山遊塾With You

ハイキングやウォーキングの紀行、感想など。
気の向くままに歩いています。

私の田舎の小学校の遠足は黒崎山と言う100mにも満たない山でした。

2019年03月31日 | 日記
 その登山口にある石の鳥居です。子供の頃にはこの鳥居の下まで有明海の水が来ていました。しかしその後有明海の干拓が進み、今はその海さえ見ることが出来なくなってしまいました。
 この鳥居を潜り抜け167段の急階段を登り詰めた所に神社があります。ここから鳥居の下に打ち寄せる波を見下ろすことができました。因みにこの山の麓を昔から岬と呼んでいます。海が無くなった今も呼び名は岬です。


 山頂は大きな古墳のてっぺんにあります。今はもう大きな木が生い茂り周囲の展望は利きません。


 この山は相当古くから信仰の対象になっていたようで、巨木の根本などに判読もままならない石仏が何体も置かれています。


 山を一周するような感じで古い石畳の道を下ってきました。道の脇には道しるべのように沢山の石像が置いてありました。