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ホラー映画の金字塔『エクソシスト』。
1973年公開の第一作に繋がる正統続編。シリーズとしてはエクソシストビギニング以来20年ぶりの完全新作。
一応、正統続編はエクソシスト2もエクソシスト3もあるんですが。正統続編乱立w
一目見ただけで分かる地雷臭w まぁ、評価自体は可もなく不可もなくらしい。
興収も黒字化。ただ、製作元がワーナーからユニバーサルへ移行。
ユニバーサルはワーナーからエクソシストの権利を4億ドルで買い上げ。
作品自体は悪い出来ではないものの、権利買収の負債が尾を引き、これからの続編製作やシリーズ化が危ぶまれてる。
この『信じる者』も本来は3部作になる予定が続編の製作中止。新たにまた別のシリーズを立ち上げるんだとか。
ターミネーターで言うとこの『ジェネシス』みたいなもんか。俺は結構ジェネシス好きだけどw
シリーズからの取り残しが確定の本作。何だかその時点で愛着や哀愁を感じる。
ストーリーは、
写真家のビクターは、出産間近の妻ソレーヌを連れ、旅行先のハイチで過ごしていた。しかし、時は2010年1月。死者30万人以上の未曾有の大災害、ハイチ地震発生。地震の最中、ソレーヌは重傷を負う。現場の医師は、母親か胎児、どちらかしか救うことが出来ないとビクターへ宣告する。それから13年後。ビクターは娘のアンジェラと共に穏やかな日々を送っていたが……
まぁ、総評としてはそこそこかな。中の下。
普通の作品。普通の悪魔祓いの映画。
マジで言う事ない。陳腐で安易。
失敗が許されない一大企画で慎重に作りましたっていうのだけ伝わりましたw
中盤まで「あ、面白くなりそう」って盛り上がってはいたが。
肝心の悪魔祓いがね。微妙だなあ。
とにかくエクソシストの続編である意味、現代にリブートした意味が見てて分からない。
エクソシストに共通してるの悪魔祓いとマクニール親子が出るくらいだから。
神父の首が捩じ折れる不審死事件が起きたのに、誰も追及されてないし。
もっと警察や病院を関わらせて、悪魔祓いを現代視点で照らし合わせる描写が欲しかった。
なし崩しに悪魔祓いが始まっていつの間にか終わった。
てっきりハイチで受けた祈祷が伏線になって、もっと凝った展開を期待したんだが。
エクソシストって看板を借りて客寄せしたかっただけなんかね? シリーズの出直しもやむなし。
次の作品が面白くなるのか、これ見てる限りは望み薄かね
では、また。
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