京浜急行線の津久井浜駅を降りてすぐ、海側にあります。
向かって右側は庚申塔群ですが、左側にある2体のお地蔵さまは「岩船地蔵」( いわふねじぞう )といいまして、水難除けと航海安全を祈るものであるそうです。
海の方向を向いて立っていらっしゃいます。
こちらのお地蔵さまがそうです(*^-^*)
貝の首飾りをたくさん掛けているのは、無事に航海から帰ることができたお礼参りに奉納する習わしがあるからです。
実は、この写真にある首飾りの一部に 私が5年前( 2017年)に初めて小笠原に長旅したときのお礼に掛けた「貝の首飾り」があるのですよー(#^.^#) てへへ・・・
( 首飾りに使った貝殻は三浦海岸の端っこの磯で拾ったものです )
お地蔵さまは 船の上に鎮座していらっしゃいます!
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そして ここから下は、私が1990年代後半か2000年代か(?)に撮った 同じ場所です
この頃、左側の立ち姿の方の「岩船地蔵」さまの首が 時どき外れて地面に置いてあることがありました。
昔は・・・、といっても建立当時の頃以降しばらくの間だと思われますが( 享保五年(1720)に建立、宝暦四年(1754)に再建された。)、海に出るときにこのお地蔵様の「頭」( 首 )を持っていったらしいのです。
それで、無事に帰ることができると 首をお返しするとともに貝を供えた ということです。
最初に目撃した時は意味を知らず、「ヒドイことする人がいるものだ」とびっくりしました。現在はセメントで胴体としっかりつないであります(^o^;)
「青面金剛」などの、往時の姿です
上の2枚の写真を合わせると、以前は このような配置でした
「ヒガンバナ」が咲いていて、この記事を書いている今の時期と同じ頃であることが「縁」を感じさせます(*^-^*)
岩船のお地蔵様、これからも海の安全をどうかよろしくお願い申し奉りマス
☆ 新たな写真が見つかりましたので、追加UPします ☆
やはり1990年代後半だと思います(#^.^#)