例年以上に厳しい寒さだった三浦半島も、数日前から にわかに暖かくなってきていた2022年2月28日。
「行くなら今しかない!!」と 勝機を逃さず、お良しと愛車 マウンテンバイクの「サンシャイン号」は 東京湾フェリーに乗っかって南房総 金谷の町へGO
三浦半島 横須賀市久里浜の港を出発して40分、近づいてきた「鋸山」の麓の あんな良い所の海岸で 持ってきたお昼ごはんを食べた後、、、
金谷の町なかを自転車でぷらぷらと流したりして、お肉屋さんと全日食チェーンさんのスーパーマーケット「太田屋」さんにIN
お弁当のおかずも兼ねて、コロッケや焼き豚を購入したお肉屋さん「笹生精肉店 まつばや」さんには1年4か月ぶりでしたが、お店の方はお元気そうでした。
タレをかけずとも、レンジでちょっとチンするだけで 美味しくいただける焼き豚です 🐷
そして金谷川にかかる金谷橋のすぐ隣にある「太田屋」さん。
アットホームなお店です♡
橋の欄干によりかからせて愛車を停めていたら、お店の従業員さんが「店の前に停めていいのよ」とご親切に言ってくださいました。でも、スタンドが付いていなくて自立できない自転車なのです
次々に従業員さん達や お客さんに声をかけていただきました。
内容はみなさん同じに 「自転車で来たのぉ? どちらから来たのぉ?」 と、ニコニコ
お良し 「そんなに遠くからじゃないんですけど、船に乗って三浦から来ました。ひさしぶりなんです~!」
従業員さん 「あらぁ、三浦から船でネェ」
お客さんとして来ていた 自転車のおじいちゃん 「そりゃ、容易じゃねぇよう、あっはっは」
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そして、お店の前でのお客さん同士の会話に耳を傾ける お良し
「お花が売ってるねぇ! ほしかったのよぉ」
「うんうん。でも今年はさぁ、うちに植えてあるものを スズメがみーんなつっついて食べちゃったのよぉ! こんなこと、初めてよ!」
・・・今年は寒いから スズメも食べるものが無くて困っているのかも?というような会話をしてらっしゃいました。お良し、参考になりました、貴重な情報をありがとうございました。 アッハッハー
もう、こういう普通の風景が大好きなお良しです なんだか落ち着きます
JR内房線「浜金谷」駅前の食堂の女性たちの会話
「この頃、なんか調子が悪くてさー」
「アタシは70過ぎたら急に痛くなったわよ」
お良し同様、体のあっちこっちにガタが来ている というような内容のお話をしていらっしゃいました。このお話も参考になりました。
そんな中でも、お仕事をつづけていらっしゃる。美味しいお食事を作っていらして ご苦労さまでございます。
次に来た時はごちそうになりますデス
このような具合に、金谷のみなさまがお元気そうで本当に嬉しかったです
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そんでもって ようやくフェリーターミナル付近に戻ってきたお良し。
大規模食堂 兼 お土産屋さんの二輪車専用駐車場に自転車を停めていたらば・・・、お向かいにある個人経営の ド派手な海鮮料理屋さんの店先から お良しの方へ向かってまっすぐに歩いてくる カッコいい感じの初老の男性が
お良し 「」
男性 「どっから来たの? 遠くから来たの? 自転車で来たの? かっこいいじゃん」 ←マスコミも真っ青、矢継ぎ早 質問責め (笑)
お良し 「いえいえ、ぜんぜん遠くないデス、恥ずかしいけれど フェリーに乗って三浦半島からです」
そして、お良しがどこへ言っても聞かれてしまうことが →「ダンナさんはどーしてるのよ? 留守番?」 という一言です(#^.^#)
ハッキリ言います。夫は船が苦手、あてのない旅は嫌いなのです。気が合わないでケンカになるので別々の人生ですのよ(笑)
ここから、この男性と( もう、おじちゃん で行きます )しばし歓談しました
おじちゃんは、今は千葉県浦安市にお住まいとのこと。東京で仕事をしていましたが、跡取りもいないので 最近お店をたたんで のんびりと南房総で暮らすことにしたんですって。すでに外房海岸の方に住まいは確保してあり、今日はそこから 金谷港へ名物の「アジフライ」を食べに車で来たのだが・・・
おじちゃん 「そこのお店に来たんだけど、混んでて並んでるから あきらめちゃった」
お良し 「それでしたら、あそこにあるフェリー乗り場のレストランで 大きくて立派なアジのフライ定食が食べられますよ。美味しいって評判ですよ。私はいつも海鮮丼を食べますけど、とっても美味しいですよ!(^^)!」
おじちゃん 「え!? どこ?」
お良し 「あそこの黄色い看板の「はるなてい」っていう所です、レストランて書いてあるのが見えますか?」
その時の目線がこちら
金谷港 レストラン「波留菜亭」
おじちゃん 「うんうん。あそこの入口から 入れるの?」
おじちゃん、お良しを全面的に信用してくださって スッと行っちゃったけど、お仕事柄 なぁんと「魚の目利きの専門家」でいらっしゃるので、お口に合ったか心配してしまいました。お良しは、「波留菜亭」さんは間違いないと思っていますけどネ
おじちゃんは、浦安周辺と、これからご自身がお住まいになる所の 周辺のおススメスポットも教えてくださいました 千葉県民の鑑ですね!
「いい所だから、いつか行ってみて」
お良し 「どうもありがとうございます。どうぞお身体大事に お元気で~」
あの旦那さんには、これからもお幸せな人生を過ごしていただけますように~
そのあと、もちろん・当然・かならず・バッチリ 東京湾フェリーのお土産売り場で 買い物をしました。
隣りの派手な大規模店舗より、同じものでも10円以上お値段が安く売っているのです。
フェリー乗り場の駐車場は乗る人専用と思われているのか、みなさん車をどうしても大規模店に停めてしまうので 良さをご存じないのですね~ 地場産のお野菜・果物なども売っているのですよ~♡
一般車は 海が見える方に駐車場が広々作ってあるのです、ぜひ行ってみてほしいです!
金谷周辺の山肌は、三浦半島の海岸部と同じように 日ごろ強風が吹きつけるため 木々が横になびいて生えていますね
そうこうしているうちに、帰りに乗る船が久里浜港からやってきました♫
お帰りの船は14:25出港の「チーバ君 しらはま丸」
こちらの船には、千葉県公式キャラクター「チーバくん」のグッズ販売の特設コーナーが設けられています✌️
来るときは 展望デッキに陣取って海を見ていたのですが、帰りは 乗り込んだらすぐに 大容量のアイスコーヒーを注文して フカフカ椅子に おしとやかに着席(*´▽`*)
窓の外の港内を見ると、来た時とちがって満ち潮ぎみで 海水があふれそうです~ ご覧くださいませ
でも、海は春の色をしていますね。
サンシャイン号は この下に・・・
ロープと車止めでガッチリ固定していただいてます (*^^)v
金谷港からは、まっすぐな航路で出港していきます!
後ろのデッキに立ってそれを見ていると、あまりの美しさに、とーーーーーっても感動します (T_T)
さようなら、金谷の町
どんどん遠ざかっていく 鋸山 と 金谷の町、金谷の人々からも・・・・
また来まーぁす(T_T)
三浦半島から房総半島へむかう「かなや丸」との すれ違い
春先の午後の光が キラキラ キラキラ
帰りの時間帯には、横浜が見えていました
( 金谷港から 望遠で撮影 )
久里浜港にご帰還!
もやい綱 っていうのかな?を キャッチ!
船上の船員さんと 陸(おか)の職員さんの 見事な連携プレー
乗せてきてくれた「しらはま丸」よ、さようなら~
ありゃ! こんな大きな特殊車両も乗ってきてたのね! 船って、重たいものを乗せても浮くんですねぇ! ← こんなボケたことを言うと、父に怒られる・・・
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久里浜港フェリーターミナルから 約1km走って 振り返る 南房総・鋸山方面
行ってきた所が見える という、なかなかできない旅路です
いつも、あそこに お肉屋さんと 太田屋さんと 駅前食堂さんと 郵便局のみなさんがいる ということが、見て感じられるのです。
金谷の風景、人々の暮らしの雰囲気が、私が過ごしてきた 生まれ故郷の横須賀市西浦賀地区 や、長年仕事で過ごした三浦市三崎地区に似ている気がするのです。なので落ち着くのだと思います(#^.^#)
( 今住んでいる地区や 父が住む地区は 金谷に似ていない)
三浦半島の山肌の木々も、強風でこんな感じで ななめって生えていますよ~
電柱にも つっかえ棒がしてありますね!
横須賀市 野比海岸では「水仙」の盛りをちょっと過ぎた感じ。
でも、マスクをしていても あたりに漂う良い香りがわかりました!
日も西に傾いた。
さぁ、帰ろうや~
ここは、このあたりに住んでいる人は みーんなお気に入りの坂道なんですよ
( 横須賀市 野比海岸 )
老体に鞭打って、最後の力をふり絞って GO GO GO ぴゅぅーーーー
ただいま
これから あっちに見えている建物群の方まで 帰ります アッハッハー
まいど、自分だけの世界にどっぷり浸った 長い長い文章を お読みいただきまして、本当にありがとうございます
いつの日か、文字を大きくした 短文で書いてみたいです、いつの日か・・・
5日後に三浦半島に吹き荒れた強風のもと撮影した画像を「フォトチャンネル」にまとめてみました
海上荒天の中、大事な大事なライフライン「LNGタンカー」が航行、東京湾を出ていく。
5日前に訪れたばかりの房総半島も霞み、午後からフェリーが欠航で渡れない・・・
そんな中、風を利用してウィンドサーフィンしている赤い帆が見える。
強風 海上荒天