こんにちは。
前回の記事で、令和元年(2019)9月に関東地方に大きな被害をもたらした「台風15号」について書きました。特に大きな災害となってしまった千葉県。お良しが暮らす神奈川県の三浦半島の、海を挟んで真正面の南房総のことが気がかりで、年明けに主人のいとこ宅に行ってみた次第です。
実は 台風が来る1か月ほど前のわたしの誕生日に、思い出作りに東京湾フェリーに乗って訪ねていたのです。今回はその時の南房総の夏の様子を記録したいと思います。
8月の当初、記事にするつもりでこのブログの「画像フォルダ」という 画像を溜めておくところに、カメラから写真を入れてありました。でも台風被害が大きかったので、記事にすることをやめていました。今回も失礼にならないよう気をつけて書きたいと思います・・・。
15号台風の進路を、当日の真夜中 テレビ画面を写真に撮ってあります( NHK総合 ) ↓
三浦半島に位置する横須賀付近にあると表示されています。
このときの房総半島の雨雲の状態が ↓
房総半島は真っ赤っかの「最大暴風雨」の状況です。三浦半島はまもなく「台風の目」に入る状況でした。
午前2時ごろから約1時間、横須賀のお良し宅の周辺と上空は、ほんとうに急にピタッと雨風の音が止んで、不気味なぐらいの静かな状態になりました。その時、台風の進路 東側に入っていた すぐ近くの南房総が大変なことになっていたのです!
左(西側)・三浦半島
右(東側)・房総半島
令和元年8月1日は良く晴れた夏の一日でした。
この日のこの時間帯に乗ったのは、東京湾フェリーの「しらはま丸」です
もう嬉しくもない自分の誕生日を できるだけ楽しく過ごそうと思って、喜び勇んでたくさん細かいところまで撮影していますよ。今見ると、自分のおこちゃま加減がほんとうに恥ずかしい~(;^ω^)
フェリーに乗り込んですぐに、東京湾フェリーの公式絵葉書を買いました。葉書面を撮影して載せています、ごめんなさい、著作権・・・。
三浦半島、久里浜港をしゅっぱーつ!
この時は、まだ東京電力横須賀火力発電所のエントツは これぐらい残っていたのですね!
この日の海上は波も穏やかでした
南房総 金谷港から久里浜へむかう「かなや丸」とすれ違います。
「あ~、私もあんなふうに海の上にいるんだなぁ」と思い至る景色です。
夏の東京湾フェリーは、日の入り時刻が魅力的♡
富士山の方角に雄大に沈む夕日を見ながら乗船したいものです。「サンセットクルーズ」と称して、お船の方でもお客さんを温かく、楽しく迎えてくれています。 土日祝日は、ハワイアンステージパフォーマンスも見られます!
「しらはま丸」船上、屋根付き甲板も このように鮮やかな雰囲気に
東京湾フェリー納涼船サンセットクルーズ ← 千葉県公式観光サイト
東京湾フェリー納涼船サンセットクルーズ ← 東京湾観光情報局のサイト
前回の記事で同じ場面の写真を載せました。冬の海はうねりがありましたが、この時は引き潮ぎみで静かな海でした。
奥に写ってる建物を大きくすると ↓
2017年の8月に自転車で行った「漁師料理かなや」があります。入浴施設もある、お土産や千葉県の料理が食べられる大きなお店です。ここもきっと被災したと思います。
引き潮で岩場がこんなに露出している金谷港に到着です
久里浜港で載せた車が出ていく方向に、船を着けるために半回転します
スクリューがかき混ぜた海水の、この色が大好きなお良しです~
こんなところの写真も撮って、「ブログの画像フォルダ」に入れてありました~。
船を操舵して、太い木をつなげた緩衝板にやさしく当てて停めます。
お見事~!パチパチパチパチ(*^▽^*)
現在ラッピング中、「チーバ君しらはま丸」です
フェリーが着く金谷港、右は海が見えるレストランです
この広々した駐車場の先には、「恋人の聖地」となっている 愛の鐘があります
久里浜港へ向かうフェリーや、東京湾を出入りする大小・色とりどりな様々な船舶を 間近に見ることができます!
写真は、伊豆大島から東京港竹芝桟橋へ、時速80kmでひた走る「東海汽船セブンアイランド」えー・・っと、これは「虹号」かな? ジェット船(高速船)ですよ。
引き潮で見える海底がきれいです
金谷港に着いたとき、鋸山(のこぎりやま)329mには雲がかかっていました。幻想的でした。夏だなぁ~・・・
見えている白っぽい建造物は、ロープウェイの支柱です。↓
いよいよ町へ繰り出します(*^-^*)
夏の陽ざしがまぶしい路地の風情。
地元の鋸山から切り出された石「房州石」を使った塀の家々が並びます。鋸山からの石の切り出しは、江戸時代から昭和60年まで続いていました。三浦半島の三浦三崎の町中で見かける石の塀も、とっても似ているので 房州石じゃないかなぁ?と私は思っています。
「鋸山の房州石」← 産経新聞の記事
鋸山から流れ来る川に、「アオサギ」が佇んでいました。
三浦半島にもたくさんいますよ。南房総にも川や海があるので、エサに困らないかしら?
郵便局やお肉屋さん、旅館、雑貨屋さんなどがある町を抜けて、金谷漁港へ行ってみました。
カモメが一羽もいません。漁師さんの船にくっついて、沖に出払っているのかしら???
とっても静かな時間が流れていました・・・。
いやぁ~!今日はホントにずいぶんと潮が引いてるなぁ! あの船に乗り込むのは大変じゃん!
とか驚いたのでした。
お良しの背後にある水揚げされた海産物を仕分けしたり 保管したりする施設も、きれいで立派なものでした。
( あまり細かく載せると、ドロボーに入られると困ると思ったので、撮影しませんでした )
冬と違って空気が霞んで、三浦半島がはるか遠くに感じます
金谷港からは、沖を行く船が近くに見えますねー(@_@) 航路設定の関係もあるのですが、お良しの本拠地「三浦半島南東部」は海岸線が内側に引っ込んでいるので、航路から遠くなっているのです。
いったい何を運んでいるのかしら?????
「金谷海浜プール」
東京湾フェリーの絵が描いてあります。地元に愛されている船なんだなぁ♡ っと、感じました。
ここも1月に見た時、被災した雰囲気が強く感じられました。夏には子どもたちの歓声がこだましてほしいです。
8月1日って、夏のいちばん暑いときですよね? 南房総の明るい太陽が燦燦で、もう倒れそうに暑くて暑くて・・・。
海岸線の道路沿いのラーメン屋さんの生垣の木の下をお借りして、野菜ジュースをがぶ飲みしてしまいましたよー!(>_<)
千葉県富津市金谷の町中をぐるっと回って帰ってくると、午前中 雲をかぶっていた鋸山がスッキリと晴れて見えていました。
山がギザギザしているのは、江戸時代からおよそ200年間 石を切り出していたからです ↓
★ 画像は「アップス・ジャーナル」さんのページから拝借 ★
そして、東京湾の入口(モチロン、出口でもある)方向からやって来る 見慣れた船影が・・・↓
前方をゆく船を追い越すのがお得意の、足軽なあの船は・・・
おなじみ「おがさわら丸」です。1000kmかなたの小笠原諸島から東京港へ戻るところです
私を小笠原に連れて行ってくれた船、大好きです、出合えて嬉しい誕生日となりました。
その自分の誕生日祝いは、南房総名物「びわ」を使った「おいしい房総サイダー びわ風味」1本です(*^-^*)Ⅴ
ほんとうに美味しいです!1月に行ったときには、いろいろ種類が増えていました。超オススメです!!!
びわサイダーを飲んだ所は ここです ↓
東京湾フェリーターミナル内
黄色い柱の間に、玄関があるのですが、1月に行ったとき、扉のガラスがまったくありませんでした!
15号台風の仕業だと思います。ひどいなぁ!
町中のお肉屋さんでコロッケを買って、フェリーターミナルで地場ものの野菜を買い、お土産コーナーで千葉県産ピーナッツ(落花生)🥜の一番安くて美味しい小袋を1つ買い、レストランでも一番安くて美味しい定食をいただき(・・・何を食べたか忘れちゃった~)ました。
ぜんぶ安いものしか買えずに 申し訳ありませんです(>_<)
ふだんから海からの風当たりが強いことを思わせる、金谷の山肌の樹々の様子。左斜め上に向かって、揃って傾いていますね。三浦半島の海岸部でも、こういう感じの所が見られますよ。
ひとしきり散策して、帰りの船に乗りました。
最後尾の甲板から下を覗いてみると ↓
こんな棒が立てかけてあります
停泊中 船を固定していた この綱を、到着した時に船の上から投げてくれたのを 下から受け取るために使う「ひっかけ棒」だと思われます、たぶん。 奥に見える 綱の先端の穴に引っ掛けて受け取るのだと思います。
お帰りの船も、納涼船とサンセットクルーズ仕様になっている「チーバ君しらはま丸」でした~。
帰りは、上げ潮が進んで岩礁も海の中に沈みつつあり、鋸山も晴れ渡った姿で、私を見送ってくれました。
2017年8月のお盆の時期に、この辺りをサイクリングしたことを詳しく書いています。