退職オヤジのひとりごと

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水俣病の今

2021年05月06日 06時33分27秒 | ニュースより


ジョニーデップさんの映画「MINAMATA」が公開されるそうです。

デップさん主演で映画化 「ミナマタ」伝えた米国人写真家、元妻が語る「最後の勝負」2018.12.3

 


水俣病を現地に移住して取材をした外国人ジャーナリスト”ユージン・スミス”さんの生涯を描く作品のようです。

 

 


中学生の時、社会科の授業で水俣病について教えられ、夏休みのレポートに取り上げた記憶があります。

あの頃は、「イタイイタイ病」や「四日市ぜんそく」など、高度成長の代償として生まれた公害に世間も注目していたのでしょう。


当初、公害の存在を認めず隠蔽すらしようとした国や企業に対し、事実を白日の下にさらしたジャーナリズムの功績は大きいものだと感心します。

そして、それが外国の方が生涯を掛けて取り組んだ事実は、尊敬と感謝しかありません。

 

 


公害の発生そのものが収まった今日、事実は歴史に置き換えられ隅に追いやられてしまいました。


しかしながら、被害者にとっては未だ歴史に書き換えられない体験であり、肉体的精神的苦しみは今なお続いているものなのでしょう。


日本は、その豊かさを物質だけではなく精神的にも向上させてほしい。

戦争や公害の被害者は弱者であることが多いと思います。

その方々に手をさしのべる優しさを、熟成させてほしいのです。

 

水俣病公式確認65年「国は目を背けるな」 老いる患者、募る憤り

映画「MINAMATA」


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