村上龍原作。ついに渡米。
『オーディション』もドエラい作品でしたが、この映画も負けず劣らず。とんでもない作品です。
ストーリーは、殺したい男と死にたい女が出会う。こんだけですw
話はシンプルですが、そっからは村上龍節アメリカナイズで異空間。マジで意味分からんw
オーディションはホラーテイストだったけど、ピアッシングはポップ。
原作読んでないから分からんが、違和感みたいなのはないし。意外に作風と合ってたんじゃないか。
『アメリカンサイコ』っぽい。アメリカンサイコも小説原作ですが、ピアッシングの方がより文学的。
明るい音楽がポンポン鳴って、ディズニーみたいな寓話的な面も。
『ドクタースリープ』みたいな過去のトラウマがフラッシュバックするような展開もあるが。
総合的にはホント意味分からんってとこw
主人公も殺人欲求はあれど別にサイコパスってわけじゃない。普通の男で黙々と殺人計画を練ってイメトレ。その様がシュール。
衝動に駆られるわけでもなく。どっちかというと理性的で小心。いつの間にか立場も逆転するしなw
怖さというよりか謎めいた世界観を楽しむ映画なんかな。
詰め込めすぎな気もしたけど、80分あっという間。ホント不思議。
自傷シーンは「イーッ!!」ってなったけどw
人が殺されたり首チョンパとかは平気なのに。自傷は怖いw
OPEDもオシャレでカッコいい。
採点不可能だけど、完璧な作品でした。
では、また。