イギリスで大規模なストライキがあったようです。
「給料を10%上げろ!」ストライキ50万人に拡大 イギリスで十数年ぶりの規模 スナク政権、支持率低迷
やはり、民主主義の国イギリスらしい。
事の是非は兎も角、自分の考えを表現するし、「御上」の発想はない。
先日、フランスにもデモがありました。
フランスで100万人超がデモ=定年引き上げに抗議
給与問題にしても年金問題にしても、日本人は騒ぎません。原則「御上」には逆らわないのです。
2022年4月実施の年金制度の改正とは?適用拡大や在職定時改定など改正内容と業務への影響
やはり他国では厳しい。
森友事件、海外では「アベゲート」と報道。米国なら大統領でも終身刑
あの国葬はなんだったんでしょう。
そんな日本の政治家は楽でしょう。
「選挙で民意を問う」などといって、主権者である国民のストやデモが行使されないため、その時その時の政策の是非に対する国民の評価の度合いが解りづらいことから、政策の完成度が下がっている気がします。
国民が厳しい評価をしないので、政治家が自身の能力を理解していないし、私利私欲にも走りやすくなる。
アメリカやブラジルであった「破壊的な暴動」と、意思表現の一つである「デモ」「スト」と混同しているのではないだろうか。意見が違う人は敵と見られてしまうと勘違いしているのではないか。
報道も民意を示す唯一の手段は選挙・・・という政治家にとって都合が良い(選挙対策だけすれば良い)内容に染まっている気がしてなりません。(大騒ぎを扇動しろということではありません)
「三バン」などというモノが大きな意味を持つようになる原因もここにあるのかもしれません。
ニュースでこんなことを感じてしまいました。