最近よくわからない言葉が飛び交っています。
「食べられる」を「食べれる」という『ら抜き言葉』などはかわいいもので、中高生の会話なども外国語かと思わせるほど、全く意味不明な時があります。
また、最近になってイメージが変わったことばもあります。
『忖度』・・・ 他人の心中をおしはかること。推察。<広辞苑>
最近は権力者のご機嫌を損なわないように立ち振る舞うことのイメージが強い。
『粛々』・・・ ①つつしむさま。②静かにひっそりしたさま。③ひきしまったさま。④おごそかなさま。<広辞苑>
最近は他からの意見は無視し、反省もせずに物事を盲目的に進めるといった感じだろうか。
よくわからない言葉も増えてきました。
『異次元』『新しい資本主義』『アベノミクス』などです。
これらの言葉は最近の中高生が発する言葉同様に今の私には意味不明となりました。
一つ云えることは、このキャッチフレーズを発することで、中身の説明を省略して、説明責任を回避する煙幕にも似た効果を生んでいることです。
これこそ『異次元の答弁』だと感心しています。