退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

気になるニュース2

2019年10月25日 09時13分37秒 | ニュースより
 <台風による被害者>

台風19号通過後の14日、東京都日野市の多摩川河川敷で路上生活者とみられる男性の遺体が見つかった。18日現在、今回の台風災害で都内唯一の死者とみられる。同市や日野署はこの男性とみられる人を含めて河川敷で生活する人の存在を把握していたという。(毎日新聞)



そんな中で、驚きのニュースがありました。

 
  【 台東区は12日に自主避難所の小学校を訪れたホームレスと
    みられる3人について、「住民向けの避難所であり区外の人
    は利用できない」などとして断っていた。
    支援団体が区に抗議したが、対応は変わらなかった。
    避難所の担当者レベルではなく、区の災害対策本部のトップ
    レベルの判断で拒否したことが、今回の問題の深刻さを
    示している。

    台東区では東京都の施設である「東京文化会館」(上野公園内)
    も、区の要請によって外国人観光客ら向けに開放された。
    都によると、住所にかかわらず受け入れているので、
    ホームレスらを拒否することはなかったと主張している。

    今回の台風では、都内で過去最大級の計画運休が実施された。
    駅や商業施設などが12日の早い段階で閉鎖され、ホームレスら
    にとっては雨風をしのげる場所が少なかった。
    台東区の上野や浅草周辺では、ビルの入り口などでうずくまり、
    風雨に耐える人の姿が見られた。(週刊朝日抜粋) 】

 
 先日、写真を挙げた荒川の河川敷の様子を見に行ったところ、少年野球のグランドや、ネット、簡易トイレ等、無残な状態でした。そこにも、ホームレスの人がいて、藪の中でバラバラになった小屋を修繕していました。あの時、完全に川底に沈んだ場所で・・・です。


 簡単に言えば、ホームレス男性は拒否し、外国人旅行者やその他観光客は受け入れたということでしょう。

 もし、キャパシティーの問題だったら、ほかに可能性のあるところを紹介するなど、何らかの手を差し伸べるべきではないだろうか。
 彼らにとっては命にかかわる問題なのだから。


 豊島区では受け入れたが、担当者がインタビューで
「受け入れたが、なかなか綺麗ごとだけではいかない」と言っていた。


常態のホームレスや、失業による一時的なホームレスの生活の仕方について、その是非はさておき、命に係わる危機的な状況下での門前払いは、溺れている人から浮き輪を取り上げるような行いではないでしょうか。

 そんな中で、台東区の対応はあり得ないし、豊島区担当者の言葉は、行政の本音を見るようで非常に残念だった。



教育の力

2019年10月25日 06時51分44秒 | ニュースより

 <韓国高校生の勇気>

 また、気になるニュースを発見しました。


 【 韓国の高校生が学校の「反日教育」に対して史上初の
   集団行動を見せた。

   22日、ソウルの仁憲(インホン)高校の在学生150人がソウル
   教育庁に「学校の監査」を要求する請願を提出したこと。

   学生らは政治に偏った教師たちが校内行事の時、学生たちに
   「日本の経済侵略、反対する、反対する」
   「安倍の自民党、亡びる、亡びる」などを叫ぶように
   強要していたと話した。

   学生たちはこれに関して
   「学校で行われている価値観と良心の自由を抑圧する
   教職員の行動は学生の人権を踏みつぶす暴挙」として
   学生人権に対しても問題を提起している。

   「先生はチョ・グク法相の疑惑関連ニュースは全て
   フェイクニュースだと言っていた。」
   「授業中に文大統領が嫌だと話したが、先生は大統領が
   好きなのに、君はもしも極右なのか、などと言っていた」
   との証言も出ている。

   3年生が中心になっている理由に関して、
   「恥ずかしいが、今まで大学入試に影響が及ぶ『生活記録簿』
   の記載が終了することを待っていた。
   記録簿は教師が作成するので、何等かの不利益が
   あり得たので、3年生に対する記録簿の記載が終了した
   今になって、ようやく抗議が出来るようになった」
   と言っている。

   「学生の価値観と良心の自由を保障せよ」と反日教育に対して、
   「史上初」の団体行動を始めた韓国の高校生150人はこれから
   もっと注目されそうだ。  】



 韓国高校生の行動力に驚きました。
 そして、彼らに行動を起こさせたであろう、
 「若い力」
 の大きさを感じました。

 香港や韓国、そして日本の若い力にエールを送りたいです。



 それにしても、記事通りであったら、教師の発言は問題が大きい。

 感受性の強い若年層に、直接関わる教師、教育の責任は大きい。

 「反面教師」という言葉はあるが、判断がつかない若年者にとっては、

 疑問を持つ前に、「刷り込まれて」いくのではないだろうか。



 韓国にも「内申書」のようなものがあるのですね。

 韓国は日本以上に学歴社会と聞いています。

 この3年生がとった行動は、理解できます。
 恥ずかしがることではないです。


 昔とは違うにしても、教員という立場は、関わる生徒児童に対し、大きな影響力を持っているのでしょう。

 教員事故のニュースを聞くたび、心配になってしまうのです。


 余談ですが、
 日韓関係がうまくいかないことも、歴史認識の食い違いだけでなく、行き過ぎた反日教育に対して、内政干渉だからとして、手をこまねいて何も言ってこなかったことも、原因の一つではないかと感じてしまいます。