CCの知人に聞いた話だ。
知人が人材紹介会社で働き始めて間もない頃…。
53歳で総務職を目指す男性の就活に付き合うことになった。
その男性は何と7カ月で128社に応募、次々と不採用通知を貰っても決してめげず、いつもニコニコしながら知人に「またダメでした。今度の敗因は〇〇だったのかな」などと分析しながら、応募した会社とその経緯を一覧表にしていたという。
人当たりも良かったので営業職でもいけそうに思えたが、決して総務職を諦めない。
その結果、男性は見事第一希望の総務職での再就職を果たした。
今ではベテランになった知人だが、就活がうまくいかず落ち込む人には今もその男性のことを語って勇気づけるそうだ。
(どんなに断られても落ち込まず、ニコニコして自己分析できるのは一つの大きな才能だ!)
知人自身にも大学入試に失敗、浪人したものの年子の兄弟にも先を越され、焦りと苛立ちと絶望が最高潮に達した時があったという。
その年の受験結果がわかった時、高校時代の担任の先生が「お前、まだ2次試験が受けられるぞ。(可能なら)2次試験の受けられる(東京の)大学へ行かしてもらえ!」と断言されたとか。
実は1次試験よりも2次試験の方が(募集人数は少ないのに国公立がダメだった受験生がドッと集まるので)難しいのだが、知人は見事2次試験をクリアして東京の大学へ進学、誰も自分を知る人のない地で一人暮らしを経てすっかり自信を回復し、その後順調に就職も決めることが出来た。
人間、煮詰まると周りが見えなくなる。
もちろん、自分のことも。
そんなとき、視点を変えることはとても大事だ。
知人の高校時代の恩師がそこまで見越して助言されたのかどうか知る由もないが、多分、見越しておられたと思う。
こういうアドバイスがさらりとできるようになったら本当にすごい。
知人が人材紹介会社で働き始めて間もない頃…。
53歳で総務職を目指す男性の就活に付き合うことになった。
その男性は何と7カ月で128社に応募、次々と不採用通知を貰っても決してめげず、いつもニコニコしながら知人に「またダメでした。今度の敗因は〇〇だったのかな」などと分析しながら、応募した会社とその経緯を一覧表にしていたという。
人当たりも良かったので営業職でもいけそうに思えたが、決して総務職を諦めない。
その結果、男性は見事第一希望の総務職での再就職を果たした。
今ではベテランになった知人だが、就活がうまくいかず落ち込む人には今もその男性のことを語って勇気づけるそうだ。
(どんなに断られても落ち込まず、ニコニコして自己分析できるのは一つの大きな才能だ!)
知人自身にも大学入試に失敗、浪人したものの年子の兄弟にも先を越され、焦りと苛立ちと絶望が最高潮に達した時があったという。
その年の受験結果がわかった時、高校時代の担任の先生が「お前、まだ2次試験が受けられるぞ。(可能なら)2次試験の受けられる(東京の)大学へ行かしてもらえ!」と断言されたとか。
実は1次試験よりも2次試験の方が(募集人数は少ないのに国公立がダメだった受験生がドッと集まるので)難しいのだが、知人は見事2次試験をクリアして東京の大学へ進学、誰も自分を知る人のない地で一人暮らしを経てすっかり自信を回復し、その後順調に就職も決めることが出来た。
人間、煮詰まると周りが見えなくなる。
もちろん、自分のことも。
そんなとき、視点を変えることはとても大事だ。
知人の高校時代の恩師がそこまで見越して助言されたのかどうか知る由もないが、多分、見越しておられたと思う。
こういうアドバイスがさらりとできるようになったら本当にすごい。