おジャ魔女どれみと徒然

おジャ魔女のこと、

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新三茶のポルターガイストについて、その水底の愛

2025-02-22 17:28:00 | POV・モキュメンタリー

 なんか急速に飽きてきたなぁ。
 『三茶のポルターガイスト』の続編。

 初っ端すいませんw
 でも、あんま面白くなかった。期待してただけに。

 前作同様、ヨコザワプロの心霊現象を追うというモキュメンタリー。
 前作は遊び心がある、古き良きホラー番組テイストが新鮮で面白かったけど。

 良くも悪くも前作と同じことしちゃってるのがね。
 2作連続だと、さすがに退屈。もうちょい違う趣向が見たかった。

 てか、ヨコザワプロの話自体がもう飽きたw
 別の話題に切り替えてほしかった。
 
 まぁ、TOCANA映画は所詮この程度ですよw
 オカルトセブンのムチムチ太ももだけだな、見所は。

 では、また。



インフィニティプールについて、そのウンブラマク

2025-02-16 17:29:00 | SF

 『ブルード』『スキャナーズ』でお馴染み。
 ホラー界の巨匠、デビッド・クローネンバーグ監督。

 の、息子さんであるブランドン・クローネンバーグ監督作品。
 お父さんの血を受け継いだんか、近年、ホラー界の新星として期待されとる。

 で、今作『インフィニティプール』は去年公開の映画で、かなりの話題作。
 俺も狙ってましたよ。アマプラで配信が開始され早速視聴。

 ストーリーは、

 スランプ中の小説家・ジェームズは気分転換のため、妻と共に高級リゾート地であるリトルカ島へ訪れる。

 しかし、そこで交通事故を起こし、ジェームズは車で人を轢き殺してしまう。

 島には独自の法律があり、島内で起きた犯罪は全て裁判を通さず死刑という、唖然とする処置だった。
 困惑し慌てるジェームズだったが、島の警察はある提案を持ちかける……


 サスペンスホラーというか。まぁ、スリラー系か。人の内面とか、狂気を描いた作品。
 世にも奇妙な物語とか手塚治虫の火の鳥みたいな。SFっぽさも入ってる。

 まぁ、思ったほど面白くないなw
 最近こんなんばっか。期待すると裏切られる。

 芸術性や幻想的な感じ。
 映画としてはかなり意欲を持って作られてるのは十分伝わりますが。

 根本の部分が、なんか分かりきってるというか。見え透いてるのがな。
 人を殺しても金さえあれば罪にならない。クローンの処刑も見世物で。

 人の醜さと狂気を地獄絵図のように描いてる。
 でも、そんなん皆知ってるじゃん。人が醜いなんてさ。

 そもそも題材がショボいんよね。
 1+1=2を、すっげー回りくどく複雑な公式を使って証明してるだけみたいな。
 
 映画表現は見事やけど、目新しいことは特になかったな。
 強いて言うなら、ミアゴス無双は凄かったけど。

 もう大暴れよw
 ホラー案件はミアゴスさんに投げとけば、勝手にホラーにしてくれるから、ありがたい存在よなw

 話題になるだけの作品なんは分かったけど。
 俺の好みじゃなかったな。

 では、また。



ツイスターズについて、そのストームチェイサー

2025-02-15 19:42:00 | ディザスター・テロ

 去年公開の竜巻映画。
 1996年、ヤンデポン監督の『ツイスター』の続編なんだとか。初めて知った。

 なんか似たような映画あったよねと思ったら。
 ただ、前作キャラが出るとかそういうことじゃないっぽい。設定を引き継いでるだけ。

 前作同様、自然災害である竜巻を研究や観測するストームチェイサーという専門家を描いた作品。

 前作は子供の時見た以来でよくは覚えてないが、面白かった印象。
 その印象の記憶が残ってたからか、本作に惹かれましたw

 前作がどうのはともかく、予告が面白そうだったし。とりあえず視聴。

 まず総評を言うと、普通!w
 まぁ、予告で見た通りの映画というか。

 竜巻の迫力がとにかく凄い。
 リアリティあって見てて怖い。これは圧巻やったな。

 うん、言う事があるとしたらそれだけって感じw
 正直、話としてはそない盛り上がってない。最近よく見るアトラクション系、お化け屋敷みたいな映画ですかね。

 ケイトとタイラーの関係とか、見てて楽しい所もあるっちゃあるが。
 スピルバーグが製作に加わってるだけあり、ジュラパーによくいるヤバ女研究者みがケイトに仄かに滲んでて、それも見てて面白いw

 ただ、なんか都合良すぎなとこが気になる。
 たまたま竜巻の進行方向に製油所があったり。

 お話臭すぎて、ちょっと冷めちゃう。予定調和なんだよな
 竜巻って自然現象で突然発生するわけで。なのに、こっちがびっくりするような、予想できないことが起きたりとか、そういうのがない。

 だけん、イマイチ物足りないんよな〜。
 でも、映画としては完成度高いし、災害系が見たいって人にはオススメです。

 では、また。



デカダンスについて、その本物の刺激

2025-02-11 19:56:00 | アニメ

 2020年放送のアニメ。

 西暦2400年代、生命体ガドルという怪物により崩壊した世界。
 人類は移動要塞『デカダンス』に籠ることで辛うじて存続していた……という導入。

 知名度はないけど、傑作という評価やオススメに上げる人が多い作品。
 俺は名前だけは聞いてたけど、内容は全く知らん。今回、満を持して見てみようと。

 あらすじだけ聞くと『シドニアの騎士』みたいで、中々ソソられます。
 後、進撃の巨人の立体機動みたいな奴で空飛んだり。デカダンスもただ動くだけじゃなくマクロスみたく変形して戦う。

 そういう崩壊世界やらSF系の作品。
 原作付きじゃないオリジナルアニメってことらしく、そういうの見るの久々かも。期待大で視聴。
 
 見始めはちょっとイラつくw
 主人公がナツメって女子で、猪突猛進な性格とか、あんま好きなタイプじゃないね〜。まぁ、これは俺の好みの問題だが。

 1話序盤はようある展開で退屈だったけど、カブラギの怪しげな行動であったり。
 別世界があるみたいな描写で、1話だけで結構詰め込まれて面白そうですね。

 で、2話から「∑(゚Д゚)ファッ!!?」ってなるw
 1話の匂わせが一気に露わに。まぁ、察する所あったとはいえ、いきなりだな。話早い。

 言うたら、映画のアバターみたいな話なんすね。
 色んな作品の設定のごった煮で、最初は話を理解するまで混乱しました。

 キルラキルとか。後『オバロ』成分もちょっとありますよね。大企業が世界を支配してる所とか。
 ただ、ごった煮の割には味が凄い整ってます。

 デカダンスとソリッドクエイク社。二つのディストピアがある、複雑な内容ですが、とにかく違和感がないし、話のテンポも良い。
 秩序に対する抵抗や最後まで戦い続けるという強いメッセージ性。

 最初ナツメにイラついてたけど、段々と気にならなくなるし。それにカブラギとのW主人公で、コンビで完成してて見易いです。
 カブラギ役は小西克幸さん。名脇役ってイメージだったけど、堂々の主演作にして代表作。小西さん、結構好きな声優なんで感慨深い。本当に見れて良かった。

 まぁ、とにかく面白いっす。
 勢いすごくて熱い。グレンラガンやキルラキルとか、トリガーの作品好きな人はハマると思います。

 でも、悪い所はないんですが、一つ注文があるとしたら、続編作ってくれよ。
 この12話では……ハッピーエンドで俺も好きな終わり方なんだけど、『ユーラシア編完!』みたいな。

 人間とサイボーグの和解や共存を目指す、良いラストやけど、荒廃した地球の根本的な解決にはなってないし。
 統治システムはどうなったんかとかさ。後、ヨーロッパや北米やら、他の地域ではどうなってんの?とか。

 話の勢いは凄かったけど、話自体がオチてはないよなと。
 まぁ、全ては面白さ故です。2期3期ぐらいやって、地球や人類が本当に一つになって再生へ向かっていく話をやってほしいなと個人的には思いました。

 いや、でも、とにかく面白い作品でした。
 なんかアニメ好きが通ブリたくて言ってるだけだと思ってましたw

 皆が傑作言う理由が分かりました。
 人のオススメには素直に従わなきゃダメw

 では、また。




 P.S.

 たまたま見た作品ですが、なんか天啓とか運命的なものを感じました。
 単純に面白いからだけじゃなく、今こそ見るべき作品やとも。

 ナルトの時も思ったが、最近は見る作品見る作品に、何か運命を感じるようになった。
 まぁ、偶然だし妄想なんでしょうけどw

 でも、このデカダンスという作品。
 今を反映してるというか、普遍的な内容なんじゃないか。共感できる所が多いから、面白いんだと思うんです。

 やはり、いつの時代にも支配や秩序、抑圧に対する疑問や抵抗は、誰しもが持つ感情や考え方だと思う。
 でも、劇中でミナトやフェイが言うように「支配の何が問題なんだ、楽だし楽しければいいじゃないか」とか、「今が幸せなら、変化なんて求めなくてもいいんじゃないか」とか。

 支配や秩序に対する見方の両面を描いてるのが凄い良い。
 現実でも、石破さんが嫌いだの、今の日本社会に疑問を持ってても、実際に行動には移さないじゃん。

 メンドイじゃん、そういうの。そもそも選挙とかデモとか、本当に意味あるの?とか。
 それに今が良ければそれでいいじゃん。政府や政治家に従ってる方が楽でいいじゃんって。

 メンドイと感じたり、楽って思ったり。それもそれで俺は大事な考えだと思うし。
 デカダンスはそこら辺、綺麗事じゃない所が良いんですよね。

 だけど、カブラギやナツメの、前も向いて進んでいく姿もカッコ良いし羨ましい。
 作品全体で、視聴者に対するエールやメッセージにもなってる。

 別に、アニメ見て何かが変わったりすることはないがw
 ないんだけど、でも、自分の心が前向きになる。力になる感じ。

 やっぱ改めて面白いっすね。
 本当に、今見るべき作品だと思います。


マッドゴッドについて、そのレビ記26章27節

2025-02-10 12:38:00 | 特撮

 スターウォーズやインディジョーンズ、ジュラシックパークなど。
 数々の大作に携わった《特殊効果の神》と称される鬼才・フィルティペット監督作。

 正直、そんな方がいたとは今まで存じなかったがw
 UNEXT見てたら気になったんで視聴。

 製作30年のストップモーションアニメ。
 ストーリーは、荒廃した世界。人類最後の男が地獄へ降りる。

 この男は暗殺者という設定らしく、何かの使命を帯びて地獄を探索していく。
 つか、話はよく分からん。聖書とかダンテの神曲とかに近い感じ。それにSFやディストピアを足してるんかな。

 まぁ、肝は人形やジオラマの細部やらドロドロとした地獄の世界観。
 映画を見るというか眺める感じ。世界観の作り込みにただ没頭する。

 『JUNKHEAD』でも思ったが、ストップモーションアニメ作る奴って頭おかしいんすねw
 作者の狂気を作品へ乗り移らせる。視聴者もそれに魅せられます。
 
 ただ話は本当に意味分からんw
 男を解剖して内臓穿ったら、金貨や真珠や本が出てきたりするシーンは好きやが。

 意味分からん割には話の濃縮度があって、飽きずに最後まで見れます。
 果たして地獄の先に待つ、この世の終わりとは? ぜひ実際に見て確かめてください。

 では、また。