ぐるっとパス 2016/10/14~12/13 2ヶ月
きらめくベルベットの布地に豪華な毛皮で襟飾りが施されたコート、最高の職人の手で刺されたビーズ刺繍のケープ、チュール地をふんだんに用いてボリュームたっぷりに仕上げられたイブニングドレス、銀糸で複雑に織り込まれた薔薇モティーフが華やかなパンプス・・・。
国内屈指のモードコレクションを収蔵する島根県立石見美術館の麗しいモード作品の数々を、この秋、東京で一堂に紹介いたします。
20世紀は、ファッションがめまぐるしく変化した時代でした。
社会のありようがモードを変革し、また逆に衣服の形が女性のライフスタイルに直接働きかける場合もありました。
そうした動向は同時代のインテリアにもみることが出来ます。
本展は、ベルエポック、ジャズエイジ、世界恐慌と大戦を経てミッドセンチュリーを過ぎるまでの20世紀ファッションの流れを、同時代の主要なインテリアと共に概観する試みです。
暮らしを総合芸術の舞台と捉え、人々の生活に欠かすことの出来ない造形である、衣服と住居、その移ろいをご覧ください。
10/21 行きました。
島根県立石見美術館の、モードコレクションの展示。
パナソニック 汐留ミュージアム、会場入口の看板。
さっそく入ってみましょう。
西欧の女性たちが、コルセットから開放される頃からのファッションが展示されています。
実物の衣裳、デザイン画、モード関連の本など 多彩です。
体に沿ったきれいなラインのディナードレスもあれば、軽快なスポーツウエアなど、色もテキスタイルもオシャレです。
こちらのコーナーは、撮影OKでした。
レトロ
モダン
めも:2016/10/21 940SH AS で撮影
興味深かったのは、背景に描かれている室内の様子です。
ベルエポックから近代まで、家具や装飾が衣裳と合わせて展示されて、時代の雰囲気を感じることができます。
近代のオフィスの写真では、シンプルで無機質、超クールなインテリアの写真もあります。
撮影できない展示にも、ステキなものがたくさんありました。
中でも、
森英恵《ジャンプ・スーツ、カフタン》は、とってもエレガントで魅了されてしまいました。着こなせるものなら着てみたい。(^o^ゞ;
この作品で、日本のファッションが世界で愛されるようになったんですね。
先日は、古代からの化粧の展示を見、日本の化粧の歴史の本なども読んでいます。
ここに展示されたモード画と 日本の浮世絵の美人画、違いが面白いです。
⇒
Myブログ:化粧‐貴人の嗜み、庶民の喜び‐展へ
オシャレを楽しむ世界中の女性たちが、自由で平和で健やかでありますように!
関連の本を探しました。
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島根県立石見美術館コレクション モードとインテリアの20世紀展 ポワレからシャネル、サンローランまで
単行本(ソフトカバー) – 2016/11/24 パナソニック汐留ミュージアム (監修)