昨日図書館で起こったことを書かせてください。Information Commons(PCのあるコーナー、24時間OPEN)の2階が「Quiet Floor」であることを発見したのが半月くらい前でしょうか、それからはコンピュータを使って勉強したい場合は、そこへ行くようになりました。
そこは、「グループ学習禁止、携帯電話も切ってください」となっています。まあ、電話の電源は切らない人がほとんどですが、それでも電話がかかってくると、階段の踊り場まで行って話します。集中して勉強が出来る環境がやっと見つかった、と喜んでいました。
で、昨日たまたま相談デスクの近くで音韻論のレポートを作っていました(ちなみにこれが8つ目、今回はイタリア語の音節構造の分析)。その相談コーナーの担当者二人(学生アルバイトです)が話し出しました。すぐやめるかと思っていたら、どうやらただの雑談だったらしく、ずっと話は止まらないし、一人がだんだん興奮してきてヒソヒソ話とはいっても、非常にうるさいのです。
我慢ならず立ち上がり、彼らのデスク前まで行き、うるさい方に向かって「話をやめてください」と言いました(今回は日本語ではありません)。そうしたら、もう一人の人が、わざわざ私のパソコンづくへの方まで追ってきて、反論を始めたのです。
「ここはQuiet Floorで、ヒソヒソ話(Whisper)をすることは認められているんです、あなたのためにもっと小さい声にしてあげますが、本当にSilentな環境が欲しかったら、書庫に行ってください」と言うのです。パソコン使ってるの分かってるだろう、書庫にパソコンがあるか! そもそも、お前らサービスを与える側の人間だろう。お前らが勉強の邪魔してどうするんだよ!! とこちらへ来てはじめて本気で腹を立てました。で、「ちょっと待って、そもそも図書館ってのは、静かに勉強するところじゃないんですか」というと、「アメリカでは違うんです」だそうです。。
わかったこと
1)非を認めない人がいる:まあこれはどこでもそうでしょう。でも、ただの雑談を「うるさい」と言われたのに、しかも、賃金が発生している状況なのに、ルールをたてにとって自己弁護をする態度にはあきれました。
2)英語のQuietとSilentは違う:知りませんでした... Quietの具体的なニュアンスまで、実体験で教えていただきました。勉強になりました。
ムカムカしながら宿題を終え、一階の常勤図書館員に訴えに行きました。その人によれば「確かにWhisperは認められています。それにキーボードの音もするし、相談の声もするはずで、それは許容されています」ということでしたが、「でも、彼らは仕事の話をしていたわけではない。だから、Whisperとはいってもだんだんエキサイトしてくる。技術上の相談ならずっとは続かないし、そういう場合のWhisperはやかましいとは感じないと思う」と主張し、「その通りですね、仕事じゃない話まで認めているわけではありません。もう一度徹底するようにしましょう。」と受け容れてもらえました。
神経質にならずここの国の「標準」に合わせる態度も必要かと思って我慢していたのですが、考えを改めます。授業料や施設費用も決して安くありません。この国の常識がどうだろうと、認められている権利だろうと、図書館には集中できる環境を提供する義務があるように思います。こっちも仕事を辞めてわざわざやってきたのです。遊びや趣味でやっているつもりはありません。今後も妥協せず主張しようと思っています。
さて、話しと全く関係ありませんが、いつものとおり写真を一つ。前回に続き伊吹島の港です。買い物・仕事などさまざまな目的で島の外へ出る人は多く、たいていは港まで原付でやってきて連絡船に乗ります。島へ戻ると、二人乗り(ときには三人!)&ヘルメット無しで、急坂をエンジン全開で走り去ります。アメリカの図書館と違ってこのローカルルールには笑えました。
そこは、「グループ学習禁止、携帯電話も切ってください」となっています。まあ、電話の電源は切らない人がほとんどですが、それでも電話がかかってくると、階段の踊り場まで行って話します。集中して勉強が出来る環境がやっと見つかった、と喜んでいました。
で、昨日たまたま相談デスクの近くで音韻論のレポートを作っていました(ちなみにこれが8つ目、今回はイタリア語の音節構造の分析)。その相談コーナーの担当者二人(学生アルバイトです)が話し出しました。すぐやめるかと思っていたら、どうやらただの雑談だったらしく、ずっと話は止まらないし、一人がだんだん興奮してきてヒソヒソ話とはいっても、非常にうるさいのです。
我慢ならず立ち上がり、彼らのデスク前まで行き、うるさい方に向かって「話をやめてください」と言いました(今回は日本語ではありません)。そうしたら、もう一人の人が、わざわざ私のパソコンづくへの方まで追ってきて、反論を始めたのです。
「ここはQuiet Floorで、ヒソヒソ話(Whisper)をすることは認められているんです、あなたのためにもっと小さい声にしてあげますが、本当にSilentな環境が欲しかったら、書庫に行ってください」と言うのです。パソコン使ってるの分かってるだろう、書庫にパソコンがあるか! そもそも、お前らサービスを与える側の人間だろう。お前らが勉強の邪魔してどうするんだよ!! とこちらへ来てはじめて本気で腹を立てました。で、「ちょっと待って、そもそも図書館ってのは、静かに勉強するところじゃないんですか」というと、「アメリカでは違うんです」だそうです。。
わかったこと
1)非を認めない人がいる:まあこれはどこでもそうでしょう。でも、ただの雑談を「うるさい」と言われたのに、しかも、賃金が発生している状況なのに、ルールをたてにとって自己弁護をする態度にはあきれました。
2)英語のQuietとSilentは違う:知りませんでした... Quietの具体的なニュアンスまで、実体験で教えていただきました。勉強になりました。
ムカムカしながら宿題を終え、一階の常勤図書館員に訴えに行きました。その人によれば「確かにWhisperは認められています。それにキーボードの音もするし、相談の声もするはずで、それは許容されています」ということでしたが、「でも、彼らは仕事の話をしていたわけではない。だから、Whisperとはいってもだんだんエキサイトしてくる。技術上の相談ならずっとは続かないし、そういう場合のWhisperはやかましいとは感じないと思う」と主張し、「その通りですね、仕事じゃない話まで認めているわけではありません。もう一度徹底するようにしましょう。」と受け容れてもらえました。
神経質にならずここの国の「標準」に合わせる態度も必要かと思って我慢していたのですが、考えを改めます。授業料や施設費用も決して安くありません。この国の常識がどうだろうと、認められている権利だろうと、図書館には集中できる環境を提供する義務があるように思います。こっちも仕事を辞めてわざわざやってきたのです。遊びや趣味でやっているつもりはありません。今後も妥協せず主張しようと思っています。
さて、話しと全く関係ありませんが、いつものとおり写真を一つ。前回に続き伊吹島の港です。買い物・仕事などさまざまな目的で島の外へ出る人は多く、たいていは港まで原付でやってきて連絡船に乗ります。島へ戻ると、二人乗り(ときには三人!)&ヘルメット無しで、急坂をエンジン全開で走り去ります。アメリカの図書館と違ってこのローカルルールには笑えました。