ハマチのサイズは50cmもなかったので、ドラグも出ず、ハンドルをぐるぐる巻いちゃうだけ。
でも最後のハマチだけ、ゴンゴンと動きが激しく、なんどかハンドルを回せず耐える時がありました。
てっきり違う魚だと思ってわくわくしてると、さっきより一回りちっこいハマチでがっくり・・・。
翌朝、生ごみが月曜朝しか出せないので、早起きして解体作業。
ん? 顔がコンパクトで口角が丸いし、胸鰭が妙にちっこい。
これってコマサ?
食った場所は、反応もないペタッとした海底。
風で旨く流される場所で、根掛かりもないので、餌で底を引きずってアオハタ狙い。
その間、暇つぶしにジグサビキを落としたら来た。
今後、再現はまったく期待できない釣れ方でしたけど、一応、落ちる手製ジグにアタックをしかけて、うっかり下あごにサビキを引っかけちまったことにしておきます。
さくを取ると、ハマチに比べて白くて身がしっかりしてます。 包丁につく油もねっとり。
夜が楽しみ・・・。
さて、夜。
なんと、近所から頂いた貰いものの稚アユがどっさり。
日持ちしないので、即から揚げ。 揚げたては腹の苦みもスパイスになって、なかなかイケます。
釣った魚に、思わぬ強敵現るの図。
こっちがコマサ(?)
こっちがハマチ。
ハマチに比べて噛みごたえがあって、油も強め。 血の味っぽいのがない。
息子に訊くと、あんまり変わらんとのこと・・・・。
でも、皆が御馳走様した時点で、残数は3対9で、コマサ(?)君の圧勝。
残りは明日、ズケにしていただきます。
私はと言うと、早々にミブナのチャズケ。 さっぱりして旨いのさ・・・。
私も怪しいのが釣れると、いつも確認します。
そしてガッカリします。
食べてみたいなあ。
自分の釣った魚に失礼こいてしまいました。
何と言っても特徴は、ゴンゴンした引き。よく似たハマチのグーッではなく、ハンドル巻くリズムが取りにくいのです。
大きくなったら手が止まった瞬間に、ジャーッてやられて天を仰ぐのであります。