相州 三浦「白山神社」( はくさんじんじゃ )公式ツイッター
まだ暑かった8月26日、2021年のゆく夏を惜しんで出かけた 三浦半島南東部 一直線走りサイクリング! 一帯はわたしが10代から現在までの日常生活行動範囲ですので、流行り病蔓延時行動としても おゆるし願いたく存じます
本題の前にちょっと今日の事を述べます。2年前の今日 2019年9月9日は、「房総半島台風」と命名された台風15号が千葉市付近に上陸し、台風の目の東側に入った房総半島西側と南房総に甚大な被害が出たのでした。
その時 三浦半島は台風の目に入っていて、不気味な静けさに不安な1時間を過ごしていました。そして目を抜けた後の数時間が、三浦半島南東部の海岸線は地獄の様相だったのです。
南房総に暮らす 親戚とは一時まったく連絡がつかなくなり、いったいどうなっているのかとてもとても心配しました。今も家業が100%元通りにはなっていないのが現状です。
今回のサイクリングは、房総半島と向かい合う三浦半島南東部の海岸線を走っていきました。
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自宅から出発して海岸道路を一路南下。海岸線道路の南の端っこ「小浜(こばま)」まで行って引き返し、金田漁港のすみっこでお弁当を食べた私でした。
さらに三浦海岸方面へと引き返してきまして、三浦市南下浦町菊名の「白山神社」へ、生まれて初めて行ってみたのでした。
金田漁港から三浦海岸方面へと引き返してきた道
こんな感じに青い海がすぐ脇にあります☆☆☆
右奥に見える岬、手前の電柱とかぶさる辺りまで自転車で行ってきました( 小浜のバス停 )。住所は三浦市南下浦町金田。
このあたりは対岸の房総半島から距離があるので、海が広びろと見えるのです~~~。爽快です(*^-^*)
大きな岬を回って見えてくる「三浦海岸」。
向こうの山々は、私のブログによく登場させる、左から順に「武山・砲台山・三浦富士」の三連山です。
( 右端にあるはずの三浦富士は、頂上が写っていませんでした、ごめんなさい ((+_+)))
安全な道路わきに停車して撮影しています。ここはちょっと高さがある場所なので、あのフェンスから下を覗くと とってもきれいな磯と海が眼下に見えるんですよ~!
(ただし! 歩きの人しか行けません 。駐停車禁止 )
岬を回って ずーーーっと下ってくると、海岸道路が二股に分かれる所に到着します。
左は旧道です。わたしが見たところ、途中 途切れ途切れしながらも横須賀市野比5丁目の「東山崎屋」さんの先の方まで続く むかしの道のようだと思っています。
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白山神社は、看板の矢印「」の通り、左の旧道へも入らずに すぐ左にある道を行きます。
海岸を外れて ここを入っていきます。お邪魔しま~す
お良し、初めての道で ウキウキわくわくモード ♡♫ わーい わーい
200mぐらい進んできて 石段下に無事にご到着!
周囲は小さな丘が囲む畑や 住宅地ですが、とっても静かなところでした。
自転車、バイク、自動車などは、裏手の駐車場に停められるようになっています。
最初の石段を上がったところ
なかなか情緒ある雰囲気です
手水鉢の中に、このようにモミジの枝が浮かべてありました!
お迎えしてくださる社務所、地域の方々のお気持ちを感じました♡ うわぁ、いいなぁ♡♡♡ ありがとうございます(*´▽`*)
振りむいたところ
前をむいて拝殿方向へ歩き出したら見える景色 ↑
ふたたび振り向いて一の鳥居を見たところ ↓
ここで杉林は途切れます
下に写り込んでいる赤いものは、壊れかけのカメラのレンズカバーです(;´・ω・)
このサイクリングの最中に地面に落としてしまい、もう瀕死の重傷なのでした・・・。
途切れた杉並木から先に、拝殿が見えてきました
拝殿に向かう参道脇にあるのは「幟小屋( のぼりごや )」でしょう。
祭礼の時に海岸の砂浜に二本の幟が立つ光景は 素晴らしいですよ~!
カメラの調子がとっても悪い!!! ボケた画像で失礼いたします(◎_◎;)
拝殿下の石段を上ります。
相州三浦「白山神社」さんの拝殿正面に参りました!
お賽銭箱の前から 振り向いてみますと ↓
あっちの方向に 海があります
扉が開いておりましたので、中をしっかりと拝見させていただきました。
なんだかこれから儀式があるのかなぁ? という美しい整いでした。
「神道 八百万の神 <白山神社>」紹介ページ
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横からみた 拝殿と本殿
建築様式的には、コンクリート造りになっているようです。
☆画面の左端にある赤い鳥居は・・・ ↓
いやはや、すごい所なんですよ!
自然の地形を生かした、おそらく縄文時代の遺跡でしょう。 間違った事を書いてしまいました!Σ(×_×;)! 申し訳ございません、正しくはコチラ →
★ 切妻造妻入形横穴古墳 ( きりづまづくりつまいりがたよこあなこふん ) 奈良時代の横穴墓。天井部が切妻造風に仕上げられ、壁面には朱を施した痕跡が残っているという。市指定史跡、1969(昭和44)年指定。」
三浦半島には旧石器時代から縄文、弥生、古墳時代の遺跡が数多く点在しています。私も高校生の時、社会科の先生からの夏休みの宿題で あっちこっちの遺跡を汗水たらして巡ったことがありましたよ~(*´▽`*)
暑いし、虫に刺されるし、ヘビには出くわすしで、大変でした。
縄文時代辺りの三浦半島は、今よりも海岸線が内陸に入り込んでいました。なので、この洞窟遺跡のすぐ下まで海が迫っていたかもしれません。
このような「ソテツ」というのですかね? 前回記事を書いた 横須賀市野比の「白髭神社」の境内にも ほぼ同じ植え方のものがあります! なにか意味があるのでしょうか?
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後ろ側に新しい狛犬がありますが、手前には古いものもあります
拝殿に向かって左側の狛犬は、そうとう風化していますね
狛犬がいらっしゃる二の鳥居下、灯篭の建立年代刻印
「文政三年」かな??? 「庚 辰」の文字が見えるので、間違いなく1821年・文政三年 かのえ たつ年です。
えーっ!? わたし、ちょうど200年後の年に初めて訪れたのねー! わぉーお!(^^)! 縁があったんだなー♡
一の鳥居からの杉並木の中を行く雰囲気からして、大むかしの鬱蒼とした佇まいを想像させる すてきな所でした。私の自宅の管轄氏神様ではありませんが、夜中の初詣に来てみたい神社ですね~。良かったです(#^.^#)♡
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白山神社の脇には「菊名地区」の公民館がありまして、その隣になにやら立派な建築物があり とてもいい感じでした。なんでしょうねぇ???
どなたかに質問してみたかったのですが、まるで桃源郷のような静けさの中の集落には、人っ子一人おられなかったのですよ・・・
すぐ近くに 農産物の出荷場のような大きな建物があったので、ここは以前の そういう場所かなぁ?とも、私は考えました。どうでしょうか?
木組みの感じがとても素敵でした。
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白山神社を後にして、帰路は 先ほど写真を載せた 海岸線の大通りではない、一本内側を通っている「旧道」を行きました。
そうしたら、道の真ん中に ひらひらと大きな枯れ葉が落ちて揺れていまして、踏んづけて走り過ぎようとしましたら なんと
枯れ葉だと思ったのは 大きなガマガエルだったのです!?
( どぶ板の穴に入っていく お尻と後ろ脚が見えますか? )
愛車「サンシャイン号」のタイヤに絡みつこうとしたので、そっと動いて お退きいただいたら、どぶの中へ入っていっちゃいました!(;゚Д゚) びっくりした~
そんな こんなで、いろいろあった旅路もおわり、この後は父が暮らす家( 私の実家 )へと 約30分ペダルを漕いで帰った私でした。
朝、土木のお仕事にでかける祭り仲間のオニイサンからいただいた『リアルゴールド』(エナジードリンク)をクーッと飲んだせいか、不思議とまったく疲れもせず 一日のサイクリングを終えることができたのでした。
ふだん飲みつけないものを たまに飲むと、すぐに効いちゃう 単純なお良しでした~
長々とお読みいただきまして、どうもありがとうございました