退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

アニメスタジオ放火事件

2019年07月20日 04時10分16秒 | 時事問題

唯々残念だ。

それにしても、たった一人の蛮行により、三十余名の命が奪われることの理不尽さと言ったら。


    辛い。


なくなられた方々の無念さは、振り返る時間の無かった若い頃より、自分の終わりを考えることの多い今の方が、少しだけ理解できるような気がする。


北野武さんが、9.11の時だったか「事件を犠牲者の人数で表すことに違和感を感じる。その人それぞれに人生があったし、家庭があった。」旨の話をされていた、


人は、外的圧力でその命を絶たれることは、あってはいけないのだと思う。

ましてや、過失ではなく故意のそれであったとき、運命だと割り切れない無念さは、筆舌に尽くしがたい。





名前も顔も知らない犠牲者の方々に、私は無力で、唯、ご冥福を祈ることしかできない。

ジャニーズ圧力問題

2019年07月19日 02時01分32秒 | 時事問題

SMAPの元メンバーらをテレビに出演させないよう圧力をかけた場合は独占禁止法違反につながりうるとして、ジャニーズ事務所が公正取引委員会から注意を受けていたと報じられた。

この問題について加藤浩次氏が以下のような発言をしています。

『大手の事務所を独立したタレントは何年かTVに出れなくなるっていうのは、僕はTV見てるかたも気付いてはいると思う。
僕らもそういう仕事、こういう仕事をさせてもらって、そういうのは暗黙にあるっていうのは分かってる。
それは、じゃあ何十年前から決まってきた芸能界の歴史、TVの歴史の中で、当たり前のように扱ってるんですけど、「いまの時代で考えたらちょっともうおかしいんじゃないか」と思う部分も実際ある。
その部分っていうのは、これTVでもそうですし、事務所関係、この業界全体がこれから新しく変わってく、次に向かってくんだという、これ何かのきっかけになればいいなと僕は思っていますけどね。』



ジャニーズ事務所の経営方針についてはさておき、『マスコミの忖度?』については非常に残念でなりません。

「新しい地図のメンバー」と数多くの「ジャニーズ事務所所属タレント」とを天秤に掛けた結果だとは思うのですが…


  情けなさすぎる。


歌番組やらバライティー番組だとしても、そこに「マスコミとしてのプライド」は無いのだろうか?

一番組プロデューサーの問題なのか経営陣中枢のそれなのか?

一部の局だけでなく各局横並びで同じような対応のように思える。

番組を提供しているスポンサーサイドもそれでいいのか?
(私は、番組の色はスポンサーの意思の表れと捉えてます)


どちらにしても、多大な影響力を持ち、公共の電波を使っているマスコミとしての責任の大きさを自覚してほしい。

これじゃ政治も含めて世の中良くなるわけない。




私たちは、そんなマスコミを通してしか世の中を知ることができない。

怒りとともに恐怖さえ感じてしまうジジイなのです。

通院

2019年07月18日 07時55分04秒 | 日記
久々に電車を使って日本医科大付属病院に行きました。

受診後、いつものレストランで遅いブランチを。

開店とほぼ同時に入店すると、いつもの元気なおばさんが

『いらっしゃーい。今日の病院は終わったの?』と。

「はい!終わりました」

『今日は、大根おろしと昆布のパスタと、明太子とシメジのパスタですよ』

「じゃあ、大根おろしをください」


いつものようにサービスとは思えない充実したサラダが運ばれてきました。

その後、大根おろしパスタ。

大変美味しく頂きました。

大根おろしがパスタに合うことを知りました。うちで試してみよう。

日替わりランチは、新しい料理との出逢いがあって、楽しいですね。



ところで、お店にとってどこからが「常連さん」なのでしょう。

私は3ヶ月に1度しかこの店に伺いません。(通院のついでなので)

ママさんは、私のことを覚えてくれていて、病院帰りに寄ることも承知のようでした。


これって「常連?」

ママさんがどう思っていても、勝手常連でいいか。


でも、覚えていてもらえると嬉しいですね。やっぱり常連気分。

お返しに、リタイアされた「大ママさん」のその後を伺いました。

「元気ですよ~」とママさんの笑顔が返ってきました。


こんなやりとりが、決して近くない日本医科大付属病院に飽きずに通う理由になっているようです。

バス

2019年07月12日 13時13分43秒 | 日記
 昨日は、バイクの点検日でした。

 身支度を調え、点検手帳を携えて、いざ出発。

 ところが、エンジンが掛かりません。
 セルは回っているのですが点火してくれないのです。
 
 “どうしたんだよ!VT400、バッテリーはビンビンだぜ!!”

 清志郎さんの「雨上がりの夜空に」が頭の中に浮かびました。




結局、「点検」ではなく「修理」でロードサービスを呼ぶ羽目となりました。

11時に連絡して、13時過ぎに来てくれました。

ロードサービスの若者は、人当たりも良くとても良い感じの人だったので良かったです。



無事、ホンダドリームにお願いできて、2時間点検のはずが、数日バイクを預けることになりました。

ま、仕方無いか。ツーリングの最中じゃなくて良かったと思おう。


近くで遅い昼食を取って、バスで最寄りの駅まで戻りました。




その時事件は起こりました。




バスに乗り込み、真ん中より少し後ろの一人席に座って発車を待っていると、二つ前の座席のおじさん(私と同年代か少し上風)が、いきなり座席から床に倒れてしまったのです。

自分で席に戻ろうとするのですが、動けません。

驚いた私は、すぐに駆け寄り後ろから抱き起こし様子を伺いました。(すぐに起こして良いのか迷いましたが)

頭を強く打っている様子もなく、受け答えもしっかりしていたので、同じく駆け寄ってきてくれた運転手さんとそのまま座席に座らせました。

運転手さんは、「救急車呼びましょうか?」と何度も声をかけていましたが、本人は「大丈夫です」と答えていました。

終点の電車の駅まで行くとのことだったので、そこまで行ってまだ調子が悪かったら近くの病院にという判断で、そのままバスは発車しました。


バスは、予定時刻に少し遅れて、終点のターミナル駅に着きました。

そのおじさんは、何事もなかったように料金を払い、しっかりとした足取りでステップを降りて行きました。バスの運転手さんも一声掛けただけでした。



 あの時、救急車を呼ばない判断は、本当に正しかったのだろうか?



 私は救急車に2回乗ったことがあります。一度は付き添い、そしてもう一度は主役。

主役の時の私は、仕事場で急に気分が悪くなり、冷や汗が止まらず、めまいがして自分で動くと倒れそうでした。

周りの人が救急車を呼ぼうか?と声を掛けてくれた時、「お願いします」と承諾しました。

私には、ある友人がゴルフ場で急にうずくまり、車で病院に連れて行ったところ、そこで心停止を起こしたのを目の当たりにした経験があったのです。(その友人は無事生還し、今では人一倍元気です)



「大丈夫?」と周りの人に声を掛けられたとき、人は『迷惑を掛けられない』とか『自分は大丈夫』とかまず考えます。

そんな時、「救急車呼びましょうか?」と言われて、意識のある人が「はい」と答えるだろうか?

私が、素直にお願いできたのは、処置室で「先生!心停止です!」と叫ぶ看護婦さんの記憶があったからなのです。






何もなかったように駅の階段に向かって歩いて行ったあのおじさんの後ろ姿を見て、「無事帰宅して下さい」と思いました。






ところで、バスの中では駆け寄った私と運転手以外の乗客(10人くらいかな)は、何もアクションがありませんでした。(一人私の後ろからご婦人の声がしました)

一番近くにいたイヤホンで音楽を聴いていた若者! 君はどうしたんだ!

テレビドラマでは、みんな駆け寄ってくるじゃないか。


すぐ動いたポンコツのジジイに任せたのか?




帰りの電車の中で、少し複雑な面持ちの自分でした。

不在者投票

2019年07月09日 21時16分45秒 | 日記

昨日、ついに行ってきました、不在者投票。


いくつになっても、初めて体験することはワクワクしますね。


いつもの公民館とは違って市役所での投票でした。

会場は少しわかりづらく、選管らしき人に尋ねて入場しました。


少し驚いたことは、投票箱の数に対して立会人の多いこと。

平日の昼なので、役所からの動員がしやすかったのかもしれません。ご苦労様です。


誰(何処)に入れるかは決めていたので、スムーズに終えることができました。


<気になったこと>
①投票用紙が書きづらい
 2つ折りの用紙は、投票後に箱の中で広がる優れものであることはわかるのですが、すべすべして書きづらいと思うのは私だけでしょうか。(たいしたことないか)

②政党名が小さい
 記載台に貼ってある政党名が小さくて読めない(渡辺謙風に!)
なんでこんなに数が多いの?


 

私は、比例代表で政党名を書くことが今一しっくりこない。
だれが当選するのか解らないからかも。

 第一、比例代表で投票するほど政党の政策を熟知しているのか疑問。

解らないと私のように無責任に投票したりせず投票しない人も多いのでは。

その結果、投票率の低下を招いている…なんて思ったりする。



 百人いれば百通りの考え方があるのだから、自分の考え方が他の人と違うというのは当たり前だと思うのに、自分の政党を作る…。
仕方がないのかもしれないけど、もっと話し合えるとよいと思うのだが。



話し合いの中で他者の意見を尊重する姿勢が弱いことが、少数政党乱立の原因ではないのだろうかとさえ思う。

自分の正義は正しいものであっても、他者の考える(正しい)正義と一致しないことが多いだろうし、他者にとっては正義ではないこともあるだろう。


だとすれば自分の正義は社会の正義ではないかもしれない。


だから、自分の意見を持って伝え、相手の意見を聞く耳を持つ。そして時として自分の意見を訂正する勇気を持つのが政治家にとって大切なんだと思う。

それなのに選挙演説や議会の放送は、片や「文句垂蔵」で片や「馬耳東風」では話にならない。

なんか、海の向こうの悪口の言い合いを真似ているようで、滑稽にさえ思う。



それだめっしょ!(朝ドラ風)




それにしても政党ってこんなにあるのかと驚いた。候補者の内容を調べるのだって一苦労なのに、あんなに数が多くちゃとても調べ切らない。

あの少数政党に入れた票は死に票になっちゃうんじゃないの?(勉強不足でよくわからないが)




老眼の身には優しくない掲示物でした。

でも、このポンコツも投票しました。



皆さん、投票して文句を言おう「生活が苦しい」って。
(退職して初めて、生きるには金がかかると実感しました)


まずは、日曜日に仕事がある私の娘に言ってみます、

機嫌がいい時に。