

あんまり人気のないコースですが、今日は良い日に当たったみたい。

ペースの速い方に道を譲る。 なんと、このまま葛城山の向こう、二上山まで行くんだと・・。

19時ぐらいになるかな~。なんて言いながらサクサク下りてった。笑顔が眩しい・・・。

おおっ凄い・・。としか言えんかった自分。

アイゼン洗って、ダイトレ下って、本日終了。

と思っていたら、ちょうど、ダイトレを葛城山より下りてきた人と遭遇。

訊くと、2km程で、1時間ぐらいとのこと。

満足げな、いい顔してんのよ・・。これが。

 

今、13時50分。

しんどかったら引き返そっと・・・。

てな調子で、登り始めてしまいました。

 

これがかなりの急坂、停まらないでいいペースを作って、20分も行かないうちに以下の標識。

なんと、普通なら35分のところを、20分以下で通過。

これで気をよくして、また登る。

今日は、いろんなところで騙される。

雪だ! アイゼンだ! にやついて取り出すも、あっという間に雪終了。

葛城山はほとんど禿なんで、雪が解けちまうんですね。

泥んこのアイゼンを愚痴りながらしまう。

けっこうへろへろで、足取りが怪しく、ズボンもどろどろ。

葛城山到着。 金剛山に比べ、めっちゃ寂しい・・・。

雪ってのは、関西では大きな観光資源なのでございます。 

禿なんで風がきつい。 各方面を忙しく見て、そそくさ下りる。

登った山を下りて登って反対から見る。

四国の次郎ギュウ以来の体験。

さて下りとなると、この坂、知ってる中で、最強かもしれません。

ひざを痛めないように、ほとんど横になっておりました。

前を向いてドスンドスンいったら、やってしまうと思います。

最後にこの沢でアイゼン洗って、また30分近く道路を歩いてトイレ前の車まで。

道に平行して木製の遊歩道もありますが、コケで滑って危ないこと甚だしいので私は使いません。

本日、31000歩、19.6km。

後半、騙されたっぽいけど、

久々のがっつり感を味わえたてくてくでありました。