大好きな盛岡
昭和60年3月に 初めて とあるきっかけで連れてきてもらってから、今回でおそらく12回目の訪問です!
昨年3月に実母が急死して、92歳の父が急に一人暮らしになってしまいました。ほぼ自分のことは自分でできるし、買い物も毎日一人で行っていますので、介護保険のお世話にはなっていません。でも、それが独りにしている父の(私の)心配でもあります。
行けるときにもう一度盛岡へ行っておこう!と考えた次第です。
2019年6月2日(日)、令和の時代となって お良し初めての一人旅。
お良し宅 最寄り駅から5:31発の東京は品川行の電車に乗ります。
朝日に染まって、本来のアイボリー色がうっすらオレンジ色に染まった「タイサンボク」の大きな花に見送られ・・・。
東京駅を7:36発の「東北・秋田新幹線 はやぶさ・こまち連結 3号」に乗ります~。
プラットホーム上に このようなものがあるのを初めて気がつきました!
日本の鉄道の起点ですね。
いろいろな新幹線が次から次へと出入りして、そのデザインの素敵さに うれしくなった私。
↑ こちらは上越新幹線の「MAX とき」ですかね? きれいな朱鷺が飛んでますぅ。
お良しを盛岡へ連れて行ってくれる車両が入線してきました!
下り列車として東北のどこかから来た車両ですが、ツアーのお客さんも含め 本当にたっくさーーーーんの乗客が降りてきました!
私 → 「っえー!? まだ朝7時過ぎだというのに、どこから来たのぉ?こんなにたくさんの人たち」
東京って、ホントにすごいなぁ!!!!!
一歩車内に足を踏み入れれば、気分はもう北へ北へ
座席に落ち着いたらまずすることは、常備されている 東北に関する旅の情報誌を見ることデス。
「何かいいこと載ってるかなぁ・・・(*^-^*)」
今回はお土産情報が参考になりました!
チャ~ラララ チャ~ラララ ラララララララ ラララ チャララララ~ララン・・・♪
wellcom ・・・ Tohokusinkansen 🚄
音もなくスーッと動きだす新幹線。車内放送が入って「東京よ さようなら」
毎回この季節に乗ると、日暮里のあたりで下に見える アジサイの青い花がきれいです。
東京駅は真っ暗なぐらいの曇り空でした。
( 頭が見えている 東京駅舎ドーム屋根を覚えておいてくださいますか?よろしくお願いします、うふふ )
福島県内を走行中~
生まれて初めて東北への旅をした時から、新幹線から見える山々がもっとも美しいのは福島県だと感じていました。
大震災前の福島県のキャッチフレーズ「うつくしま ふくしま」は、まったくその通り! と思っていました。
風景は変わらないけれど、人々の暮らしと風評は 早く元通りになってほしいと願うばかりです。
見えている山は、おそらく 「安達太良山」でしょうか。
仙台~ 青空~
テレビでよく見たりする、歩道が張り巡らされた おなじみの仙台駅前です。仙台は大都会です!
( 車内からパチリッ )
はやぶさ・こまち3号は、大宮を出発して仙台までノンストップで駆け上がってきました。時速300キロでているという話ですが、乗るたびに その走行が 静かに滑らかになっているのを実感します。
4年前は ゴォー・・・という音が響いて、「車輪が外れちゃったらどーしよう(>_<)」などと変な恐怖がありました(こんな変なことを考えるのは私だけです)。 今回は ぐぅーーーーという後ろから押される感覚はあるものの 静かで、途中ぐっすりねむってしまいましたよ。
進歩 進歩 素晴らしい~
宮城県内はこのように広い田んぼの風景が広がります
昔は「ササニシキ」が有名でしたが、今はどんな銘柄のお米が主なのかな?
北上川が見えてきました。 いよいよ岩手県に入りました!
岩手県の沿線の風景は、防風林を背負った家々が 田んぼに島のように浮かんで見えるのが特徴です。
東北各県で、それぞれ違うなぁっと感じています。
車掌さんの「まもなく盛岡に到着します♡」という放送が入って、盛岡の象徴「南部富士 岩手山」が見えてきました。
晴れていてくれて嬉しい~
こんにちは~盛岡、3年ぶりです。雲がステキ
降り立ったプラットホームから西口を見ます。
右端に立つ「マリオス」という高い建物の「マリオス展望室」から市内を見渡すことができますが、私は午後から行ってみました。
盛岡駅での、魅力的なお出迎え~
新幹線の改札口は駅の3階にあります。2階へ降りてコインロッカーに荷物を入れようとしていたら、窓の下に思いがけないものを目にしたのです。
チャグチャグ馬コ!?
岩手県の伝統行事「チャグチャグ馬コ」( 毎年6月2土曜日開催・今年は6月8日 )
この時は事前の披露会ということで、日曜日のおひる前後に 盛岡駅前と ちょっと郊外のイオンモールに来てくれたとのこと、まったく知らずに来た私はでした。情緒あふれる馬コの歌にあわせて、市民のみなさんが踊りも披露してくださいました
踊りの映像へ (馬コ踊りを撮った 一般人のユーチューブへ飛ぶ)
馬コご一行のみなさんは、一緒に記念写真も撮ってくださいました。
実はわたくし、上着の下に「チャグチャグ馬コ」関連のTシャツを偶然着ていたのです!
「岩手県のみなさんに敬意と親愛の気持ちをこめて」・・・と、家から密かに着てきたのです。わぁ~~♪ 神様~ 岩手山~、ありがとうございました~。
2016年6月に「チャグチャグ馬コ」を見た時の記事へ
この後、市内中心部の循環バス100円均一料金「でんでんむし号」に乗って、思い出の地「盛岡バスセンター」跡地へ行ってみました。
あぁ・・・、本当に取り壊しちゃったんだなぁ・・・
サイクリングの貸自転車を停めた駐輪スペース。すき間なく並んでいた自転車の風景が懐かしく脳裏によみがえります。
そして、バスセンター跡地の向かいにある 肴町(さかなちょう)商店街 と ショッピングセンター「NANAK (ななっく)」。
お良しが到着した6月2日が ななっくの最終営業日だと以前から知っていましたので、ここも思い出をたどるように入店してみました。
店内はたくさんの買い物客でごったがえしていました!
ここはジューススタンドだった所で、暑いときの散策の途中で何回か休憩させてもらったことがありました。
この日はもう開いていませんでしたので・・・
「しゅくる」さんというケーキ屋さんの喫茶コーナーに立ち寄って、美味しいケーキセットをいただきました。
これで500円でした(税込み)。
最終日ということもあり、「ごゆっくりしていってください」って、パティシエの女性が声をかけてくださいました。
お良し、涙で思い出話をさせていただき、感謝して お名残り惜しく席を立ちました。え~ん え~ん
盛岡に来るたびに想い出が一つ無くなっていく~・・・
何が理由か知りませんが、街の変遷は我がふるさと横須賀と どこも同じだなぁ!
肴町から見た「ななっく」さん。この商店街には 親切な酒屋さん や 明るい女性の履物屋さんなども、お良しの行きつけです( 健在です♡ )。
ななっくさん、飲み物やパン、お弁当を買って食べたこともありました。盛岡訪問の記念に買って帰った洋服など大事にしています。お世話になりました、どうもありがとう❤️
「ななっく」表通りから見えるのは、盛岡の有名すぎる素敵な建物 ↑
この記事の最初の方で「東京駅のドーム型屋根」をご覧いただきましたね。 この写真の レンガ造り と ドーム型屋根。同じ設計事務所の手による 旧盛岡銀行の建物です。盛岡市の保存建造物に指定されたそうで、以前は閉鎖されていましたが、今回の訪問では「岩手銀行赤レンガ館」として開館していて、「撮影もOKです」と、中を見学させていただけました!
うれしい見学の様子は次回につづけます
旧盛岡銀行について 詳しくはこちらを参照 岩手小旅 「岩手銀行赤レンガ館」紹介ページ
つづきの記事【岩手県盛岡・小岩井農場へ行ってきました ②】はコチラ