時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

不養生の理由

2010年08月21日 | 
もう一週間ほど前の話。お味噌汁のダシのために使った煮干を捨てずに食べたところ、のどの軽い痛みに気づきました。どうやら骨が刺さったらしい。煮干の骨なんかが刺さるとは知りませんでした。

で、翌朝、咽が痛い。扁桃腺が腫れたかな、と思った次の瞬間、煮干の件を思い出しました。その後も抜ける様子はなく、それほど強い痛みがあるわけじゃないのですが、一晩なにものどを通らないためでしょう、起きぬけはけっこう痛む。

生活に困るほどではないので、放置しておいたのですが、四・五日経っても抜けない。そのうち何とかなるさ、とほおっておいていいのか、何か問題が起きるものなのか、とインターネットでちょっと調べてみると、まあ、大事に至ることはなさそうですが、「一ヶ月抜けなかった」なんてハナシもあって、「対処しなきゃーいかんかなあ」と思い始めました。

たいてい、耳鼻咽喉科に行きなさい、と書いてあります。とはいえ、「魚の骨が刺さって抜けない」という例、日本の医師なら処置の経験はいくらでもありそうだけど、アメリカ、それも魚をほとんど食わない(まして骨ごとなど!)中西部地域の医者にそんな経験があるのか、医者に見せてもどうにもならんのではないか、と考えて、どうも医者に行く決心がつきません。「のどにある異物を取り除く、という点で同じなんだから対処はできるはず」と、ニョーボは言うのですが。

とこう悩みだした矢先、どうも昨日の夕食中、たまたま、食事中に抜けたらしい。温かい豚汁を作ってくれたので、それと一緒にお腹に落ちていったか。もうほとんど痛みもなく、どうやら終結。やれやれ。

こんなふうに、慣れた日本にいるよりどうしても医者に行く行動を起こしにくくなりがち。もちろん、たんに面倒ってのもありますが、日本ならそれでもしぶしぶ行っているようなケースでも、つい「何をされるかわかんないし...」と逡巡してしまう。医療保険制度の整備が遅れているアメリカ(先の大統領選の争点でした)、保険に入れないのでかなりひどい状態でも医者にかからない、という人もいるそうですが、私はずーっとかなり充実した保険に入っている(フルタイムのTAやRAをしていると、大学が保険料を払って掛けてくれる)のに、いつもこの調子で、あまりその恩恵に与っていません。ここまで、深刻な病気や怪我が一度もない、ということでもあるのですが。

Karst Farm Park

2010年08月20日 | Bloomingtonにて
引越したとき、ベッドなど大きな荷物はマイヤーさん一家(と日本人の友人ご夫婦)に半日手伝っていただいて一気に運べたのですが、そのときパパのDanさんに、ここに引っ越したなら、すぐ近くにKarst Farm Parkという公園があって、その中のSplash Padが楽しいよ、という情報をもらいました。

Karst Farm Parkはまだ建設中で、犬を放せるDog Park、サッカー場12面、散歩コースがある林、9HのDisc Golfコース、など、かなり大規模。Bloomingtonというところは、公園や図書館といった、子供が楽しめる施設が本当に充実していますが、これは市民がそういうことに積極的だかららしい。ただしこれは市の施設ではなくて、Bloomingtonを中心としたMonroe County(モンロー郡)の運営。Splash Padの利用はタダです。

(↓ つづく)

Splash Pad

2010年08月20日 | Bloomingtonにて
写真がSplash Padの一部。プールではなく、円形のスペースに、水が落ちてきたり、吹きだしたり、飛び出したりする装置がさまざまに組み合わせてある。今年は暑いこともあって、行けば必ず何人もお子さんが来てます。となりに滑り台、ブランコなどの遊園施設があって、濡れて寒くなったらそこで身体を温めて、また水浴び。

今日は、写真奥の、溜まった水が一気に落ちてくるところでみんなで全身に水を浴び、すぐに走っていって滑り台(濡れている方がすべるから)、まだ戻ってきて水を浴び、ということを繰り返す男の子の集団がいました。移動はすべてダッシュ。うちの娘も日に日にパワーアップしていますが、男の子のパワーはその比ではないようでいつも圧倒されます。

(↓ つづく)

枝豆!

2010年08月20日 | Bloomingtonにて
Bloomingtonはここ2年、涼しい夏が続いたのですが、今年は3年ぶりに暑い夏になりました。ただ、過去の記事を見ると、3年前は100℃に達した日もあった記録的な猛暑で、それに比べると大したことはありません。ただし今年は、ここまで州の北側に前線が停滞しがちで、南からの空気が入り込んでかなり蒸し暑い。連日35℃以上で、夜もそれほど気温が下がらないので、日本の夏と変わりません。アメリカ人は閉口してること間違いなし。「Heat Advisory(高温注意報?)」が連日発表になり、外へ出ている人も少なめ。まあ、これで「温暖化はでっち上げ」と言いたい人が少し静かになるかも。

公園はたしかに近くて、今日も自転車で。ある方に、これまたタダでいただいた自転車(ありがとうございます)の後部にがっちりとした座席を備え付けた(そっちは買った)ので、そこに娘を乗せて。公園に至る道は、大豆畑(~トウモロコシ畑)。写真左には馬小屋も見える。写真の奥、林の前までずーーーっと大豆。これだけあるなら少し枝豆に... Danさんに話したところ、そんな食べ方は聞いたこともないそうですが、実際には、アメリカ人(?)らしき人が枝豆っぽいものを食べているのを何度か見かけたことがあります。

(おしまい)

移動図書館

2010年08月18日 | Bloomingtonにて
Bloomington市を中心としたMonroe Countyの公立図書館はとても充実していますが、移動図書館も巡回させてくれていて、うちのアパート、それもすぐ近く、ウチがあるPersimmon Tree Circleに来ます。来るのは週一回、水曜日の午後7:15~8:00。写真の車に書かれてあるとおり、Book Mobileと呼ぶようです。

子供用の本、DVDが充実。半分近くのスペースを割いて積んでくれているので、娘のための本を探すには重宝。もちろん、Websiteで予約をしておけばこれで届けてくれるし、借りておいた本を返すこともできる。ウチからたったの30mほど。毎週水曜日は夕食後、この移動図書館に行くのが習慣化しました。

(↓ つづく)

ランニングコース

2010年08月18日 | Bloomingtonにて
この小学校の校庭には、学校の終業後なら自由に入って遊んでいい。遊具が充実しているので、娘は毎日来て遊びます。その脇には写真のようなグラウンドが。整備状態はそれほどよくないのですが、周囲にあるトラック(300mくらい?)はアスファルトなので、(硬いけど)走りやすい。引っ越してからはほとんど毎日ここを走ってます。今日は雲一つないいい天気でした。これで7:45くらい。まだまだ明るい。

ということで便利なのですが、大学にも行かなくなったし、ほとんど家の中と周辺せいぜい500m程度で毎日の生活が完結するようになってしまいました。本当に生活パターンを一変させる引越しになりました。

(おしまい)

Persimmon Tree Circle

2010年08月17日 | Bloomingtonにて
Bloomington市内で引っ越して3週間。片付けもすっかり終わり、生活も落ち着きました。今週から小学校~高校もスタート(新しい学年)。先週まで日本のような蒸し暑さでしたが、やっと涼しくなりました。日差しは強いけれど、湿度が低くて快適(カリフォルニアほどではない)。

写真はうちの前に立っている、けっこう立派なナラの木。写真奥が北、右に見えるのが我が家の入っている棟。ここの住所は(South) Persimmon Tree Circleというのですが、柿の木は見当たらない。Willow Tree Placeという道もこのアパート構内にあって、そっちにはたしかに柳があるので、よく見るとどこかに柿の木もあるのかも。

(↓ つづく)

木の下に集う

2010年08月17日 | Bloomingtonにて
この木陰がとても涼しいので、ここ3日ほど、写真のとおり、木の下に椅子を持ってきて仕事(読書)をしてます。朝の出勤時をのぞいて、このアパート内の道路は交通量がとても少ないので、静か。今日の午前中は風がやや強めでちょっと寒いほどでした。この椅子は両方とも、日本に帰るご家族がくださったもの。「よかったらもらって」といわれた当初は要らないかもなあ、と思いましたが、ここに引っ越して使う頻度がうんと高くなりました。

木の周囲の地面にはこのナラの木のドングリがいっぱい。まだ緑色だけど、娘は拾いあつめて遊ぶ。秋になるとうんといっぱい落ちるでしょう。しばらくすると娘とニョーボも出てきて一遊び、お隣の中国人家庭のお母さんと下の男の子(3歳)、さらに向かいの中国人家庭の奥さんも出てきて立ち話。プランターで作っているミニトマトをいただきました。

(↓ つづく)

昼食

2010年08月17日 | Bloomingtonにて
そのトマト、昼食にさっそくいただきました。冷たいスパゲティ。ソースに使ったバジルも引っ越すご家庭からプランターごといただいたもの。パン、チーズ、牛乳はインディアナ州のプログラムでもらえる補助券で無料で買ったもの。お茶と牛乳が入ったグラスももらいものでした。みなさん、あれこれお世話になってます。こうやって工夫していけば、低収入の学生でもまあ、なんとか暮らせます。

(おしまい)