退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

残念なこと

2019年10月18日 18時52分59秒 | 日記

 日本チームの活躍もあって、大変盛り上がっている「ワールドカップラグビー」ですが、少し残念な記事を目にしました。

  『 今月13日に熊本市で試合を行ったウルグアイ代表の選手を含む
   およそ20人のグループが、翌日の未明に市内の飲食店を訪れた
   あと、一部が酒を飲んで暴れ警察に通報された。
    店側によりますと、選手らは午前1時半ごろからおよそ3時間
   店内にいて、勝手にカウンターの中に入って店の酒を飲んだり
   音響機材に酒をかけたりしたということです。
    その結果、壊れた店の備品や無断で飲まれた酒など、被害額は
   少なくとも400万円を超えるとみられるということです。
    また、従業員の男性が、代金の一部しか支払わずに立ち去ろう
   とした選手らを引き止めたところ、代表の選手から体当たりされ、
   腰などにけがをしたということです。
    このため、店側は、防犯カメラの映像などから代表選手2人を
   特定し、傷害と器物損壊の疑いで近く警察に刑事告訴することに
   しています。  』


 日本の裏側に位置するウルグアイについて、よくわからなかったので、その「治安」について少し調べてみました。

【 日本人旅行者などの情報でも、ウルグアイの治安が悪いという
  情報や被害報告など、あまり聞かない。

  チリと同様、治安が安定していると有名。
  南米の優等生と言われる国家、ウルグアイ。

  絶対に大丈夫とも言えないが、中南米各国の治安の悪いと言わ
  れる都市と比べると、モンテビデオは治安の悪さを感じない。

  国土は小さいが、様々な部分で
  国がしっかりと成り立っている感じ。 】

 と、概ね治安は安定しているという内容でした。


 しかし、モンテビデオは、他の大都市と同様、裏の顔も見せているようです。

【 この周辺の深夜の1人歩きは辞めたほうがいいと思います。
  回りの治安が心配なのと、近くにホームレスのたまり場もあります。

  モンテビデオで実際にスリ現場も目撃してしまいました。
  バスに乗車中、数名の乗客が乗降している時でした。
  白人の40代の女性に、若い男性が体を寄せた時、鞄に手を
  突っ込みました。
  女性は、泥棒!と叫んで掴みかかろうとしたのですが、
  犯人は逃走。女性は何も盗まれなかったのですが、
  激怒して怒鳴っていました。

  モンテビデオでは、鞄の奪取や「すり」のような犯罪が発生して
  います。
  貴重品、予備の現金、余分なクレジットカードは安全な場所に
  保管してください。
  大量の現金を持ち歩いたり、高価なジュエリーを身につけたり
  しないでください。
  ウルグアイの、特に、首都モンテビデオの治安をあなどっては
  いけません!

  ウルグアイ人に、海辺近くの道は気をつけなさいと言われました。
  車に強盗が潜んでおり、道の前後に人がいない場合は犯行を
  されるそうです。

  ウルグアイの人口は350万人で、そのうち180万人が首都
  モンテビデオに住んでいます。
  世界中のあらゆる大都市と同様に、モンテビデオは、ウルグアイ
  の犯罪発生のかなりの部分を占めています。

  最近、ウルグアイの犯罪者は、会社や家族が支払うことができる
  小さな額の身代金を要求する「より規模の小さい誘拐」を行う
  傾向にあります。

  2010年6月末から8月初めの間だけで7件が報告されました。  】


 などとありました。



 なぜこんなことを調べたかというと、この事件以上に
 「ウルグアイラグビー協会のコメント」に驚かされたためです。


【サンパウロ時事】
 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会の1次リーグで敗退したウルグアイ代表選手2人が熊本市内の飲食店で暴れ、従業員を負傷させるなどした問題で、同国のラグビー協会は16日、時事通信の取材に対して「全くもってささいな出来事であり、その場で解決した」との認識を示した。



ウルグアイラグビー協会の発言は、ウルグアイという国家の現状を現しているのか?


帰国した選手たちを、熱狂的に迎入れたウルグアイ国民の感情を鑑みての発言かとは思いますが、被害額400万円ほどの事件を「ささいな出来事」とは如何なものか。
 被害者側が、刑事告訴するということで、その温度差は大きい。



 ウルグアイと日本。

 どちらの治安が世界のスタンダードかといえば、ウルグアイの方でしょう。

 「犯罪」や「水」に関して、日本は特別な国なのだと思います。
 (「犯罪」に関しては、東京や大阪などに、世界基準の場所もあるようですが・・・)


しかし、折角の日本開催のワールドカップですから、一部でもいいから
 『日本の美しいところを世界のスタンダード』
にしてほしい。

現に、試合後の挨拶は、日本式のお辞儀が流行っているし、
 立つ鳥跡を濁さずでロッカールームを綺麗にしたり、
 カナダチームに至っては、被災した釜石でボランティア活動に勤しんでくれています。



 そして、『ラグビーの美しいところを日本のスタンダードに』


 ノーサイドの精神は、多くの人々に感動を与えています。



「ラグビーは紳士がやる野蛮なスポーツで、フットボールは野蛮人がやる紳士的なスポーツ」


私はサッカーも好きですが、サッカーのシミュレーションなどから、両者を比較して、こんなことも言われているようです。


 ジャッジに従い、審判ともコミュニケーションを取って試合を進め、試合終了後はノーサイド。

ラグビー観戦で、私が思わず涙してしまうのは、こんな「ラグビーの美しさ」からなのかもしれません。


  今、思ったのですが、『ノーサイド』って美しい言葉ですね。


  まとまりのない文章になってしまいました。