世界から43体が集結! 最新科学によって明らかになったミイラの実像、ミイラの文化的・学術的な価値、そして人類がもつ多様な死生観と身体観を紹介します。
12/24 期間限定の招待券をいただき、行きました。
ミイラって気持ち悪いかも とおっかなびっくりでかけたら、なんと予想以上の面白さ! 映像の解説をじっくり見て約2時間半。
古代の人が身近な死者に寄せる思いなどを感じることができました。
国立科学博物館の入口
チケット売り場は、20~30人の行列。
けっこう人気なんですね!
壁面の大きなパネル。
めも:2019/12/24 SW001SH で撮影
第一会場に入ります。(会場は撮影禁止)
ポイントをみのがさないように、今回は音声ガイドを聞くことにします。
作品を絞ったわかりやすい解説。 クイズもあります。 (*^_^*)♪
更に、篠田博士、坂上博士の解説もあって、いい音声ガイドでした。
映像の解説が多く、音声ガイドと合わせて見ていくと、すごくわかりやすい。
第1章 南北アメリカのミイラ
ファルドのミイラを包んだ布には、死者の顔が刺繍されていて、作った人の思いが伝わる気がします。
一方、インカ帝国の皇帝はミイラになってからも、人民の前に出て権力を保持していたらしい。
ところで、ぐるぐる巻きにされたミイラ。 中はどんなかしら?
「CTスキャン」でミイラの中の様子が観察され、それが展示されています。
ミイラの姿勢・骨格から年齢・性別、怪我や病気までわかっちゃう。
第2章 古代エジプトのミイラ
ミイラといえば、「エジプト」 だけあって展示内容が充実しています。
エジプトでは、1億5千万人もの人がミイラになったとか。
そしてミイラ職人が調合した香料で、ミイラはいい香りなんですって~~。
マスクや棺、死者の書など、多くの品が展示され、時代による変化もわかります。
かわいがったペットなど動物のミイラも展示されていました。
第3章 ヨーロッパのミイラ
湿地で自然にミイラになったケース。
沼の成分で、死体が骨だけ残る場合、骨はなくなるが皮だけ残る場合があるとしり、ビックリ。
皮って すごいんですね。 そんな奇妙なミイラが展示されていたいました。
(ウェーリンゲメン:ポスターの二人 など)
第4章 オセアニアと東アジアのミイラ
ミイラではないけれど 頭蓋骨に彩色して大切に保存する民族もいます。
アートな模様の顔が並びます。
日本のミイラは、仏様。 でもちょっとひいてしまいます。
自らを研究対象にしてミイラになった本草学者。国立科学博物館の博士が、尊敬の念を込めた解説を書かれていましたが・・・。
気味の悪いミイラは、遠くから眺める程度。 o(*'o'*)o
とはいえ新しい研究結果はすごく興味があって、会場を行きつ戻りつじっくり見ました。
今回は美術展じゃないので 「1つお持ち帰りできたら!」の品を選ぶのは無し。(*^_^*)♪
第一会場を出ると撮影スポット。
めも:2019/12/24 SW001SH で撮影
第二会場には、国立科学博物館で過去に展示されたミイラが集結。
これはちょっと気持ち悪い~。
アイスマン「エッツィ」が新しい展示方法で飾られています。
タッチして、いろんなことを調べることもでき、これからが楽しみな方法です。
次は、グッズ売り場。
「チャチャポヤのミイラ包み」が可愛いキャラになっています。
Tシャツやトートバッグも 欲しい。
買ったのはこれ。
「チャチャポヤス レプリカ・ストラップ」
ペルー北部のチャチャポヤス。断崖に張り付くカラヒアの棺
チャチャポヤス文化の中の、1000~1300年頃に作られたと言われています
めも:2019/12/24 PowerShot SX730 HS で撮影
次に行ったのは、こちら。 企画展「絵本でめぐる生命の旅」
私たちヒトへと続く「生命の進化」の主なできごとについて、絵本を活用することでわかりやすく解説します。新しい科博の楽しみ方を提案する企画展です。
開催期間: 12月17日(火)~2020年3月1日(日)
「絵本でめぐる生命の旅」
「絵本コーナー」
国立科学博物館を出るときの定番写真。「シロナガスクジラ」
外へ出ると、噴水が爽やかな気分に!
チューリップとパンジーが春を先取り (早すぎね!)
めも:2019/12/24 SW001SH で撮影
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帰宅後、調べたことなど。
★ 監修者が解説、特別展ミイラはここがすごい
★ 監修者が解説、特別展ミイラはここがすごい | ナショジオ トピックス
チャチャポヤス について
参考
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カラヒア - Wikipedia カラヒアの柩
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「チャチャポヤス文明」展、500年前のミイラ20体を展示 - ペルー 2007年1月18日
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ペルーのチャチャポヤス地方で発見された少女のミイラ。:世界と日本の超常現象 写真特集
国立科学博物館(東京・台東区)で3月10日から始まる「インカ帝国展」で一般公開される(東京都台東区の国立科学博物館)(2012年03月09日) 【時事通信社】
「アイスマン」「エッツィ」について
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凍結ミイラ「アイスマン」壮絶な最期の旅路を解明 | ナショナルジオ
・
アイスマンをめぐる5つの意外な事実 2013.10.21
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永遠の命を科学する/《特別展 ミイラ》柿の種は 賢者の石だったのか!?@国立科学博物館 2019/11/02
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★ これまでのまとめ
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Myブログ:2013/1/22 「ミイラや古代文明展のまとめ」
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Myブログ:ミイラ