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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

女の子たち

2009-12-05 | キャリアの周辺
「女子大生は女子大生であること自体がブランドである」と言っているのは私である。
日々、彼女たちと接していてそんな言葉が自然に浮かぶ。

先日コミュニケーションの授業で、ディスカッションの一環としてグループ毎にフリートークをしてもらった。
もちろん大枠のテーマはあり、メンバーは目的に沿って順に話題を出し、出した本人はそのセッション中は議長を務めて話がはずむよう、脱線しないよう、皆が発言できるよう、時間管理にも心配りせねばならない責を負う。

1テーマ10分は議論に慣れていない彼女たちには結構長く、かなり時間を持て余したようだ。
女の子好みのゆるーいテーマが多かったが、まあ1年生がほとんどなので仕方のない面もあり、その辺は大目に見ることにした。

聞くともなく学生たちの話すのを聞いていると…。
なかなか面白くて思わず笑いそうになり、下を向いて必死にこらえたほど。

「もしも億万長者になったら何をしたいか?」というテーマを出したグループは、しばらく話すとネタが尽きたらしい。
余った時間を、よりによって「もしも貧乏だったらどうするか?」というテーマに切り替えて話していた。
かわいそうに、億万長者の暮らしぶりは想像もつかなかったに違いない(^^)。

「もしも願った物が現実に作れるとしたら何が欲しいか?」グループは、「どこでもドアが欲しい」「いや、それなら私はドラえもんが欲しいわ!」(←誰もが思う本音だろう)と盛り上がっていた。

意外なことに、「もしも半年の命だったら(どうする)?」や「明日で地球が滅亡するなら?」というテーマ出しをしたグループが異様な盛り上がりを見せた。
皆死を目前にしたら、しておきたいことが一杯あるらしい。

「異性にモテるにはどうすればいいか?」「緊張しない方法は?」「一番いいお金の使い方は?」「稼げるバイトは何か?」「身長を伸ばすには?」「草食系と肉食系どちらがいいか?」「かけひきのうまい女になる法は?」などのテーマも。

「生まれ変われるなら男か女か?」という古典的なテーマもなかなか話が弾んだようだ。
この議論、もしかしたら学生以上に楽しんだのは私だったかもしれない。