今朝、愛犬「虎之介」と散歩に行きました。
雨も降っていなかったので、よく行く6ルートの中の4番目に長いコースを歩いていくと、家庭菜園の手入れをしている最中のおじさんに会いました。
私よりも年配に見えるこのおじさんは、手入れの行き届いた立派な農園で作業をしているのですが、顔を合わすと挨拶をするだけの間柄です。
でも、素性を全く知らない方とのそのやり取りは、そのお人柄からか、毎回なんとも心地よく惰性を感じないものでした。
今回も「おはようございます!」と声をかけると「おはようございます」と返してくれました。
先を急がせる愛犬にリードを引かれてその場を立ち去ろうとしたとき、後ろから「ちょっと旦那さん!」と呼び止められました。
するとおじさんは、ごそごそと大きな容器の中から「これ持って行ってよ、棘に気を付けてね」と茄子と胡瓜あわせて8本も持たせてくれました。
どれもとても立派なものでした。
「あっ、ありがとうございます」とお礼を言って愛犬の「お散歩バック」に入れていただきました。(このバックは愛犬の<う〇〇>をペーパーでとって持ち帰るものなので、少し気が引けましたが、未使用のビニール袋に入れました)
「胡瓜は少し硬いかもしれないので、きゅうりもみがいいかもしれないよ。茄子も接ぎ木で作ったから少し皮が固いかもしれない」
「農家をされていたのですか」
「いやー、趣味で作っているだけだよ」
貰うものを貰って何もお返しできない自分が申し訳ないと思いつつ、リードに引かれてその場を後にしました。
見ず知らずの挨拶を交わすだけの私に、丹精込めて作った作物(本当に立派なものです)をくれるというのは、どうしてなんだろう?
いつものように犬に話しかけることはせず、考えながら散歩を続けました。
そういえば、いつも畑で土と向き合っているあのおじさんに、最初に声をかけたのは私の方だったかな。
何気ない挨拶のやり取りが、おじさんにとって丹精込めた8本の作品に匹敵するものだったのか。
なんということのない「ただの挨拶」が持つ力。意外と大きいのかもしれないと感じました。
今日一日…いや、しばらくの間とてもうれしい気持ちになりそうです。(これは、胡瓜と茄子が手に入ったからでは、決してありません)
作物をくれたあのおじさんも、同じような気持ちになってくれていると嬉しいです。
雨も降っていなかったので、よく行く6ルートの中の4番目に長いコースを歩いていくと、家庭菜園の手入れをしている最中のおじさんに会いました。
私よりも年配に見えるこのおじさんは、手入れの行き届いた立派な農園で作業をしているのですが、顔を合わすと挨拶をするだけの間柄です。
でも、素性を全く知らない方とのそのやり取りは、そのお人柄からか、毎回なんとも心地よく惰性を感じないものでした。
今回も「おはようございます!」と声をかけると「おはようございます」と返してくれました。
先を急がせる愛犬にリードを引かれてその場を立ち去ろうとしたとき、後ろから「ちょっと旦那さん!」と呼び止められました。
するとおじさんは、ごそごそと大きな容器の中から「これ持って行ってよ、棘に気を付けてね」と茄子と胡瓜あわせて8本も持たせてくれました。
どれもとても立派なものでした。
「あっ、ありがとうございます」とお礼を言って愛犬の「お散歩バック」に入れていただきました。(このバックは愛犬の<う〇〇>をペーパーでとって持ち帰るものなので、少し気が引けましたが、未使用のビニール袋に入れました)
「胡瓜は少し硬いかもしれないので、きゅうりもみがいいかもしれないよ。茄子も接ぎ木で作ったから少し皮が固いかもしれない」
「農家をされていたのですか」
「いやー、趣味で作っているだけだよ」
貰うものを貰って何もお返しできない自分が申し訳ないと思いつつ、リードに引かれてその場を後にしました。
見ず知らずの挨拶を交わすだけの私に、丹精込めて作った作物(本当に立派なものです)をくれるというのは、どうしてなんだろう?
いつものように犬に話しかけることはせず、考えながら散歩を続けました。
そういえば、いつも畑で土と向き合っているあのおじさんに、最初に声をかけたのは私の方だったかな。
何気ない挨拶のやり取りが、おじさんにとって丹精込めた8本の作品に匹敵するものだったのか。
なんということのない「ただの挨拶」が持つ力。意外と大きいのかもしれないと感じました。
今日一日…いや、しばらくの間とてもうれしい気持ちになりそうです。(これは、胡瓜と茄子が手に入ったからでは、決してありません)
作物をくれたあのおじさんも、同じような気持ちになってくれていると嬉しいです。