おジャ魔女どれみと徒然

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ファイブナイツアットフレディーズについて、そのFNAF

2024-06-03 07:35:00 | ホラー映画

 ついに来たホラー映画界期待の星。
 人気ホラーゲーム『ファイブナイツアットフレディーズ』。通称“FNAF”。待望の実写映画化。

 ゲームは第9作まで発売。ただ5以降は外伝作で正式なナンバリングではないらしいが。
 今作は第1作目を元に作られた作品。ストーリーは、

 廃墟となったレストランで監視員をすることになったマイク。
 そのレストランは子供の行方不明が多発している不吉な場所だった。
 
 レストランに来た客を楽しませる目的で開発されたアニマトロニクスというロボットが暴走し殺人をして回っている。
 ゲームではそのロボットがプレイヤーに近づいてくるのを監視カメラを切り替えて接近を阻止するという内容。

 映画ではゲーム的展開はなし。マイクは夜勤なのにすぐ寝ちゃうし。
 ホラーというよりかはストーリー重視。マイクは過去に弟を誘拐され、両親が死に、妹の親権を叔母に取られそうになっている現状。

 マイクの過去や内面、トラウマをテーマにしてる。
 ロボットに襲われる恐怖感なし。それよか弟の誘拐の真相を探るサスペンスとかスリラーって感じ。
 
 それならそれで別にええんやが、このサスペンス展開、よう分からん。
 意外な展開というよりかはジャンルがズレて話が行方不明。何が描きたいのかよう分からん。

 『ウィリーズワンダーランド』というパクリ作品があるが、そっちの方が断然面白かった。
 面白かったというか、FNAFにこういうのを求めてないんだよな〜。

 紆余曲折で製作が難航し、ようやく完成した本作。
 紆余曲折が解決せず、そのまま作品に現れてる気がする。迷走。

 ホントよう分からん話。それでもヒットに変わりなく続編決定。
 どうやらゲームファンにしか分からな小ネタがあったり、そこは好評らしい。

 ホラー映画というよりかはファンへ向けた作品なんやろね。
 では、また。





屋敷女について、そのINSIDE

2024-05-28 07:05:00 | ホラー映画

 2007年のフランス産ホラー。
 残酷描写がかなり激しいらしく、当時日本では編集版が公開。
 
 2021年になって完全版が国内でやっと配信されたんだとか。
 どんな映画か楽しみ。ストーリーは、

 事故で夫を失くしたサラ。
 彼女のお腹には夫の子が宿っていた。

 それから4ヶ月後、クリスマスイブの夜。
 出産を控えたサラの元に不審な女が訪ねてくる──。


 最初はゆったり。グロ映画の雰囲気は微塵も感じないくらい。
 先が全く想像できんかったが、屋敷女が出てからはノンストップ。怖かった〜!w

 屋敷女がアグレッシブ。唐突に襲いかかってきて。「なにコイツ」って心底思うw
 意味分からんけど殺しにかかってくる感じが鬼気迫ってて、とにかく怖かった。

 妊婦vs殺人鬼。胎児の命を守りながらなんで、見てるこっちも緊張してくる。
 お母さんや警察やらがタイミング良く助けにくれど皆死んでく。希望からの絶望で先が見えない。

 途中、ゾンビ(?)が出てくる謎展開があるけど、終始ハラハラした。
 で、帝王切開のシーン。めっちゃイテー!

 編集版が出るのも頷ける。特に妊婦には絶対見せられん。
 男の俺でも腹痛くなるw 首チョンパだの胴体鯖折りだのは何とも思わないのに。こんな気持ち久々や。

 見た後、胸に苦いものが残る。
 何の目的でこんな映画作ったんだろ? 製作者に問いたい。

 いや、面白いんだけどねw
 面白いが故の狂気。

 では、また。



ファイナルデスティネーションについて、その死の運命

2024-05-24 11:32:00 | ホラー映画

 ピタゴラスイッチ式ホラーでお馴染み、『ファイナルデスティネーション』シリーズ。
 見よう見よう思ってたんだが、邦題がややこしく通しで見るのが面倒かったんよね。

 今回、意を決して全シリーズ一気に見てみた。
 まず映画は全5作あります。


 ファイナルデスティネーション。

 ファイナルデスティネーション2(邦題:デッドコースター)。

 ファイナルデスティネーション3(邦題:ファイナルデッドコースター)。

 ザファイナルデスティネーション(邦題:ファイナルデッドサーキット)。

 ファイナルデスティネーション5(邦題:ファイナルデッドブリッジ)。


 別に通しで見る必要はない映画ですが、それにしてもイジワルな邦題やわw
 まぁ、原題も原題でフェイントをかけてくるが。何で4だけTHEやねん。

 よし、これでもう迷わないぞ。永久保存の記事やで〜。
 ストーリー、というか全シリーズの設定として。

 第1作が飛行機。
 第2作が高速道路。
 第3作が遊園地。
 第4作がサーキット。
 第5作が吊り橋。

 主人公が大事故の予知をし騒ぎ立てて何人かが助かる。
 しかし、生き残った人々に死の運命が背後から襲いかかる。

 悪魔が出たり、実体があるわけじゃない。
 ただ形のない死が忍び寄るという斬新なホラー作品。

 特にストーリーってもんはなくて。
 設定を楽しむ映画。『どの死に方がお好み?』ってとこw

 死に方がよう練られてて、見てて飽きないんすよね。
 基本的に逃れ術なしで容赦ない。その中で運命に抗う心理戦。スクリームみもあって見ててドキドキする。

 警察がしっかり関わるのも良い。
 周りで不審死が相次ぐんで当然疑われ。話に重みが出る。

 ちなみに俺は3の日サロが一番好き。
 子供の時に見たんだけど未だに覚えてたw ピタゴラ感あってインパクト凄い。

 クレアみたいにサクッと死ぬんもあり。
 ストーリーがないとは言ったけど、第1作から運命がズレ込んでいって周りに被害が拡大していく。この連鎖感たまらん。

 123はテンポよく話が繋がってて面白い。文句なし。
 4がちょっと微妙だったかな。シリーズ最大のヒット作やけど。

 ショッピングモールの事故がホントに起きたら良かったのに。
 あそこデジャヴで終わらせたの勿体なかった。主人公の死があっさりし過ぎ。
 
 5は原点回帰かな。5というかエピソード0の話やったな。
 安直ではあれど、やはり話が繫がる連鎖感良い。てか、この作品無敵だな。過去にも未来へもどちらでも伸ばせるやんw

 2011年の第5作で続編の音沙汰がとんと消えてたが。
 何と第6作の撮影が開始され、来年最新作が公開されるんだとか。

 たまたま見ようと思っただけなのに、すっげーベストタイミング。
 タイミング良すぎてちょっと怖くなったけどねw これも何かの予兆か……。

 では、また。



パーフェクトトラップについて、その先はない

2024-05-20 06:02:00 | ホラー映画

 グロ映画が見たくて見たくてw
 オススメに上がっていたこちらの作品を見てみた。

 どうやら『ワナオトコ』という前作があり、そっちの方が面白らしく、セットで見たかったんやが配信で見つからず(TT)
 まぁ、特に見なくても問題ない内容らしいから別にいいけど。

 ストーリーは、“コレクター”と名乗る殺人鬼から逃げ惑う、そんだけ。
 ワナオトコやトラップと題されてる通り、特徴として、コレクターは建物内に罠を張り巡らせ獲物を追い詰める。

 ピタゴラみたいに凝ったやつではない。押したらすぐ発動してサクサク殺していく。
 わざわざ罠を使ってるくらいだからコレクター本人は弱いんかと思いきや実はそんなことはなく肉弾戦も強い。
 
 ありそうでなかった微妙なラインを突く、新たな殺人鬼キャラクター爆誕。
 話としてはありきたりな内容だったけど、このコレクターの造形は結構好きでした。

 罠だけじゃなく、捉えた人間に麻薬を打ちゾンビみたいに使ったりの戦闘スタイル。
 死体を標本にするタイプの芸術系シリアルキラーですが、自分がピンチになると接近戦でケリをつけにくる冷徹な判断。

 ホントありそうでないような絶妙なキャラ設定やと思うw
 不満としては相手がショボかったな。もっと人間をバッタバッタ薙ぎ倒すコレクターの大立ち回りが見たかった。
 
 初っ端、クラブの大虐殺は良いとして無抵抗な人間やしな〜。
 警察とか、殺し屋でも大部隊との戦いが見たかった。コレクターをナメすぎよ。

 まぁ、けっこう面白かったし、どうせ続編あるっしょとは。
 案の定、検索してみたら続編決定のニュース。ただ……。

 撮影も既に始まってるらしいけど、そこでコロナ禍突入。撮影中止でそのまま凍結状態。
 めちゃめちゃショックだ。第3作目が面白くなりそうなのにさ。

 撮影再開を祈っています。
 では、また。




女神の継承について、その女神バヤン

2024-05-17 16:01:00 | ホラー映画

 『コクソン』のナホンジン監督がプロデュース。
 タイ産のホラー映画。これもかなり有名な作品。ようやく見ることができた。
 
 タイのドキュメンタリー番組。
 小さな村、女神を降ろす巫女・初老の女性ニムを取材する。

 という映画。という体で話が進む。無論、全部嘘ですw
 フェイクドキュメンタリー、モキュメンタリーというジャンル。

 モキュメンタリーもPOVと同じくらい大好きなんで、めっちゃ楽しみ。
 見てみたら、序盤中盤は正直ダレたかな。見てて退屈だった。

 てか、長いなw 丁寧な作りとはいえ、回りくどい。
 それにドキュメンタリーなんだけど、お話臭さも濃い。

 女子トイレ盗撮しとるしw 監視カメラも。お話の都合で描写されてるような。
 細部がちょっと甘かった。リアリティで言えば昨日の『コンジアム』の方が好み。

 序盤中盤は段々と盛り下がって、最終的にはエクソシスト的な除霊展開。
 「やれやれ、こりゃ望み薄かね〜」と。辟易しながら見てたが。

 終盤から風向きが変わる。終盤からは怒涛の展開。
 ここはマジで凄い。さらにエンディングも駄目押しが来て。話の引き完璧。

 途中から完全にナメてたからびっくりしましたw
 「そういうことかー!」と。最後の30分のためにある映画やねw 文句なしで面白かった。

 ただ、モキュメンタリーとしてはねーってとこ。
 終盤の展開と引き換えにドキュメンタリーとしての体裁は崩壊していますw
 
 贅沢なこと言ってんのは分かってんだが、そこは貫いてほしかったな。
 このエンディングのために話を作ってる、話を持っていく作為的な部分がある。

 ミンの警護とか甘すぎだったしさ。もっと厳重に管理するでしょフツー。
 この作品ももうちょい警察が関わっても良かったかな。

 まぁ、物語としては面白いかった。
 エンディングの衝撃は必見。
 
 では、また。