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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

オジサンの大半はサービス業に不向き?

2008-08-20 | Weblog
ある日、ハロワで。

いかにも定年後、嘱託として雇われた感じの60代と思しきオジサン。
私の番号を読み上げたのですぐにそのブースに近づいていったにもかかわらず、オジサンはその場で周りを確認するだけの時間を取らず、(私をいないものとして)ただちに次の番号を押してしまった。

当然の結果として、私の後に次の人もやってきてブースに2人がたまることに。
困ったオジサンは別の担当者に次の人を振ろうとするがうまくいかず。
2人ほど待たせてからようやっと次の人を別ブースに割り振ったようだ。
確認するときはゆっくりと、せめて(信号同様)左右を見てからにして欲しい。

私の相談したいのは3件だったのに、ブースのパソコンが隣りの相談員と共用だったため奥へ印刷しに入ったオジサン、いくら待っても出てこない。
いい加減待ちくたびれた頃、お願いした件数をはるかに超え、私の持っていった資料を全部印刷して現れた。

誰もそんなこと頼んじゃいない。
私がそれを望んでいるか確認してくれなかったので紙とインクと印刷時間が全くムダに。
それよりも早く相談タイムに入って欲しい。

ところが今度は要領がよくわからないのかモタモタ。
受話器を持って先方へ電話してくれようとするのだが、尋ねるポイントがわからないらしく、私が「ここは○○を尋ねてください」「こちらは××を」と指示する有様。

1件についてはいかにも気乗りしない風でそのマイナス面を語り、私の応募する気をそいでしまった。
残り2件はあいにく不在、すると「どうします?」って…。
アホらしくなって「自分で電話します」と資料だけ貰って帰ってきた。

(ウッカリしてそれらの事業所への紹介状を貰っておかなかったために、後日二度手間でハロワへ行く羽目に。その場で先方に連絡が取れなかったからって、ちょっとは気をきかせておくれよ、オジサン。訪ハロの大きな目的はソレなんだから。)

人は良さそうだが極めて無能な人を(多分現役時代は著名企業の人事部などに勤めており、その毛並みの良さで雇われたのだろうが)窓口に配備しないで欲しい。

今まで色んな機関で色んな相談員(の肩書きの人)に当たったが、大体こういう場面では女性の方が的確に仕事をこなし、相談業務その他でもはるかに有能だ。
年配のオジサンには(目の敵にしているわけでは決してないが)当たらない方が良さそうと見た。

オジサンは何となく仕事をしているように見え、真剣度が足りない。
自分のいた大手企業の感覚で物事を見、今の社会情勢がよくわかってないことが多い。
頼んでもいないことをしてくれるが、悲しいかな全て的はずれ。
(一方、オジサンの経歴を尋ねたりすると大喜びで゛自分゛を語ってくれる。)

日頃はオジサンの味方の私だが、世間で見る一般オジサンにはどうしても激辛になってしまうのだった……。