「世界貿易センタービルディング」40F 展望台 シーサイド・トップ HP
この記事を書いた当時は存在したページでしたが、今はもう開けません
浜松町の貿易センタービル 2021年6月30日閉館・解体へ、日本におけるビル解体 最も高いビル
新装なったビルの眺望に期待です
★ 2021年10月16日 に追記しました ★
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まいど前置きが長すぎる私のブログ。やっと本題にたどり着きました。
友人おススメの「世界貿易センタービル」地上152m展望台から、首都東京を見てみます!
優秀なカメラではないので、素晴らしく鮮明な写真とはいかずに申し訳ございません。ぜひぜひ、可能ならば現地へ行って見ていただきたいです
最初の写真は、真下に広がる 旧「芝離宮恩賜庭園」と、隅田川の河口の東京港です。
ガラスに室内が映りこんでいて、ごめんなさい。
旧芝離宮恩賜庭園です。
線路はJR線。写っているのは新幹線の線路だと思います。手前がJR山手線・京浜東北線の浜松町の駅舎。渡り廊下が見えていますが、新幹線をまたいで東口へ降りるための通路かな?
友人の超おすすめポイントである、交通系の眺め!
山手線と京浜東北線の電車が、同じ速度で走っていまして、まるで航空自衛隊の「ブルーインパルス」のアクロバット飛行のように ピタッとくっついて、スーーーーっと動いていきました。
友人が「削っていない白い鉛筆みたい」と絶妙な表現をしていた、東海道新幹線がまっすぐに伸びる姿。全長約400mあるのだそうです!スピードもあるし、きれいです~、爽快な眺め!
ループを描く「新都市交通 ゆりかもめ線」。タイヤ走行で、有人・無人で運転されていま~す。
私は、竹芝桟橋へ船を見に行く時や、お台場へ遊びに行く時に乗りました。東京ビッグサイト、豊洲市場へはこれに乗ってどうぞ! 「レインボーブリッジ」を渡るとき、素晴らしい眺めです。行きと帰りは それぞれ反対側の席に座って、橋の両側の景色を( 隅田川・都心方向 と 東京湾岸方向 ということ )ご覧になることをオススメいたします
首都高速道路も見えます。見えていませんが、首都高の下にも一般道が走っています。
奥に見える緑地は「浜離宮恩賜庭園」、そのさらに奥の荒れた土地は(失礼 )、
築地市場を取り壊して整地している場所です。
隅田川に架かる橋は「勝鬨橋( かちどきばし )」ですね! むかしは、下を船が通るときにはね上げる可動橋だったんですよね。ちょうど「シーバス」が橋の下をくぐろうとしていますね。
→ 建設会社 錢高組 「勝鬨橋」紹介ページ ( 興味深いです♪ )
ということは、その向こうにわずかに確認できる緑の杜は、築地場外市場の端にある「波除稲荷神社( なみよけいなりじんじゃ )」でしょう。8月の、近畿日本ツーリストのバスツアーで行きました( ブログ記事あり )。
ボケてますけど、築地市場跡の奥の方を このでっかいビルを挟んで向こうを見ると
墨田区押上にすっくと立つ、「東京スカイツリー」ムサシの634m
私は8月のバスツアーでも行って、忘れ物してきて ふたたび引き取りに行ったんだっけ~( 記事あり )
東京は紅葉していますね~。
ところで、展望台って このようなところです。
東側は、海に面しています。真下が「旧芝離宮恩賜庭園」と浜松町駅です。
西側です。
こちらからは、以前は富士山が見えたそうです・・・・が、
この記事の①で、ちょこっと書いた通り、高くて幅広の建物が建ってしまいまして・・・
画面に入りきらないほどの壁みたいなビルがあって、西側の眺望は トホホな感じになっています・・・
今なら見えるはずの雪を頂いた富士山~、ざんねーん!
東側の回廊からも、以前は竹芝桟橋が望めたようですが、あのビルができて お良しが乗った「おがさわら丸」の発着する姿も見えなくなってしまったようです。
( 展望台の各所に、ジオラマや眺望解説パネルがあります )
そんな中でも、海の方はいいですねぇ!
お台場や、これも見えなくなってしまったという豊洲の方向を見ています
日の出桟橋から、シーバスが出ていくところです
万が一にも、「旧芝離宮恩賜庭園」がつぶされて高層ビルが建たないかぎり、この近い海の景色は見え続けるでしょう。
( おねがいしますよ、まったく さすがのスカイツリーでも こうはいかないんですから )
築地市場跡の向こうの向こうの空の下は、茨城県の筑波山の方向だと 解説盤にあります。
中央回廊はクリスマスの飾り付けとなっています
北側の窓です
その窓から(北側回廊から)の眺め
回廊のそこここに、可愛らしいものが置いてあって、スタッフのみなさんが この展望台を心底愛していて、多くの人に来てもらって存分に楽しい時間を過ごしてほしい、と思っていることが伝わってきます🎵
角にあるこのテーブル席に座って外を眺めながら、持ってきたパンで昼食にしました。売店やレストランはありません。ゴミは自分で持ち帰ります。飲み物の自動販売機はあります。カップで出てくる「ホット・カフェモカ」がとっても美味しかったです~、幸せ
「どうぞ ごゆっくりしていってくださいね」と、スタッフの方たちもとっても親切にしてくださいます。
この展望台は昭和45年、つまりは「1970年よ、こんにちは~」の大阪万博開催の年にオープンしたそうです!
そんな昔からあったのねー!とビックリしました。もっと早くから来ておけばよかったです。
受付の方にいろいろお聞きしちゃったのですが、どんどん変化していく東京の様子を目にしてこられたそうです。
次に訪れるときは、また景色が変わっているかもしれません、と仰っていました。
ここは室内なので、電車の走行音がかすかに聞こえるぐらいで、とっても静かな環境です。前日に見上げた渋谷の「スクランブル・スクエア」の展望台は完全な屋上なので、様々な TOKYOの音 というものが聞こえてくると思いますね。それもまた良し!なんじゃないでしょうかね~?
中央回廊のソファに腰かけて、まったりとカフェモカを飲んでいたら、なぁーんとさっきの神社で出会えた奇跡がふたたび!
座っているお良しの視線の先、南側回廊をふさいでいた戸張がとつぜん開いて、新郎新婦が 降臨~
きゃぁー なになに何? 今日は さっきからなぁに?
花びらのシャワーが降り注ぎ、お良しも思わず拍手 拍手です~
空に近い所から、人生の船出
羽田空港から、飛行機も飛び立っていきます
お良しもお名残り惜しく、思い出がいっぱいできた「世界貿易センタービル」を後にして、都営地下鉄「大門駅( だいもん )」から電車に乗って1時間10分の 地元横須賀に帰りましたよ。
この展望台から見たもので一番うれしかったのは、やっぱり神奈川県の「横浜ランドマークタワー」でした。遠くに霞んでいても、馴染みがあるから「見えるかなぁ?」って期待してさがしてしまいました 三浦半島はどっちかなぁ?とか。
外へ出てみてあらためてわかる、ふるさとの素晴らしさ、ありがたさ
幸せの瞬間に何度も立ち会ったら、なんとなく、寂しさが込み上げてきたな……
残りの人生まだまだつづく。私もTOKYOからの旅立ちだ~
・・・変な終わり方・・・ ★ このシリーズ おしまい ★