お良しなさい日記♪

三浦半島からこんにちは!

岩手の伝統行事 チャグチャグ馬コ を見に行ってきました 2016年 < いよいよチャグ馬 見物編 >

2016年06月29日 07時10分14秒 | おでかけ旅がらす

 おはようございます 盛岡二日目です。

6月11日、毎年6月第2土曜日、チャグチャグ馬コの日がやってまいりました。盛岡は、朝からいいお天気 自転車屋さんのご主人も、ホテルの人も、街ゆく人も、みーんな 「チャグチャグ馬コの日は、晴れの特異日だからねぇ」と、口をそろえて言うほど、必ず晴れるみたいです すっばらしー 岩手山も、くっきりはっきり、その雄大なお姿をばぁーんと見せてくれています。

よく目にする、岩手山を背景に、滝沢あたりの農村部を歩く馬コ一行。お良しは、今回は、盛岡市内だけで見ることにしました。

9:30に、滝沢市にある 鬼越蒼前(おにこしそうぜん)神社を出発するのを見たい人は、早朝6:40盛岡駅前出発の、無料シャトルバスが、随時11便運行されますから、それに乗っていけば良し  でも、混んでるんだろうなぁ・・・と思って、お良しは、今年はあきらめました。

チャグチャグ馬コの由来

チャグチャグ馬コの由来を書いた紙を、駅でもらったのですが、細かくたくさん書いてあるので、盛岡市の観光HPを読んでくださいますかー?

 

自分でここと決めた、チャグチャグ馬コを見物する地点へ行く前に、前日たどり着けなかった、15年前に、自転車ツーリングツアーに参加させていただいて、楽しい思いをさせてくださった、佐々宋輪店を訪ねて、歩きで お店を目指しました。前日、レンタサイクルを借りた自転車屋さんのご主人が、「去年1年、お店の建て替えでお休みしてて、今年新しい建物になって、前からの所でやってるよ。50万も60万もする自転車 売ってるよ~ 」 と、おっしゃっていたので、東京駅で買ったお土産、銀座のチーズケーキをたずさえて行ってみる。

あった あった なぁーんだ、外に自転車並べていないから、昨日は気がつかなかったんだー 中へ入ると、これまた別世界 高級自転車の王国って感じ

入ってすぐの所でご主人が、ロードレーサーの整備中だったので、「9年前の、台風のさんさ踊りの時、来てお会いしたのですが、15年前に、お世話になった者です。」と、ご挨拶。思い出してくださって、明るくお話してくださる。イケメンなご主人なんですよ 15年前に初めてお会いした時も、私の顔を見て、「有酸素運動をしている人は若い」と言ってくださいましたっけ

自転車好きのお良しにとっては、ワンダーランドのような広ーいサイクルショップ。ひととおり見て回って、来店記念に、今使っているのがボロボロになりかけているので、グローブを3000円ちょっとで買っちゃいましたシマノので、ピタッとくる、ばっちりな装着感です 更に、手のひらの滑り止めの材質や縫製の工夫も、ハンドルへの確かなグリップ感も期待できそうです!

佐々宋輪店さんに別れを告げ、お良しは、横須賀でいうところの、横須賀中央大通りみたいな、「大通り」という商店街に移動。

一行がくるまで、いつも行く、ドトールコーヒー 盛岡大通り二丁目店へ入り、大好きなお味の、アイスティーを飲みながら待機。そして、隣のコンビニで暑さ避けに梅干しのおにぎりを買い、

出てくると、郵便ポストの前にお子さん二人を連れた若いご家族が、シートを敷いて座っていたので、「あのぉ・・・こんにちは、旅の者ですが、(ここまで言ったら、すかさずハハハと笑ってくれた) ここは、パレード通るところですか?」と、声をかけたら、お人柄が良さそうなご主人が「はい、来ますよ、馬もみんな」とのこと。よっしゃーわたしも、ここで見ようっと と決め、大きそうな紙のチラシをお尻の下に敷いて、どっこいしょっと座る。よしよし。

さっき買った梅干しのおにぎりと、昨日、盛岡バスセンターの藤原売店で購入しておいた「栃密焼き あんクルミ味」をパクパク。わぁーーー!おいっしー クルミのつぶつぶがなんて香ばしいんでしょう。はちみつが入った今川焼ってところです。

11:50、予定よりちょっと遅れて、パレード一行がやってきました 先頭は、なぁーんと、この時期、盛岡さんさ踊りの皆さんが、太鼓を打ち鳴らし、その伝統の姿を見せてくださるではないですか!伝統さんさ踊りの 山岸さんさの皆さんではあーりませんか!うれっしーさんさ踊りのみなさんが見られるのは、ここのポイントだけなんです。だからお良しは、ちゃーんとチェックしておいたのです さすが、お祭り命

次は、チャグチャグ馬コの歌にのせて、踊りの皆さん。この歌がなんとも郷愁が感じられて、いい歌でした。

それにしても、あのドトールコーヒー店の2階から見ている人たち、反則技だなぁ・・・お祭りは上から見ちゃいけないって、高いところから神様を見下げちゃいけないって、高校のとき行った、香川県の金比羅さんのお祭りの晩に、地元の人に言われ、生徒全員座ってみたんだよー。ドトール2階、ぶー

さて、いよいよ 地元の人が愛情込めて呼んでいた、「お馬さん」 が来ます。警察官の人たちが、沿道の観客に向かってなんども、「馬が驚くようなことはしないように、フラッシュ撮影は禁止です。車道に足を出さないでください。」 ここからが良い。 「びっくりして暴れたら、逃げれるように、すぐ立ち上がれるようにしておいてください。」だーって。なんだか、キンチョーする観光だな。

まーず、岩手県警察のパトカーが先導。

チャグチャグ馬コ通過中はずっと、動画を撮っていたので、ちょうど同じ場所でどなたかが撮影した様子がユーチューブにUPされていたので、そちらをご覧ください。 お良し、感動の初見物。 

今年のチャグチャグ馬コの様子   

73頭ものお馬さんが暑い中、13キロも歩いてきたのですよ。農耕馬としての日頃のお仕事に感謝するお祭りっていっても、これじゃ、お馬さん 疲れちゃうよ

沿道の観客の皆さんは、「暑い暑い」と連発して、自分の顔を扇でパタパタ仰いでいました。お良しは、暑いけれど、日影側だし、風が爽やかだな・・・と、感じられ、やっぱり冬が超寒い盛岡の人とは毛穴の数が違うんだ、なんて心で思っていました

 

情緒あふれる、チャグチャグ馬コの民謡

 

行列の最後は、そうだ、こういうことも考えておかなければならないんだ、と思わせる、馬糞のお掃除隊の皆さん。ごみ収集車に、こーーーーーーーんなに ひょえ~

お馬さんが去ったあと、終着点へ向かって歩き出す。道中には、お馬さん独特のにおいが立ち込めています。途中、暑いから、熱中症予防にか、体力温存にか

ドラッグストアの店先に、こんなものもたくさん売っていまして、横で女の人が、グイッと一本飲んでいました

大変な人数の人が、市内を移動中、盛岡城跡公園(もりおかじょうあとこうえん)のお堀で、私の好きな花を発見。皆さん写真を撮っていらっしゃいましたよー。

昨日見た、中津川の河川敷には、到着したお馬さんが休憩中。

お良しは、別部隊のゴール、盛岡八幡宮へ向かいます。

それにしても、お良しが強く感じたのは、馬コを見物している人たちが、盛岡中の人を集めたような、老若男女だということです。特にお年寄りは、杖を突いて家族らしき人に支えられながら、また、車いすの方、歩けても、「もう、八幡様までいけないね、ここで終わりだね・・・」なんて話し合っているおばあちゃんのグループなどを大勢見かけました。みなさん、子供のころから見ている、馬コが好きなんでしょうね。楽しみにしているのでしょうね。お祭り命のお良しには、痛いほどわかりますよ!

前日とはうってかわって、八幡様への一本道は、たくさんの人と、かき氷やたこ焼きを売る出店。

そんなのより、お良しは、昔からありそうな、南部鉄器のお店を見つけました。そこで、若いご主人(まだお父様がいらっしゃるような若い方)にいろいろ南部鉄器のお話を聞いて、「どうぞ宣伝してください」という許可を得て、お店を撮影。お良しは記念に、鯛の形をした箸置きを一つ購入しました。400円ちょっと。この程度の値段のものは、普通の染料で色付けしているそうですが、

これっくらいのものになると、「漆」で着色するんだそうです。初めて知りました

お店の看板。読んでみてください。歴史ありますよね。鈴木徳之助さん、ですか・・・。

はい!盛岡八幡宮の鳥居と、チャグ馬でーす

近くで見ると、とっても華やかで綺麗です。飼い主のものなのか、名前が書いてあります。

見ている人の顔をおとなしくじっと見て、笑顔を向けている人に向かって、サービスなのか、何度も頭を振って鈴の音を聞かせてくれました。みんなに、「ごくろうさま」 と、顔を撫でてもらっても、平気な馬コ。

所定の場所に、たくさんの馬コが到着。観光客にじっくり姿を見てもらって、一緒に写真を撮らせてくれてます。もちろん、お良しも、周りの人にお願いして、1枚・・いや、その女性、3枚も撮ってくれてました ありがとう、ありがとう。無事到着したお馬さんたちは、ここで、バケツからお水をもらって、ガバガバ飲んでいました

乗ってきた小さな子。かき氷をもらっていました。ごくろうさまですねぇ・・・。えらいえらい。

ひときわ大きく見えた一頭。手綱を引いたご主人に伺うと、1トンはあるかな・・・だって。わたし、競馬の馬も見たことないけど、がっしりして、本当に大きなお馬さんです。

足が、本当に太いの 仔馬も、お母さん馬と一緒に行進してしたのですが、仔馬のうちから、足だけは、立派に太いんです。力仕事の馬です。

お良しの頭を狙う?馬コ。

このあと、撤収作業。お良しは動画を撮りながら、馬コが身ぐるみはがされて、軽くなり、暑さから解放される過程を見ました。

馬コが着ていた装束の一部。

馬は、大きなトラックに乗せられ・・・何度も、「ヒヒーン、ブルブル、ひひひひーん」 の、大きい いななき。

「あー、終わった終わった、疲れたなぁ・・・早くうちに帰って、ご飯食べて、寝んべ、寝んべ」 と、言っているかのように聞こえました

中津川の河川敷でも、お馬さんが、トラックで、滝沢へ帰っていくところでした。

交差点で。「お馬さん、ごくろうさま、綺麗だったよ!」

このたこ焼き屋さんの、「味は平成、価格は昭和」っていう、紙、見てください。食べたかったな。

道端の、こんなものにも感動してしまうお良しです。

バスセンターのはす向かいのNANAKで、イチゴ入りのパンと、塩レモンジュースを、東京駅で食べる夕飯用に購入。美味しかったですよ。

去年も通りかかった八百屋さんで、今年も、鈴虫を売っているのを発見 八百屋さんで鈴虫売るんだねぇ・・・と、去年も思いました。

 

なんだかんだ、盛岡の町を惜しみつつ歩いていたら、いつのまにやら、帰りの電車の時間が迫ってきてしまい、足早に駅へと向かう。今度の旅は、周囲にはあんまり言わないで来たので、旅を知っている人だけにお土産を買い、コインロッカーから荷物を出して、新幹線ホームへ。

16:50発、東京行きはやぶさ26号、新函館北斗駅から来たこの列車は、盛岡入線のとき、なぁーぜだか、頭の上の前照灯をピッカンピーーーーーッカンの、超まぶしい光をわれらに浴びせながらやってきたので、思わず気絶しそうになりました まだ、辺りは明るいし、青函トンネルはとっくの昔に出ているのに なんでぇー そんな、月に届くような光、やめてよー 

JRさん、なにか訳があるのかい?

ああ、今回の旅は、悔いなし!って感じだな、と、あまり悲しくなく、お迎えの新幹線に乗車。秋田からのこまち号連結を待って、静かに盛岡を後にしました。

遠く、見えなくなっていく岩手山に「さようなら」を言い、再訪を誓います。

19:20、東京駅に着いた、乗ってきたはやぶさ号。

こんなステッカーが貼られていました。

恐るべし、またしても 二十数分後には、再び北海道へと旅立つ、働き者!

夜、9時ちょっと前には、我が家に着きました。京浜急行線の接続がバッチリでした。よかった・・・。

 

翌朝、疲れをいやすため、近くのファミレスに 朝食バイキングを食べに行きました

そしたら、地震が来ましてビックリ  

 

はい、今回の岩手盛岡、チャグチャグ馬コ 見物の旅のお話は、これでおしまいです。ただの 私の旅日記を 長々とお読みくださり、どうもありがとうございました。

 

 実を言うと、この3月末あたりから、自律神経失調症気味で、体調がよくなく、年頭の母の転倒に始まって、身内のことやら自身のことやらの難問がいっぺんに重なって、6月に入っても、体調が絶不調で、「こんなんで、盛岡へ行けるだろうか・・・?」と、不安な気持ちでした。でも、廃止となる盛岡バスセンターの姿を最後に絶対見たかった強い思いがあったので、なんとしても行きたかったのです。行けてよかったです

 かかりつけの内科の先生に3回もお世話になり、盛岡へ出発する前日には、「気持ちの問題もあるから、点滴もやっとこうか・・・。」という医師に栄養ばっちりの点滴1本打ってもらっての旅立ちでした。

 去年のさんさ踊りの時に知り合った、盛岡在住の女性と、秋にまたお会いして、盛岡を案内していただくことになっているので、もう一度、盛岡へ行けます。もちろん、お金、貯めてます。

またその旅で私が知らない盛岡を見てくることになると思いますので、楽しみにしています。その旅では、遠野市へも足を伸ばしてみようと思っています。遠野も10年ぶりぐらいです。

今回の旅では、誰にでも、「旅の者ですが・・・」と声をかければ、すべて、万事すべからく、幸せな結末となった、心温かい盛岡の人々に恵まれました。心から感謝です。

 

※ 写真やお話は、ご主人や関係者の許可を得て、撮影、記載しています。

 

盛岡で、自分へのお土産

 

 

藤原養蜂場の栃の花のハチミツ

綺麗に結んである麻ひも。

ストレートは、かなり甘いです!トーストに塗って、美味しくいただいています

チャグチャグ馬コ見物の途中で寄った、南部鉄器の主善堂さんの、箸置き。432円 お買い得 小さくても、ずっしりくる重さがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


岩手の伝統行事 チャグチャグ馬コ を見に行ってきました < 盛岡市内探検編 2 >

2016年06月26日 07時05分31秒 | おでかけ旅がらす

 なかなか、チャグチャグ馬コのご登場とならない、『お良しなさい日記』 ですなーハッハー

夕方になり、夕飯を食べなければなりません。去年の8月は、盛岡3大麺、冷麺・じゃじゃ麺・わんこそば のうち、じゃじゃ麺をいただきました。今回は、久々に、冷麺といきましょう とばかりに、ホテルのはす向かいにある、「ぴょんぴょん舎」という、冷麺はもちろん、焼き肉やキムチ系のもの、ピビンバ(ビビンバ じゃないですよ)、ピビンバなどを食べさせてくれるお店に入りました。

「あのぉー・・・、ここは冷麺をいただけるお店ですか?」と、お店のおねえさんに聞いてみる。

「はい!」 旅の者と、バレバレみたい。

窓際の、景色の良い円卓に案内され、メニューの説明を受ける。冷麺には、別辛・中辛・大辛・激辛 という4種類があって、別辛は、辛いキムチが別の器に入れてついてきて、自分でそれを麺に入れながら味を調節して食べるというもの。お良し、それに決定

ぴょんぴょん舎さんの お良しの席からの、通りの眺め。

冷麺は、別辛にして、大正解 小さな器に入った、白菜やダイコンのキムチを、4分の1ぐらいと、赤い汁をちょっと入れたら、もう、辛いの苦手のお良しには、ちょうどよい プラスアルファ、ってな感じの っくー 辛くて美味しい~ の塩梅。冷麺の写真のスープの中に沈んでいる、茶色い薄い肉は、牛すじ肉を醤油で煮込んだものだそうで、見た目は ちょっと・・・だけれど、噛めば噛むほど、お肉のうまみがお口に広がって、とっても美味しい そして、今年お初のスイカ 甘くて美味しかったですー 初めて知ったのですが、盛岡には「温麺」というのもあって、そちらは野菜たっぷりで、スープが冷麺と全く違う、野菜系ダシだそうです。

ウェイトレスのおねえさんが、食べ終わろうとしている絶妙なタイミングで、「温かいお茶をお持ちしましょうか・」なんて、ありがたいことを言ってくださる。

「えっ いいんですか?ありがとうございます

この、ほうじ茶みたいなのが、辛い冷麺でヒリヒリしているお口に優しく、なーんとも癒されるお味。幸せホルモン大放出~ すっごく美味しかったです、それに、気分がほっとしました

冷麺を下げてくれる前に、別辛のキムチをちょこっと食べてみたら、うっひゃー かっらー(辛) お良しには辛すぎました。だから、激辛なんて冷麺はどーんな味でしょう?

ぴょんぴょん舎さんの玄関口。

おーっと、間違えた!ぴょんぴょん舎へ行く前に、お風呂屋さんへ行ったんだっけ。てへっ 記事が長いから、頭が混乱だ

この地下道を通って、旭橋を渡り、去年の8月にも行った、銭湯、「ながまち梅の湯」さんへ、歩いてGO ホテルから15分ぐらいです。

入浴料430円をフロントで払って、(昔ながらの、ばんだい というのではない) 女湯へ。この籠、いつ見ても いいですなぁ、お良しは、9歳まで、銭湯生活でしたから、黄色いケロリンの湯おけと、この籠には郷愁を感じマス 手拭いは、家から持ってきたもの。

梅雨に入っていない盛岡は、いくぶん関東より爽やかなものの、自転車でかなりの距離を走り回って、暑かったので、湯船には入らず、早々に出てきちゃって、着替え、髪の毛乾かしの間、地元のおばちゃんたちの会話に耳を傾ける。去年もそうだったけど、早い時間だからか、周りは年配の女性ばかりです。地元の人と触れ合うには、お風呂屋さんが一番ですなー。

フロントわきの休憩スペースで、これまた去年と全く同じ椅子でくつろぐ。

テレビでは、明日のチャグチャグ馬コの話題が大きくとりあげられていたよ。

帰ってきて、ホテルのベッドで、こーんなふうにテレビを見て、のーんびり。チャグチャグ馬コのことばかり報道している。気がついたんだけど、NHK東京放送局にいた、お良しが好きだった、イケメンの Mアナウンサーが、なんと なんと なな ナント 岩手のテレビに出ているではありませんか あらーっ、いつのまにやら転勤してたのね、思わぬところで再会できて感激

あと、花巻のマルカンデパートのマルカン食堂が、6月7日に、大勢の老若男女の市民から惜しまれながら閉店したニュースを、特集でやっていました。マルカン食堂も、盛岡バスセンターみたいに、昭和の香りがする、誰からも愛された、誰の心にも良い思い出を残した、食堂だったのですよ。お良しも一度行きたかったです。

マルカンデパートのマルカン食堂 (花巻市) ちょっと見てみてください

また、話が脱線しました 

これは、お部屋の壁にかかっていた、はがき絵です。左上の、雪の 中の橋 を描いたのが気に入りました

夜 10:30 明日に備えて、早めにおやすみなさーい

朝6:30起床~ 7時、朝食~ クロワッサン、レーズンパン、牛乳、野菜ジュース、お粉をお湯で溶かしたポタージュスープ。みんな食べ放題。でも、お上品なお良しは、これだけで充分~ 最後にホットコーヒーを取ってきて、美味しくいただきました

左下に見えてるのは、いつも一日一粒なめて摂っている、骨の健康を保つタブレット。

チャグチャグ馬コが、朝9:30に、13キロ離れた、滝沢市の 鬼越蒼前神社 (おにこしそうぜんじんじゃ) を出発するので、盛岡市内に入ってくるのはお昼少し前。それまで、お部屋でゆっくりして、9:30にホテルをチェックアウト、また、駅へ行って、昼間いらない荷物をコインロッカーに預けて、さあいよいよ、チャグチャグ馬コの見物だー  

今年の旅姿お良しの助。1泊だけなのに、大荷物なのは、きっと自転車のヘルメットが入っているから

今日の記事はここまでにして、次回、盛岡最終回、チャグチャグ馬コの様子を、密着取材 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


岩手の伝統行事 チャグチャグ馬コ を見に行ってきました < 盛岡市内探検編 1 >

2016年06月23日 07時47分32秒 | おでかけ旅がらす

 盛岡駅西口にそびえるマリオスの展望室から下りてきて、駅への通路を歩いていると、今年の秋と来年冬の国体のPRのぼり旗がたくさん 力入ってます岩手県

北上川の河川敷にも、つつじの花で、岩手国体を発信しています。

そう、盛岡は、三浦半島より、少し遅れての、ツツジの真っ盛りできれいでした

マリオスからの通路には、JRや岩手県関係のポスターがたくさん貼られているのですが、これは、今年のさんさ踊りのポスターですな。去年は8月3・4日に見にきて、最終日はお良しも輪踊りに入れてもらって踊ったのでした お祭り大好きなお良しの至福の時間でした 毎年お良しの誕生日から始まるので、さんさ踊りは、お良しの誕生祝いだと、一方的に思っています

盛岡の駅ビルショッピングセンター、フェザン。昔は、パルモという、こじんまりしたものでしたが、いつの間にやら、駅は発展していました。

新幹線から下りてきたところのすぐの通路に、朝から、地元のとれたて野菜なども売っているコーナーもあります。電車を降りると、自動的にここへ足が向いてしまうようになっているような・・・

やーやー、安くて新鮮ですよ

駅2階のコインロッカーに300円を入れ、昼間は不要な荷物を預けたら、街へ出発

エスカレーターを目指して歩きだしたら、早くもこんなものを見つけて足止め

七夕飾り用意されている短冊に誰でも一言書いて、笹につけてくださいってんで、お良しも喜んで書きました

読めます~?

駅の外に出ると、やはり国体と、明日の チャグチャグ馬コの のぼり がわんさか。

盛岡駅前は、広くて、バスがひっきりなしに発着しているし、雪も降るから、街中へつづく各方面の道へ行くのには、地下道を通って行きます。

お良しは、小さなころから方向感覚だけはいいので、複雑に枝分かれした地下道も、あてずっぽうに感覚を研ぎ澄ませて (ん?なんか矛盾した言い方か) ちゃーんと、目的の道の地上に出ることができます

開運橋手前の歩道橋。雪がたくさん積もった時に、雪靴じゃない普通の靴で、恐る恐る渡った、おバカな体験がアリマス、何年前のことだったか・・・?

この歩道橋は、下に横断歩道もあるので、盛岡市民の中には 不要だ と思っている方もおられるそうです できたころのいきさつはどうだったのですかね?

その歩道橋の上から見た、開運橋

開運橋から見る、北上川と岩手山。お決まりの撮影ポイントです。あー、岩手山はまだ雲の帽子をかぶっていますね。この後、午後には晴れてきます

おー、そうだ、写真の順番を間違えました

開運橋の手前で、岩手といえば、あさ開 (あさびらき) 酒造~ の看板を発見。盛岡に初めて来たのは、あさ開酒造さんのトラックに乗せてもらって連れてきてもらったのが始まりだったのです。

今から31年前の昭和60年3月下旬、雪山が見られる東北に行ってみたいと、学生を卒業したばかりのお良しは、岩手県遠野市を訪れました。そこの民宿で、あさ開酒造の営業の、そうだなぁ・・・当時50代ぐらいのおとーさんと一緒になり、民宿のおかみさんが、「この子を盛岡へ連れて行ってあげて!」 と、提案してくれたおかげで、盛岡と縁ができたのです。遠野から盛岡まで、車でだいぶ山の中を走りましたが、車窓から、「こんなに家が少ない寂しいところに住んでいる人もいるんだぁ・・・」 と、しみじみ 驚きました。22歳の時のことです。

盛岡へ行くと必ず自転車をお借りする、開運橋手前の 佐々木自転車商会 で、1台借りました。「コインロッカーになんか荷物を入れなくても、うちに置いておいたのに・・・」 と、親切なご主人。次来たときはそうさせていただきます 

借りたのは、このママチャリ  うーん・・・我がサンシャイン号の方が軽い走りで快適なのはしょうがない。転んじゃったらいけないので、家からちゃんとヘルメットとグローブ持って行ったんですよ でも、自転車屋さんの貸自転車だから、タイヤの空気圧とかブレーキの利きとか、ちゃんと整備されていて、安心の乗り心地です。

先に書いた、東京駅で購入した 銀座のチーズケーキを持ってご挨拶に行こうと考えていた、自転車屋さん、佐々宋輪店 (ささそうりんてん) さんを目指して、中央通りを走りますが、どうしてだか、どうしても見つからない!えーっ 確かここらへんなのにー?

右往左往しているうちに、31年前に訪ねた、石川啄木新婚の家の前を通りかかってしまった。せっかくなので、見学させていただくことにしました。見学料は無料です。

お庭には、北海道で見たような、大きなフキの葉が、太陽の光を浴びて、悠然と風に揺れていました。お家は結構お部屋がいっぱいあって広いんですよ。

佐々宋輪店の探索は諦めて、今回の旅の目的のもう一つの場所、「盛岡バスセンター」を目指します。写真は、県庁のある中央通りの緑輝く歩道を行く、お良しの盛岡サンシャイン号 からの眺め。こんな道を走ってます。

とうちゃこー、盛岡バスセンター ここ、大好き

昭和35年開業の、一日250便以上、バスが発着する、盛岡のバスターミナルです  

外見はこんな感じですが、中は、昭和の香り漂う、別世界です

中へ入ってみましょう。

バスを待つ間、だけでなく、お食事ができます。

パンなども、ガラスケースの中に入っていて、「すみませーん、ご主人、ジャムパン一個くださーい」 と頼んで、とってもらう方式で買います。

岩手のブランド、藤原養蜂場の各種ハチミツ製品を、豊富に取り揃えています。お良しは、今回ここで、栃の花のはちみつを購入しました ちょうどこの日は、栃密は10%引きでした。またもや お得なお話。

お良しが一番気に入っている、藤原養蜂場の直営の喫茶どころで、昼食。

アカシアのはちみつを使った、はちみつバタートーストとレモンスカッシュ お店のおねえさんが、本当に手早く作ってくださいます。

パンは、こんな年季の入ったトースターで焼いてくれたものです。

お客さんはほとんど地元の方だから、店員の方との会話を聞いているだけで、盛岡のことがわかって、とっても楽しい

洗面所も レトロ!

トイレのドアノブも取り替えてなくて、ガムテープで補修してあるよ。でも、これが たまらなく良い! また、この鍵!懐かしー あった あった

この旅で、盛岡バスセンターに来たかったのは、実は、バスセンターは、今年9月30日をもって、閉鎖されることになっているからです。最後に、ぜーったいに、悔いの残らないように満喫して、映像に収めて、別れを告げてこなければ と、強く思ったのです。今回ここへきて聞いたのですが、さっきの藤原養蜂場系のお店は6月30日で、閉店だったそうで、6月10日に訪ねた私は、ギリギリセーフでした 盛岡へ来ると、ここが私の旅の拠点でした。

盛岡バスセンターの映像 ユーチューブから。出てくるサングラスのお方は、お良しじゃないですよ ぜーひ、ご覧になってください。昭和の遺産です。

盛岡バスセンター、今まで どうもありがとう 忘れないよ。

バスセンターに別れを告げ、大通りに出ると、盛岡の保存建造物、旧盛岡銀行(岩手銀行 中ノ橋支店)の建物が見えます。ここも盛岡の定番スポット。盛岡銀行本店として、明治44年に建てられた盛岡の明治時代を代表する洋風建築の一つ、という案内板が立っています。

バスセンターに代わって、新しい、バスを待つ人たちの拠点になりそうな、総合スーパーといった感じの、NANAK (ななっく) の角を曲がって、肴町(さかなちょう)商店街に入る。ここは、8月には、七夕飾りがどぉーんと、美しく飾られる場所。

この酒屋さんは、15年前に来たとき、ご主人のすすめで、「南部美人」という大吟醸酒を買ったところ。とっても気さくなご主人でした。お元気かなぁ~。

肴町商店街を途中で左折すると、盛岡八幡宮までの参道の長い一本道!一生懸命ママチャリを漕ぎ、なだらかな坂を上ってきました。

入口にこんな看板が・・・。また来ようかなぁ・・・今の私にぴったりだ。

お参り前にちゃーんと、両手、お口を清めて、おーっ、こんな、チャグチャグ馬コを連想させるお堂もあるでよ。南部藩は昔から良い馬の産地だったんですよねー。藩になる前の大昔からみたいだけれど。

茅の輪 があったので、方式にのっとって、くぐりました。

そして、本殿でかしこまってお参り。朝、お良しの地元、武山のお不動様の庚申塚の神様から、飲み物の自動販売機を介していただいたお餞別で、盛岡の自転車屋さんへのお土産を買った残りのお金を(微々たる額ですが)、八幡神社の神様のお賽銭箱に投入~。「八幡さま、今年も盛岡に来させてくださって、どうもありがとうございました。どうか、岩手の地が平和でありますように、お守りください。」  パンパン

本殿の前から振り向くと、参道の向こうに、岩手山がチラリ

八幡宮から戻ってくる途中で郵便局を見つけ、自分あてに、お山にひまわりの花をあしらった、かもめーる (暑中はがき)  を使って、はがきを書く。

そのすぐ近くに、これまた古そうな建物を見つけたので、自転車を停めて見てみる。

昔は、奥まで飲み屋さんが並んでいたと思われる通路。道路に面した、この 「あじ彩」というお店しか今はやっていないそうで、ママさんに声をかけたら、いろいろお話を聞かせてくださって、「今はうちだけになっちゃって、一軒だけだから夜は怖いわよー」 とのこと。年配ですが、とっても美人な奥さんでした。お話ありがとうございました。

肴町商店街から出てくると、北上川の支流、中津川の河川敷に、明日のチャグチャグ馬コを休憩させるために作られていると思われる場所を発見!あーしたが、ますます楽しみになる

なぜか、鯉のぼりも、まだ泳いでいます。

中津川沿いの道から、大きな木ごしに、さきほどの岩手銀行が見える。こんな普通の町の風景が好き

市内を、でたらめに走っていると、夕顔瀬橋に出ました。デタラメといっても、方向感覚を研ぎ澄まして、とんでもないところへ出て行っちゃわないように考えていますよ。

そうしたら、こーんなに素晴らしい岩手山が、近くに見えました。

反対を見ると、旭橋と開運橋。なぁーんだ、そんなに遠くに行ってたわけじゃないと気が付く。

駅前に帰ってきて、自転車を返す前に、31年前から盛岡に来ると必ず入る、喫茶店 詩季 さんへ IN 

ご夫妻で経営されているようで、とってもいい感じのお店です。

アイスティー500円.のどが渇いていたので、美味しい~ やっぱり喫茶店の飲み物は、コンビニとは一味も二味も違いますな。

このあと、自転車を返し(4時間800円でした)、また、喫茶店の前を通りかかったら、ご主人が外にいらして、私の顔を覚えてくださっていて、しばし談笑。また、秋に来ますから、顔 覚えておいてほしいなぁ。

3時を過ぎたので、駅のコインロッカーから荷物を出し、定宿、盛岡シティホテルにチェックイン!

 

シングル、朝食付き、6048円也。このホテルは、寝具がとっても良いのです。お良しには快適なベッドの硬さ、枕の柔らかさ。快適です。

このあと、すぐに夕方の街へ出かけます。お風呂と夕食。

続きは、またこのつぎ~                             つづく

 

※ 自然の景色以外の登場している、写真・お話は、すべてご主人や関係者の許可をいただいて、撮影して、記事に載せています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


岩手の伝統行事 チャグチャグ馬コ を見に行ってきました!< 出発&とうちゃこ編 >

2016年06月20日 20時03分38秒 | おでかけ旅がらす

 6月10日から私は、毎年6月の第2土曜日に行われている、岩手県滝沢市・盛岡市を着飾った農耕馬が鈴の音を鳴らしながら練り歩く、チャグチャグ馬コ を初めて見に、盛岡へ行ってきました!写真は、行事当日の6月11日朝早く、本隊より先に、盛岡駅 滝の広場前に来て、観光客や地元の人に取り囲まれる、2頭の馬コ。

 旅の記事は、ながーーーくなるので、毎日少しずつ書き足していきます 

記事の題名にある「とうちゃこ」とは、NHK BSプレミアムで放送している、火野正平さんが自転車で、日本全国を走り回る、『日本縦断こころ旅』の中で、その日の旅の目的地に着くと発する言葉です。「到着」のことでーす

朝、7時過ぎの、東京駅、新幹線乗り場。去年の8月、盛岡へ旅立った時以来。

おーっ行先表示に、お良しが乗る、7:36発、はやぶさ3号、新青森行きが出ている。胸ワクワク

新幹線乗り場 改札口のすぐ前に、銀座チーズケーキ というものが、ブースを出して売っていました。6月13日までの限定販売ということで、お良し、盛岡で15年前に、ツーリングツアーでお世話になった自転車店のご主人へのお土産として購入

というのも・・・・・・ここからさかのぼること、約2時間前、お良しは我が家がある最寄りの駅へと家を出ました。途中、庚申塚があるので、立ち止まって、「神様、私はこれから岩手県の盛岡へ旅してきます。無事に行って帰ってこれますようにお守りください・・・(手をスリスリ)」と、お願いしました。そして、そのすぐ隣にある自動販売機で、130円のグリーンダカラという飲み物を買おうとして、150円を入れたのです。すると、お金が おつり取り出し口に全部 落ちてきてしまいました。「なんだよ~、時間がないのにぃ」 と、手を突っ込んでみたら・・・・・「っえ あれーっ」 た・た・大金が・・・(額はご想像におまかせ) 「どーしよう・・・どこに持ってけばいいの?販売機に書いてある電話番号に電話して来てもらう時間ないし・・・。あーっ、もう、これは神様からの 気をつけて行っといで、のお餞別だ。 」 と、勝手に解釈しての、ちゃっかり事件。これを軍資金に、自転車屋さんへのお土産購入としたのデス。いーけないんだ、いーけないんだー

東京駅のホームの電光掲示板。一番上のが お良しが乗る列車。

おーっ 来た来た、盛岡まで頼むよー、よろしくー ちなみにこの入線してきた新幹線は、長野だか新潟だかから帰ってきた、お客さんを乗せている列車です。すぐさま、東北へ旅立つ、働き者 

テレビでもたびたび放映される、お掃除の方々が、ホームで到着のお客様を 頭を下げて一人一人お出迎えのご挨拶。そして、素早く列車に乗り込むと、ドアはいったん閉められ、中でさっさと車内を清掃・点検。ものの数分でホームに降りてくると、今度は、私たち、これから乗るお客さんに向かって、一列に並んで深々と一礼してくださる。乗り込むとき、その車両の責任者みたいな女性がドアのところに立っていたので、「どうもありがとうございます」 とお礼というか、ご挨拶したら、笑顔で、「行ってらっしゃいませ~」 さっきの銀座チーズケーキ屋の売り子のお嬢さんも、「気をつけて行ってらっしゃいませ~」 と、言ってくれたっけ。なんと気持ちの良い出発でしょう

お良しの席~ E席だから、二人掛けの窓側。帰りの新幹線もそうだったです。

東京駅でドアが閉まり、本当に静かに スーッと動き出すと、「出発だ」と、心はもう盛岡。上野までは京浜東北線に抜かれるほどのスピード。

車掌さんは、はやぶさ号が盛岡車掌区の人。前に連結されているこまち号秋田行きが秋田車掌区の人でした。長い距離を、日々、行ったり来たり、ごくろうさまですねぇ・・・。

東京 北区のあたりの緑濃き森のきわには、アジサイの花がズラーッと咲いていて、遠くから見ても、とってもきれいでした

車内販売のおねえさん、とっても おきれいな方でした いったい何時ごろからお仕事しているんだろうか?

大きな川を渡ったとき、富士山がお見送りしてくれているのが見えました。頭の上にだけちょこっと雪が残るお姿。この写真じゃみえないかなぁ・・・?富士山に見送られ、岩手富士に迎えられる旅です。

この川は、きっと埼玉県との県境にある川だと思います。まもなく、千葉ロッテマリーンズの浦和野球練習場の脇を通過しました。

大宮までは、上手なタクシーの運転手さんの車に乗っているような走り方。でーも、去年も思ったけど、大宮を出ると、はやぶさ・こまちちゃん、すぐに本気の走りで、仙台まで1時間、ブッ飛ばす

「速っーいー」 はーたけもとーぶ飛ぶ 家も飛ぶ~ 走れー走れー走れーー トンネルだ トンネルは、楽しくなぁーい 

つくづく思いますけれど、日本の国土は実に美しいです 

写真は福島県内。特に福島県に入ると、お山がほんとうにきれい ホント、震災原発事故のまえにCMでよく流れていたフレーズ、「美しま福島」 です。お良し、イタリアの美しさばかりに気を取られていてはイケマセンな 昔の旅は寝台車だったから、景色は見えてないし、飛行機は上を飛んでるからよくわからないし。

そーれにしても、こーんなに速く走っているのに、新幹線には、シートベルトがないんですよね・・・。よっぽどの自信ですな。

仙台駅に着く前に、新幹線は左に大きくカーブを切ります。前の方の こまち号が見えるかなぁ・・・肉眼では見えたんだけど、写真では?

テレビでよく見る、歩道橋が張り巡らされた、仙台駅の前が見えました。

欅の木が美しく並ぶ通りも見えました

北へ行くほど、まだ雪の残る山々が目に入りました。岩手県に入ると車窓から北上川が見えるようになってきました。梅雨に入っていない青い空と白い雲

見たような形の山が見えてきて、いよいよ盛岡が近づいてくる。大きな山肌に、雲の影が黒くうつる。

とうちゃこー まだ9:52去年と同じ大弾幕の前で、去年と同じ写真をパチリ

すぐさま向かうのは、勝手知ったる、盛岡駅2階のトイレ。

トイレットペーパーに駅名が書いてあるのにも感激 それほど、盛岡へ来たことが 嬉しすぎるお良しであった。

西口にある マリオス というビルの20階に、マリオス展望室 というのがあるので、さっそく目指す

ハイシー山ぶどうブレンドという、岩手ならではの、やまぶどうのジュースを体にチャージしたら、とたんに元気ハツラツに

盛岡市内。東側、北上川にかかる開運橋方面。右の白い橋。去年の8月に来たときは、塗り替え工事中で、箱の中のように覆われて見えませんでした。

その北側。

西側にあるあの建物は、できたばかりの 盛岡アイスアリーナかな?来年1月の冬季国体の舞台ですよ。違うかな?

岩手県の象徴、岩手山2038m。恥ずかしがって、頂上は、雲でお隠れ~

新幹線の線路が、秋田と青森に分かれるところ、見えますかー?

マリオス展望室では、地元の小学生たちが社会見学に来ていて、窓際には小学生がいっぱい

「ちょっとごめんね、岩手山の写真撮らせてね」 と言うと、みんな声をそろえて一斉に

こんにちはー

「こーんにちは(ビックリして、ちょっと汗)。今、神奈川県から新幹線で着いたばかりなのよ」 と、応えると、

「わぁーーー!おつかれさまー」 だって。

「ありがとうー、あっはははははー」 おもわず本気で笑っちゃいました。お疲れさま、は よかったねー。 懐っこいおぼこに迎えられて、いい旅できそうだ。

さあ、街中へ繰り出しだー 

                           つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


横須賀さんぽ Vol.3 高い所編

2016年06月09日 13時23分14秒 | おでかけ旅がらす・三浦半島編

 写真は、横須賀市長沢の山の斜面に造られた、「久里浜霊園」 の、下から2段目の駐車場から見た、東京湾と房総半島の眺めです。房総半島の左の方に、包丁を逆さにしたようなお山が見えていますが、「鋸山(のこぎりやま)」といいます。頂上までの登山道とロープウェイがあり、「地獄覗き」という、絶壁からせり出した、こわーい展望所もあります。

久里浜霊園を訪れたのは5月22日、普段は人気(ひとけ)が少ないので、上の方までは行きませんが、「今日は日曜日だから誰かお墓参りに来ているだろうから、安心だな」 と思って、愛車、サンシャイン号とともに、上がっていきました。御霊が静かに眠っていらっしゃるところなので、「すみません、入らせていただきます・・・」と、心の中でことわって・・・。予想通り、駐車場では、これからお墓参りと法事をしようとしている、ご家族、親戚縁者の方たちの集団が、車で続々到着したり、年配の女性たちがベンチに腰掛けて、素晴らしい景色を見ながらご歓談中でした。

その中で、30代後半とみられる男性が私に話しかけてきて、

「自転車でここまで上ってきたんですかぁー すごいなぁ」 と、すっとんきょうな声 

「いえいえ、坂がすごいので、押して上がってきました それでもキツイので、下の駐車場に置いて来ればよかったと後悔しています

と、答える。

ほら、京浜急行が走っているのが、眼下に見えるでしょう。京急線は都会の品川出発ですが、田舎へ行くほど、こんなロケーションのところを走るのです。

こんなボケた写真を載せると、怒られちゃいそうですが、ケータイカメラだと、ズームインすると、ボケちゃうのよねぇ・・・。お良しはまだ、ガラケー使っているから

海の上に見えている二つの白いものは、久里浜港と、対岸の千葉県富津市金谷港を結ぶ、「東京湾フェリー」 です。まもなくすれ違うところです。フェリーは、両港を35分で結びます。

ここで、お良し ひらめいた しまった・・・ 去年も後れを取って参加できなかった、東京湾フェリー毎年5月恒例の、東京湾クルーズ に申し込むのを忘れていました 船内でいろいろイベントをやりながら、横浜港の方までクルーズしてくれるみたいなんです。 来年こそ絶対に 早めにネットでチェックして行こう 

しばらく、5月の風にあたりながら、いいお天気の スカッとする景色を眺め、帰ることに。

サンシャイン号をものすごい力で押し上げてきた激坂を、今度は 自転車に乗って下っていく。でーも、つんのめっちゃいそうな急坂で、ブレーキの掛け方次第では、前方宙返り 2回ひねり みたいなことになりそうで、うわっ うわっ きゃぁ きゃぁ という心持で、慎重に下りました 本当に怖かったです。自動車で上がってくるにも、相当なアクセルの効かしが必要と思われます・・・ 

 

また、話が脱線しますが、激坂というと思い出すのが、三浦市の、油壷入口交差点から油壷方面へ下り坂を下り、上り坂を上ったところを右にそれ、すぐに現れる、三浦七福神の一つ、「白髭神社」へ続く 超 超 急坂 30年あまりスポーツ自転車で走り回っていて、この辺りではあの坂が最も急だと思います。自転車を下りて下っていくのですが、ブレーキをかけていても、自転車の方が先に進んで行ってしまって、私は体を後ろに倒しながら、逸る自転車を制御しながら下りるのもたーいへんなんです  もう一箇所、超急なところが 三浦海岸駅裏の旭小学校の近くにありますが、その話はまた今度・・・。そこも、景色が抜群です

上の4枚の写真が横1列に並ぶと、全風景がそろうのですが、ブログのテンプレートによっては、2段に分かれてしまうかもしれません。ごめんなさい。

「久里浜霊園」は、YRP野比駅と京急長沢駅の間を走るとき、電車から、このような大きな大仏様(みうらだいぶつ)が見える、お山の斜面にあります。お良しが昭和46年に両親とともに長沢に引っ越してきたときは、もうあったので、長い歴史のある霊園なのでしょう。訪れた、下から2段目の駐車場よりもさらに上へ行くこともでき、大仏様のお足もとへも行くことができます。五重(?)の塔などもあります。そこは、ちょっとした広場になっていて、シートなど敷いて座って休むこともでき、栗の木林などもあり、さすがにこの高さまで来ると、三浦海岸の花火大会もカンペキに見ることができます。地元の子供たち集めてハイキングをしたとき、最後に偶然ここを見つけて、楽しく遊ばせてもらったことがあります。もう30年近く前の話。

正門入り口には、2本のタイサンボクの木があって、5月下旬ごろから、今、ちょっと盛りを過ぎましたが、まだ咲いています。私、タイサンボクの花 だーい好き ヒマワリもそうだけど、大きい花は、気持ちがパッと明るくなります

今日の記事は、久里浜霊園からの壮大な景色のご紹介なので、「久里浜霊園」については割愛させていただきます。でも、ペットの集合墓もあり、植栽がきれいなところということだけ、書いておきます。

 

梅雨入り前に、良い景色に出会えました

 

 

 

 


神奈川歯科大キャンパス内のジャカランダの木💙

2016年06月02日 22時00分54秒 | おでかけ旅がらす・三浦半島編

 6月はブログお休み と言っておきながら、早くも緊急UP 

 

 今日6月2日、職場の研修のため、横須賀中央へ行った帰り、先輩が、時間があるから、ジャカランダの花を見に行かない?

と、ナイスな提案をされたので、稲岡町82番地にある、神奈川歯科大の構内にある2本のジャカランダの木を2年ぶりに訪ねてみました。

ジャカランダの木とは

こういう木です。歯科大には、正門を入るとすぐ右側に守衛室があって、この花の時期は、構内入場許可証を首から下げ、台帳に代表者の名前を書けば、快くキャンパスに入れてくれて、花を見せてもらえます。

「今年は開花が早い」 とおっしゃる守衛さん。でも、まだ満開ではなく、花は少ないですよ。いつ見頃になるかはわからない、とのこと。

とりあえず行ってみると、

ホントだ。まだつぼみがたくさんありました。

もっと、カメラを寄ってみました。大きな木で、上の方から咲きだすので、少し木から遠ざからないと、よく見ません。

花は、桐を思わせますが、葉っぱはねむの木みたいですね。珍しい木なんです。横須賀の市中ではお目にかかれません。

世界には、満開が こーんな、桜のようになる場所もあるようです。

 

 

キャンパス内を歩いていると、こんな書棚が設けられていて、私は 『なぜ電線のスズメは感電しないのか』 という、興味深い本を1冊いただいてきちゃいました 読んだら、感想、ご報告しますね。

いろいろなこと知っている先輩の話によると、神奈川歯科大は、昔 海軍機関学校だったところだそうで、英語を教えたりしていたそうです。

昔からの場所なので、なんたって大木が多くて、桜の木もたくさんあり、みな老木ですが、太さが並大抵ではありません。良く手入れ管理がされているので、元気なのでしょう。今日も、男の方が、緑地の下草刈りをしていました。ほかにも、クスノキや杉なども20mぐらいはありそうな 立派な林が残っています。

しかし、BUT神奈川県死因調査事務所 神奈川剖検センター などという えっ と思っちゃう看板が目に入り、その先には 「解剖実習棟入口」 と書かれた、先が暗ーい階段と廊下があり、われらは、ビビっと おののいてしまいました。 歯科大学なのに、こんなところで解剖やってるのー

将来有望なお医者さんの卵のみなさま、頑張ってください

 

ジャカランダの花は、あと一週間ぐらいで見頃に入ると思われますので、青い桜の木を 見てみたいと思われる方は、ぜひ訪ねてみてください。きれいですよ 

 

※ 写真はすべて、許可をとって撮影しています。

 

💙 引き続き、2019年6月の記事をご覧ください 💙 

 

「お良しなさい日記 ジャカランダ2019年」