毎日暑い日が続いています


2017年7月10日、横須賀市久里浜港に、大王海運さん所属の貨物船「第一はる丸」が、大阪への貨物輸送のお仕事の途中に寄ってくださいました!

久里浜港は、いろいろ経緯があって、今、大型船が停泊できる桟橋を造りまして、利用を誘致しているのです。
久里浜港
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5月に私が小笠原諸島へ行ったときは、「おがさわら丸」が寄港してくれて、横須賀市民は本来の発着地である東京 竹芝桟橋まで行かなくても、地元久里浜から乗下船できました
横須賀市のHPを見ると、大型豪華客船「ぱしふぃっくびいなす」も、来港してくれたことがあるようです。

けっこう大きな船が停まれるほど、海底を浚渫工事したのネ・・・。
はる丸も、久里浜港を使ってもらおうと、試験寄港 というので寄ってくれたのです。私は、『広報 よこすか』にそのことが載ったのを見て、愛車
サンシャイン号で駆けつけました
お船が大好きだからネ~

午後2時に接岸!という情報をキャッチしていたお良しは、もう1時過ぎには久里浜港に到着してしまいました
東京湾フェリー乗り場の裏に、「久里浜1号岸壁」があります。

東京湾フェリーが発着する(左)岸壁の右側、この中央の海に「はる丸」はやってきます!
13:50発の「かなや丸」の出港のアナウンスが流れ、「そろそろ2時だなー。」と思って、フェリーターミナルの高い所で上を向いて水を飲んだ瞬間・・・

あれれー
いつの間にか、「はる丸」が東京湾フェリーの 出待ち をしているのが目に飛び込んできました!!
やややー、もう来てるじゃん!
お良し、もう胸がわくわくしちゃって・・・


かなや丸も、スイスイ千葉県富津市 金谷港に向けて出港していきます


「おがさわら丸」が入港してきたときの感激を思い出し、「はる丸~
ようこそー
」と、カメラで動画を撮りながら、心からの歓迎ムード
ゴォーーーーというエンジン音が響きます。
大きな船は、力持ちタグボートで押っぺされて接岸します!
(おっぺす・・・埼玉県狭山市生まれの母の言葉遣い
「押す」より臨場感が出る
はっはっはー)

そうこうしているうちに、千葉県金谷港から、入れ替わりに「しらはま丸」がやってきました。はる丸と一枚の写真におさまるのは珍しいでーす。
接岸すると、高い所から下りて、はる丸のそばへ行ってみました

今回は、大きな貨物を、たくさんたくさん積み込みの作業があるので、危険回避のためか、お良しのような見物一般市民は、久里浜一号岸壁のゲートの外までしか入れませんでした。
「第一はる丸」の、くるくる回っている頭のレーダーと、ナンバープレート
すべての船には、識別番号がついているのです。
手前に見えている灰色の板は何だと思いますか?・・・あとでわかります

あ”-ん!!! 手前に置いてあるコンテナが邪魔して肝心なお顔が見えなぁーい
灰色の板は、貨物を出し入れするために使う`スロープ’ です! 1枚板かと思っていたら、折りたたみ式で格納されているのにびっくりしました
表面はコンクリート舗装でしょうか??? 割れたりしないのかな???
スロープを下すとき、船体を岸壁の方に傾けた姿が かわいい 
とか感じちゃったお良しです
岸壁にたくさん集まっていた、関係者のみなさんは、まさかそばで かわいい
なんて思って見ている人がいるとは思いもよらないでしょう

後ろにも格納スロープがあって、片方から積んで、もう一方から下す・・・のだと思います。すばらしー

でも、重そうな装備ですね

大きなコンテナを積んだトラックが・・・。トラックごと積んで行くのかとばかり考えていたお良しでしたが・・・

見ていると、どうやらそうではないことに気づきました。
トラックの車の部分が往復して、車輪付きの貨物を積んでいくのです。

ホラ、帰りは、トラックだけ下りてきます。
久里浜港にはクレーンがないので(港の出入り口に面した岸壁に1基 動いていました)、箱型コンテナは、船についているクレーンで積むか、こうやって、なんと呼ばれているのでしょうか? トラックでピストン積載していくのですね! (このコンテナは、`シャーシ’ というのかもしれません)

スロープは、このように岸壁に下ろされています。

スロープの奥は、広そうな空間。どんなふうに荷物が積み込まれているのか、見たいなぁ・・・
久里浜港に定期寄港が決まったら、お良しのような歓迎一般市民に見学させてくれる機会を作ってほしいなぁ!!!
聞いてますか?市長さーん
おーい
なぜか威張っている一般市民お良し (他意はアリマセン)

久里浜海岸の方へ回って、見てみました。
おおーっ! やっぱり、いつも海岸から見ていた船ですー

東京湾フェリーしらはま丸 と 東京電力横須賀火力発電所の3本のエントツ とともに。

その後ろに、白い防波堤燈台。
5月の`劔埼灯台見学会’ で教えてもらった、港に入るときに左に見える灯台は白く、右は赤い・・・という法則どおりです。
・・・なぁーんて悠長に見ていたら

あっれー
おがさわら丸みたいな船がいるよー!!!
んー・・・
船首かエントツのマークは~?・・・・・東海汽船さんのようなぁ・・・???
家に帰って調べてみたら、東海汽船さんの、「さるびあ丸」でしたぁー
ここまできたら、私、オタッキーだね
鉄道好きの「てっちゃん
」 でいう、船好きの「船ちゃん(せんちゃん)」だね
ハッハー
ときどき「おせんちゃん日記」っていうの書こうかしら

ちなみに、この「さるびあ丸」は、10月9日まで、竹芝客船ターミナルを19:15出航で、『東京湾納涼船』というクルーズをやっていますよ。
詳しくはこちら
東京湾納涼船 東海汽船
「さるびあ丸」は、東京と「神津島」を結んでいます。
さるびあ丸 


ところで、久里浜港内にある、横須賀市が中心となって一生懸命誘致した会社で、矢印のところにある「コロッケやさん」と「お菓子の直売所
」、安くて美味しいです
店員さんの感じもとっても良くて、好感が持てます。左の大きい建物は、天然温泉です。
二つのお店とも、近づくと、なんとも美味しそうな匂いがただよっていて、お良しは トンビかカラスのように、お店に吸い込まれて行きました
お店の人も、「あ、カラスが来た!」とか思ったかな?
はっはー
コロッケ屋さんで、豚メンチ50円と、エビフライ100円を買い、野比海岸から、出航していくはる丸を見送ることにしました。
自転車で10分ぐらい走って・・・ 野比海岸の北の端にスタンバイ
サンドイッチとメンチカツ・エビフライをもぐもぐしながら「はる丸」を待っていると

っもっのすごく大きな貨物船が先にやってきて、東京湾フェリーが後を追う展開!・・・じゃなくて(フェリーは航路がちがいます
)

おおーっ! 来た来た「はる丸」~
近いから大きいねぇー!!!

野比海岸の景色とともに。

海上に鳥がいっぱいの中を、「はる丸」は、大阪 堺泉北港へ向けて出航していきました。(背後は、房総半島 館山)
はる丸と並走して、お良しも家へ帰りました。
横須賀久里浜港寄港は、どうだったのでしょうか? うまくいきそうですかね?
おがさわら丸を迎えるとき、こじんまりとした温かい雰囲気の歓迎式典をおこない、久里浜太鼓のみなさんの演奏、船長さんへ花束
なんてありましたが、はる丸はなにもなし。
ゲートまで来て見物していたのは、私ともうひとり、オジサンだけ。岸壁のコンテナが邪魔して良く見えない・・・とは、先に書きました。
誘致活動した市長さん、来ていたのかなぁ・・・??? このブログで、お良し、大王海運さんとはる丸に、大歓迎の意を華々しくお伝えします
はる丸が晴れて定期寄港してくれたあかつきには、ぜひ! 『広報 よこすか』で、今回のことを周知したのですから、結果も教えてくださーい

日本各地で豪華寝台列車が走っていますが、久里浜港も、たとえば、すぐ近くにある「ペリー提督上陸記念碑と記念館」を、もっとバージョンアップして、客船から寄り道で下りてきていただいて、観光してもらいたいですねー。 客船であろうと貨物船であろうと、市民に、久里浜寄港をもっとちゃんと宣伝するべきだと思います。市として誘致したのですから。横須賀新港の、帆船パレードみたいに、お客さんを呼んだら良いと思います。
(もちろんこれは私の考えで、「静かに暮らしたい」と思っている久里浜の住民のかたもいらっしゃると思います)
見学に来ていたおじさんは、造船所で事務や広報活動のお仕事されていたので船が好きで、お良しは父が造船所で実際に船を造っていたのを何隻も見ていたので船が好きで、今回いそいそと出かけて、この目で見たのです。

はる丸を見送って、あたりを見回すと、海岸の山肌は、風を受けるから、木が斜め

夕日が傾く野比海岸から、三浦海岸方向を見る。風が吹いている。
はる丸の姿を、よく海岸から見るのですよ。「いつもいるなぁー」と思っていたら、3隻あるんですって!
第一はる丸・第2はる丸・第3はる丸。 3隻とも、大阪堺泉北港・岡山宇野港・四国三島川之江港・・・と巡っているようです。航行表を見ると、ほとんど休みなし。私たちの暮らしの物資を運んでくれているんですね。
はる丸~、ごくろうさま~。 ありがとうねー!
ああ、自転車で走った走った・・・暑かったぁ・・・
はい
大事なオマケの写真です

海岸線にでたとたん、お良しの目に飛び込んできたのは( ^ω^)・・・

なんと なんと ななナント!! おがさわら丸~ではありませんか
「お良しさーん、おひさー
」
もう、私、一目見て、すぐにわかっちゃいます
父島から東京へ向かうおがさわら丸が、お良しを真正面にでむかえてくれました。うれっしー

あいかわらず、足が(いや、スクリューが)速かったです・・・
ラッキー
神様、ごほうび ありがとうございました
しつこく登場させる「おがさわら丸」。このへんで決着つける意味で、くわしくご紹介してみます!
小笠原海運HP おがさわら丸



横須賀市久里浜には、もっともっと見るべき良い所がたくさんあります
久里浜観光協会 公式サイト