退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

モスクワ市民

2022年03月12日 07時39分15秒 | ニュースより


あるニュースで、モスクワ特派員が 『モスクワ市民はいたって平穏な日常を過ごしています』 と伝えていました。


「なぜ?」とも思ったのですが、ふと「私たちとどこか違うのだろうか?」と思えてきました。


ロシアは、一発も銃弾を放っていない(と聞いています)ウクライナに、先制攻撃を仕掛けました。

これは、イラク戦争と同じではないか。

 

当時ブッシュ大統領は、テロリストに対する支援国で、生物・化学兵器等大量破壊兵器を保有するイラクに武力制裁するといっていました。

そして、イラクの一般市民をサッダーム・フセイン大統領の圧政から解放すると・・・。

 


生物・化学兵器等大量破壊兵器は発見されませんでした。

 


米兵らしき若者が、サッダーム・フセインを隠れ家で拘束する光景に衝撃を受けました。
かつては一国の長で、裁判前の容疑者であるサッダーム・フセインが、チンピラ犯罪者に対するような扱いを受けていました。
当時、バラエティー番組で「とったぞー!」と叫んでいるような報道に違和感を感じてしまいました。

 


私たちはロシア国民が、政権の情報統制とプーチンが署名した「ロシア軍の活動について意図的に誤った情報を拡散するなどした個人や団体に罰則を科す」という法律により、真実を知り得ない状況にあると思っています。


ロシア国民と私たち西側諸国の人々。

意外と同じような状況に置かれているのではないかと考えてしまいます。

 

私は、イラク独裁者の圧政も、他の国の民主主義とは名ばかりの独裁者(集団)の偏った政策にも反対です。

 


そして、ロシアの蛮行(戦争)は絶対反対です。

 

 


検察審査会

2022年03月08日 22時46分23秒 | ニュースより


 検察当局、9日にも34人を一転起訴 買収事件で広島県議ら
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a3cbbd7ffb97017a6456329aaa96c13b7606146

今回は、東京地検特捜部が現金を受け取った100名のうち検察審査会が35人を起訴相当としたようです。

国政選挙の時期に、候補者から配られた現金を、何の疑問も持たずに受け取る地方議員に対し、『不起訴処分』とした東京地検特捜部の判断がおかしかったと言わざるを得ません。


「時期」と「社会的立場」を考えたら、100人全員を起訴処分でも良いと思うのだが。


やはり、日本の検察は有罪になる者のみを起訴する・・・有罪無罪を司法に代わって判断する?
おかしなシステムになっているのでしょうか。


そこには冤罪を防ぐとか、起訴されることで無罪であっても受けるであろう社会的制裁の防止、裁判件数を抑えることによる裁判所の負担軽減など、意味のあることなのかもしれません。


しかし、裁判こそが罪の有無を決める唯一の場であるべきだし、法廷内のやりとりで浮かび上がる社会が知るべき隠された真実もあると思う。

ここにも、密室で事が進む日本社会のアルアルが見え隠れする気がします。

 


兎に角、政界に弱い司法の現状が、検察を慎重にすると共に、政界そのものの腐敗を助長している気がします。


松潤主演のドラマ『99.9刑事専門弁護士』を思い出してしまいました。


頑張れ司法! 


マスコミと司法が頑張らないと、民主主義社会でもプーさんみたいな独裁者が現れてしまいます。

 

 


本を読みました。

2022年03月06日 04時11分40秒 | 本を読みました


『 本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること 』という本を読みました。

テーマ『沖縄』の一冊です。


内容は
Ⅰ.沖縄から考える
Ⅱ.戦後史から考える
の二部構成になっています。


Ⅰ部の内容は、「ペリーは、浦賀に来る前に那覇に木造船で来ていた」や「鳩山首相退陣の前に比嘉鉄也市長が同じ事をした」など、知らなかったことのオンパレードで、読み応えがありました。

Ⅱ部の内容は、今まで読み漁った「日米安保条約」や「日米合同委員会」の事が中心でした。


一番印象に残ったのは、日本と同じような支配を受けていたフィリピンのルネ・サギデク上院議員の以下の言葉でした。

『いかなる国においても外国軍が存在するということは異常な状態である。・・・
私は、正しいときに正しい決定をすべきだということを知っている。
しかし、もし植民地主義になれきった人たちのように、価値ではなく、損得で判断するようになってしまうと、正しいことをするときというのは決して訪れることはないだろう』


900円の文庫版にしては、写真もふんだんに使われていて、読みやすいものでした。


沖縄を語るには、必読の一冊だと思いました。

 


スポーツ界のロシア排除とは

2022年03月05日 06時23分39秒 | ニュースより


様々な分野でロシア排除の風が吹き荒れています。


スポーツ界で「ロシア選手との対戦を拒否する」ということはどういうことなのでしょう。


国家=個人の図式は成り立つのでしょうか?


個人と国家は違う。でもその国家の指導者を選んでいるのは個人。

国家の責任は個人が負わされるのでしょうか?

 


ロシア選手の努力を賞賛することは、ロシアという国家を賞賛することなのだろうか?


オリンピックのドーピング問題が記憶に新しいので、ロシア選手に対する風当たりは強いです。

でも、ロシアスポーツ界の競技に対する姿勢と、競技者個人のそれとは違うかも知れない

 

 


武器を使用しての侵略に対し、素手で対抗するには「ロシアという名のつくものの拒否」は仕方がないことなのでしょう。

ロシア一般市民に、この異常な事態を通して国家が摂った方針が諸外国にどう写っているかを知ってもらう・・・唯一の手段なのかも知れません。(情報が統制されている国ではマスコミの影響力にも限界があるのでしょう)


そして、それが一般市民(選手)をも標的となってしまうことも仕方ないのでしょう。


「ロシアのウクライナ侵攻」という国家の影響が個人及ぶこの戦法が正しいのか私にはわかりません。

 

しかし、理不尽にも未来ある若者の血が流されているということも現実です。

 

 

ポーズや打算が形となったような停戦協議ではなく、兎に角戦争はやめてほしい。

 


ワクチン3回目接種

2022年03月04日 10時38分56秒 | 日常の一コマ

ワクチンの接種を受けました。

 

これが副反応なのですね。

 

熱がないのに、熱があるときのようなだるさと闘ってます。

 

ファイザー・ファイザー・モデルナでしたが、1・2回目は何もなく、副反応に対する世間の騒ぎがわかりませんでした。

唯々丈夫な身体を与えてくれた親に感謝でした。

 

ところが、今回は...。 耐えられないほどのものでもないですし、

私も人並みだったとちょっと安堵もしました。

 

しばらく静かにしています。