P印良品

気の向いた時にその日聴いてたCDやら最近観た映画やらを取り上げてソレについてアレやコレやと…

【レコード紹介#110】Houseconductor"Tonight I'm Going To Love You"

2014-11-09 00:05:09 | Music_Producer:Pal Joey
こんばんは っす。

先週に2回出張へ行った内の1回は行き先が新潟でした。てので、今回は その際
に用事を済ませてから寄ったレコ屋で掘り当てたレコードについて、です。

今回再び訪れたキングコング新潟店では 昨年行った際に見つけ、気になった
ものの 購入を見送って、後で調べてみたら「買わなきゃ、なヤツだったー」と
なっていたレコードがまさかまさかでまだ在庫があり、約1年越しで買うコトが
出来ました(やった!!)。
ソレが

Houseconductor"Tonight I'm Going To Love You"(2005年)

です。




今回 キングコングで買ったのは、またしてもPal Joey仕事のレコード。コチラは
Pal Joeyが自身の主宰するレーベルCabaretから出した 過去の作品の復刻盤で、
オリジナルは 1990年にJazzy Records(※)よりリリースされています。
Houseconductor名義での本作も、トラックには D-Train"Keep On"(Dub)のピアノ
とパーカッションが、その上に載るヴォーカルには Larry Levanが所属していた
N.Y.C. Peech Boysによるクラシック、"Don't Make Me Wait"が引用された、
Pal Joeyらしいサンプリングハウス。堪らない初期ハウスっぷりです。
そんなワケで 良い買い物が出来た満足感を得て、キングコングを後にするコト
が出来ました。そして、その後は 近くにある新潟名物の卵でとじないタレかつ丼
発祥の店とされるトンカツ太郎で タレかつ丼を堪能し、家路に就きましたー。



※:Jazzy Recordsは Nu Groove Records傘下のレーベルです。

【レコード紹介#75】Soho/Earth People"Underground Classic"

2013-08-20 00:15:44 | Music_Producer:Pal Joey
こんばんは っす。今回は 前回同様、先月新潟へ行った際キングコング新潟店で見つけたレコードから、

Soho/Earth People"Underground Classic"(1989年)

をご紹介。レコード紹介の75枚目。
購入先が同じなのに加え、この盤に収録された楽曲も Pal Joey仕事です。やー 予算の都合で 他にも
あったのは諦めましたが、あのお店、Pal Joeyの在庫アツかったなー。尚、自分が買ったのは レーベル
面が原盤と異なる再発盤です。

Soho名義による Side-A"Hot Music(Jazz mix)"はPal Joeyの代表曲(秋に出る BBEからの編集盤の
タイトルもこの曲から ですね)で、ジャズから引用した1小節のピアノ、ベースとドラムのループに
ビート、声ネタや 鍵盤や管楽器のフレーズを加えて展開をさせて行く ハウスクラシック。




この記事を書くので調べて 初めて知ったのですが Missy Elliottの曲でネタ使いされてるんですね。




2:52~ です。

Side-Bには Earth People名義の楽曲、"Dance"の Club mixとBonus Beatsを収録。
ブレイクビーツを重ねたり、”Dance”の声ネタを連呼させたり、のサンプル使い、ジャジーなサックスの
リフ、と Pal Joey節全開なClub mix、The Salsoul Orchestra"Ooh I Love It (Love Break)"から引用した
と思わしき ホーンのヒット音が鳴るBonus Beat ともに良いです。



【レコード紹介#74】Dreamhouse"Jump And Prance/I Can Feel It"

2013-08-19 00:59:11 | Music_Producer:Pal Joey
お盆休み最終日の今日は 家でゆっくり過ごす日にしていたので 休みの間に行ったお店の記事を
書いたのに加えて、思い立って これまで音盤紹介は「Music」カテゴリで一括りにしていたのを
細分化するのに着手したりもしました(尚、細分化の作業が終わるまでは 暫くかかる見込です)。

閑話休題。食べ物ネタだけじゃなく 音盤紹介もしなくては…てので レコード紹介の74枚目。
先月新潟へ行った際に 親戚の結婚式までの空き時間を使って 掘りに行ったキングコング
新潟店で見つけたレコード、

Dreamhouse"Jump And Prance/I Can Feel It"(2004年)

について。知った経緯は失念してしまいましたが…今年の1月に Side-Aに収録の"Jump And Prance"を
えらく気に入り、いつか掘り当てたい1枚になっていたのを 約半年後でゲトれました。
Dreamhouseは New York出身のDJ/プロデューサー、Pal Joeyの変名で、彼らしいジャズ感が漂う
一枚です。尚、本盤は Pal Joey自身が運営するレーベル、Cabaretから出た 再発盤で、収録曲の
オリジナルは "Jump And Prance"、"I Can Feel It"とも1990年です。

Side-Aの "Jump And Prance"は 上述の通り、個人的に大いに気に入っている曲で、Pal Joeyが
初めて英国を旅した際に作ったもの だそうな。ジャジーなウワモノと ラガMCとの取り合わせが
面白いですね。




そんなOriginalと、ラガMC控えめな ヴァージョンとを収録。

Side-Bは "I Can Feel It"のClub mixで、リズミカルに鳴らされるシンセのリフが ディスコブレイク
なビートに乗ったトラックに ♀vo.の"I Can Feel It"(※)を中心に声ネタを被せた楽曲。Pal Joeyの
本領発揮、なサンプリングミュージックで イイですねー。




そんな 発表から20年以上経つ今でも色褪せない名曲を収録したナイスなリイシュー盤です。
尚、本盤の収録曲は CDでだと"Jump And Prance"は 秋にBBEからリリース予定の新しい編集盤"Hot
Music"で、"I Can Feel It"は これまでに2枚出ているPal Joey仕事をまとめたCDの内、"Pal Joy Music
Show"で聴けます(ちなみに もう1枚の"Somewhere In New York"については 過去に取り上げてます)。

※:同じ声ネタを使った曲に、Terrence Parkerの"Slipping Away"があります。

【CD紹介#108】Pal Joey"Somewhere In New York"

2011-02-10 00:33:56 | Music_Producer:Pal Joey
先週末は 以前中野 3 Starで開催されていた 電マことElectronic Massageというパーティー(3 Star閉店を受け、現在放浪中)が
昨年の2周年以来久々で 中野(@heavysick ZERO)にて開催されたのに遊びに…行くつもりでいたら 思いがけず、欠席となった
レジテントDJの代打を 急遽務めるコトになったり、一昨年から SPIRALというパーティーでお世話になっている渋谷Roots
新たに 3glassというパーティーを立ち上げての 1発目、だったり と盛り沢山な感じでした。
電マの前に行った 小岩Bushbashで聴いた Luvraw&BTBのライブも(相変わらず)良かったなー。

さてさて、今回は

Pal Joey"Somewhere In New York"(2010年)

を紹介します。
約20年という長いキャリアを持つPal Joeyが これまでに複数の名義で発表してきた楽曲をまとめた編集盤(mix/unmixの2枚組)。
本盤については 去年の暮れ近くに"~Sampler1"として アナログが切られたのを某レコ屋で試聴してたらスゴく良くて…てのがきっかけで
知りました。
ソレまでは恥ずかしながらPal Joeyって名前聴いたコトある(かも?)ってレベルで よく存じてなかったです。
いやはや。ようやっと出会った彼の音ってば、1つ前の【CD紹介】で"Jazz Not Jazz Record Presents House Side Of Eight Ball"
を取り上げた、Eightball Recordsの音が刺さる身には堪らない 90年代ジャジーハウスらしさがあるんだけど、
変に洗練されてなくて ダサ格好イイ感じで…。こういうの弱いです。自分。
得意のサンプル使いも イイ感じっすねー。MFSB"Love is the Message"を刻んで作った継ぎ接ぎ感丸出しな"Raw Love"とか もぅっ!!
歌モノもイイ出来だし(特にmix仕様のDisc-1で 終盤に差し掛かっての"Show Me"、"Happy"は流れ含め最っ高!!です)。
こんな褒め所(というか自分に刺さるトコ)が ザクザクと!!なのはチとご無沙汰だった気がします。大薦め!!

ちなみに、Pal Joeyは先週末に World Spinというパーティーの2周年@Microcosmosに呼ばれて来日してましたね。
自分はと言えば 上記の通り自分のパーティーとドンカブって まんまと行けなかったワケですが…。どんなDJすんのか聴いてみたかったなー。

Twitter aka_ABE_DQN