珍しく気が向いて、うず高く積んだままになっていた新聞や雑誌の類を捨てにかかった。
とはいっても折角のコレクション、捨てる前に欲しい記事をより分けるのも趣味。
そんなこんなで目に留まった記事の中に、一人の高齢女性の記事があった。
68歳で長年の夢だった定時制高校へやっと入学、4年かかって卒業後、今度は大学へ通って国語の教職を採り、72歳で母校の非常勤講師になったという。
現在は74歳で3年目とのこと。
気の長くなるような努力に頭が下がるが、案外、若い頃に経済的な事情等でどうしても進学できず、ひと通り生活が落ち着いたところでこのようなチャレンジをする人は男女を問わず結構多い。
毎年似たような記事にお目にかかるからだ。
それにしても、とかなり打算的になってしまった私は思う。
今もいろいろやってみたいことはあるが、その目的を達成したとして、何年その仕事に従事できるのか、そもそも投資が回収できるのか?といったことがひどく気になって、やるかやらないかを決めたりする、純粋とは言い難い私がいる。
多分、私の考えはすごく常識的なところだとは思うものの、もっと無心に「どうしてもこの仕事に就きたい!」とはどうしても思えないのだ。
「正社員がダメならボランティアとしてでもいいから、自分の能力を活かしたい」と思ったことがあるかというと、それも皆無――。
この辺が、私を小さな人間としてとどめている理由かなぁとも思ったり。
生活もあるからなかなか難しい。
とはいっても折角のコレクション、捨てる前に欲しい記事をより分けるのも趣味。
そんなこんなで目に留まった記事の中に、一人の高齢女性の記事があった。
68歳で長年の夢だった定時制高校へやっと入学、4年かかって卒業後、今度は大学へ通って国語の教職を採り、72歳で母校の非常勤講師になったという。
現在は74歳で3年目とのこと。
気の長くなるような努力に頭が下がるが、案外、若い頃に経済的な事情等でどうしても進学できず、ひと通り生活が落ち着いたところでこのようなチャレンジをする人は男女を問わず結構多い。
毎年似たような記事にお目にかかるからだ。
それにしても、とかなり打算的になってしまった私は思う。
今もいろいろやってみたいことはあるが、その目的を達成したとして、何年その仕事に従事できるのか、そもそも投資が回収できるのか?といったことがひどく気になって、やるかやらないかを決めたりする、純粋とは言い難い私がいる。
多分、私の考えはすごく常識的なところだとは思うものの、もっと無心に「どうしてもこの仕事に就きたい!」とはどうしても思えないのだ。
「正社員がダメならボランティアとしてでもいいから、自分の能力を活かしたい」と思ったことがあるかというと、それも皆無――。
この辺が、私を小さな人間としてとどめている理由かなぁとも思ったり。
生活もあるからなかなか難しい。