『コクソン』のナホンジン監督がプロデュース。
タイ産のホラー映画。これもかなり有名な作品。ようやく見ることができた。
タイのドキュメンタリー番組。
小さな村、女神を降ろす巫女・初老の女性ニムを取材する。
という映画。という体で話が進む。無論、全部嘘ですw
フェイクドキュメンタリー、モキュメンタリーというジャンル。
モキュメンタリーもPOVと同じくらい大好きなんで、めっちゃ楽しみ。
見てみたら、序盤中盤は正直ダレたかな。見てて退屈だった。
てか、長いなw 丁寧な作りとはいえ、回りくどい。
それにドキュメンタリーなんだけど、お話臭さも濃い。
女子トイレ盗撮しとるしw 監視カメラも。お話の都合で描写されてるような。
細部がちょっと甘かった。リアリティで言えば昨日の『コンジアム』の方が好み。
序盤中盤は段々と盛り下がって、最終的にはエクソシスト的な除霊展開。
「やれやれ、こりゃ望み薄かね〜」と。辟易しながら見てたが。
終盤から風向きが変わる。終盤からは怒涛の展開。
ここはマジで凄い。さらにエンディングも駄目押しが来て。話の引き完璧。
途中から完全にナメてたからびっくりしましたw
「そういうことかー!」と。最後の30分のためにある映画やねw 文句なしで面白かった。
ただ、モキュメンタリーとしてはねーってとこ。
終盤の展開と引き換えにドキュメンタリーとしての体裁は崩壊していますw
贅沢なこと言ってんのは分かってんだが、そこは貫いてほしかったな。
このエンディングのために話を作ってる、話を持っていく作為的な部分がある。
ミンの警護とか甘すぎだったしさ。もっと厳重に管理するでしょフツー。
この作品ももうちょい警察が関わっても良かったかな。
まぁ、物語としては面白いかった。
エンディングの衝撃は必見。
では、また。
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