P印良品

気の向いた時にその日聴いてたCDやら最近観た映画やらを取り上げてソレについてアレやコレやと…

10/26 Freenation -Sound of Liquid'07-

2007-10-27 13:15:53 | 夜遊び
昨日の 夜遊びの話。
会社の ナナメ向いの恵比寿リキッドルームで昨日・
今日の2日間 開催されてる
「夜遊び初心者から熟練者までターゲットに、リキッドルーム
が新たに提示する巨大パーティというか屋内フェス的な集い」
Freenation -Sound of Liquid'07-の初日のレポ。

昨日の出演者(緑色にしてあるのは俺が観た&聴いた人らね)。
LIVE:
Jazztronik
スチャダラパー
DJ:
TOWA TEI
SHINICHI OSAWA
DJ KAWASAKI
dj KENTARO

2F LIQUID LOFT DJ:
野本かりあ
DJセニョリーナ
DJ AMIGA(Electrical LOVERS)
Hico
HONEY BUNNY'S

会社 定時でアガって雨ん中、駆けつけ 1F(メイン・フロア)で
DJ KAWASAKIが回してたのを聴く。
ん時はそんな気にならなかったケド、呆気に取られる位
繋ぎが下手だった。もしかしたら機材トラブルかも。
ですが うーん。。。
続いて JazztronikのLive。8月の終わりにSun Set Live
@芥屋ビーチで観た時は結構な大所帯でした。が、今回は
野崎良太、ba.、Dr.の3人+vo.2人のコンパクト編成。
短いステージだったけんど、良かった。
その後、近々 また聴く機会がある(ほぼ確定)大沢伸一をさて
置いて2F、LIQUID LOFTへ行くと、DJセニョリーナ(a.k.a.G.Rina
改めGoodings Rina)が回してた。このヒトのも良かった。
ブレイクビーツは やっぱ好き。俺。
カレーを食べるなどし、再び1Fへ。スチャダラパーのLive。
99年(確か)のビースティの来日公演の前座以来、約10年ぶりで
観た。スゲぇ。大人気だ。
コール&レスポンスで盛り上げる 盛り上げる。
そして、今日1番のお目当て dj KENTARO。は圧倒的。としか
いい様がない スゴ腕っぷり。DMC世界大会優勝は 伊達じゃない。
と、ココまででお腹一杯。になり、テイ・トウワのDJをチョロっとだけ
聴いて帰宅。
やー 楽しかった。

【CD紹介#52 イントロダクション】Primal Scream"Kowalski"

2007-10-23 23:56:39 | Music
先々月先月と 90年代の良盤を取り上げる、ってコトをしてきたので、
今月もその流れで Primal Screamの97年発表のAlbum、"Vanishing Point"を
紹介すんべか と。
で、今回は そのイントロダクション。"Vanishing~"からの先行Single、

Primal Scream"Kowalski"(1997年)

の話。
特に、Singleの表題曲、"Kowalski"(※)について 書きます。

この曲、その先の自分の音楽の嗜好やらを鑑みるに自分史的に
大分 役割のデカい1曲なんです。

詳しくは本編で にして出し惜しみしようとしてた話になりますが、
"Vanishing~"ではダブの手法が大々的に取り入れられていて、
自分にとってソコが 引っかかってくる(勿論 イイ意味で。ね)
部分でした。
当時は 96年リリースのDJ Shadow"Endtroducing..."によって
もはや他ジャンルのリスナーであっても 無視できない状況にまで
なっていたトリップホップ ムーヴメントがあって、自分もその中で
新しい価値観でもって 作られたHip Hopを聴き、ソコで用いられていた
ヤバい音像を作るためのダブの手法に触れていて。
で、そんな中、ソレが全てではないにせよ、同じような目的でダブの
手法を用いたRock="Vanishing~"の音に まずこの曲で出会って。
自分の中では トリップホップと地続きな感じだったから、スッとハマった。
んです。
結果、ですが それまで聴かなかったRockとかも食わず嫌いはしなくなった。
し、このAlbumの音のように枠の外に向かうモノについては、積極的に評価
しますよ。ってトコまで 自分の幅ってヤツは少なからず出てきたかな。と。

ぁ。下地があったトコで出会ったから、スッとハマった と書いたけんど、
でも Original ver.だけ 聴いてたらこぅもスッとハマってなかったかも。
と、いうのも このSingleに入ってる"Kowalski"のAutomatorによるremix
が ホントにヤバいイイ出来でさ。彼が Kool Keithと組んで、Dr.Octagon
として96年に出した"Dr. Octagonecologyst"で鳴らしてた音の延長線上にある
音作りなんだけど、ソレが この曲とあり得ない位 好相性なのさ。
原曲でも鳴ってるSEに 更にストレンジなサンプル音も加え でもvo.はしっかり
残してて、ビートは(当然)ファット。俺 個人は今でも全然 イケる。
コレ。一聴の価値は大いにあり。っつーか、このremixを紹介したくて、
Albumの話する前に このSingle取り上げたようなモン。です。

※曲名は70年代に製作された米映画『バニシング・ポイント』の主人公の
名前から付けられてて、Album自体、丸ごと 同映画にオマージュを捧げる
モノとして作られてます。

【CD紹介#51】FreeTEMPO"SOUNDS"

2007-10-20 10:21:40 | Music_Domestic
今秋は 例年になく和製Houseのリリースが多い気がします。
HMVでも 今月~ 限定のコンピを出すなどするという結構な力な入れようでNext Floor-too house-という
キャンペーンを展開してたり、と 随分盛り上がってるみたいすね。
近頃は Houseが。
俺はと言えば メタモやら Sun Setやら 朝霧やら、のフェスに行ったりや、ソコへ向けての予・復習で
音楽を聴くのに時間を取られてるのもあって、その辺の音源を聴く頻度も、現場に行くコトも
あんまりなかったワケですが。

でも、FreeTEMPOの新譜は流石に買いました。

FreeTEMPO"SOUNDS"(2007年)

初回版に タワレコやHMV限定で付く特典盤が 今春リリースのミニ・Album"HARMONY"収録の
"MELODY"のremixだってのを知って、お。コレは 夏に出たアナログ盤に収録の 元気ロケッツver.
なんじゃね?と 大分惹かれ、発売日に行ってきゃした。渋谷まで。
あ。結局 特典盤のは元気ロケッツver.じゃなかったです。

そっから1ヶ月以上 経ちましたが、なんか ヘビロテで聴くとかしてないんだよな。
上に書いたように 今月のアタマまでは他に聴くのが多くて、とか ありましたが。
でも、内容が…もあるんだよな。

この雰囲気で 60分超えの作ってくんねかなー。
【CD紹介#37】FreeTEMPO"HARMONY"

という"HARMONY"ん時の期待に ある程度応えてくれて(尺は60分切ってますが)たり、もしますが。
うーん。
初めて聴いたときに、表題曲#12"SOUNDS"でガクっとテンション下がったんだよなー。
メトロノームがカツカツ鳴ってる中 勿体つけてドレミファソラシド ドシラソファミレド。
この曲が入ってたコトが 全体の評価にワルい影響を及ぼしてしまってます。
自分の中で(あくまで、ね)。聴いてて最後で テンション下がるとなると 通して聴く気は削がれます。
よ。
と、なると、1曲単位で コレは好き、ってのを聴く感じになるな。
以下、本作で俺が そういう聴き方をしてる曲。

#4"Sunshine feat.Bird"
大箱仕様 な感じ。FreeTEMPO史上 稀に見る高揚感。

#6"Trees feat.Ogurusu Norihide"
ギターの音が耳に残る"HARMONY"に印象が近い1曲。あの曲から4つ打ちをハズして
ブレイクビーツにした とか、そんな感じ。

#7"Dreaming feat."Naomi Miyahara
これまでの FreeTEMPOらしい 音。変に何かを狙わず、普段通り ヤりました、みたいな。
安心して聴ける。

#8"Brazil feat.Kaleido"
コッチは 狙って FreeTEMPOらしい 音を出そうとしている感がある。ケド、1st.
"The world is echoed"路線の音には 弱い俺です。

位 かなー。

【CD紹介#50】ANA"Flash EP"

2007-10-14 03:14:52 | Music_Domestic
今回で 【CD紹介】と冠しての記事が50エントリになります。大台に乗った とか、んな感じは 当然全く
ありません。し、ソレを記念して 何か特別なコトを…とかも ヤりません。
ブログ始めた当初のコンセプト、

気の向いた時にその日聴いてたCDやら最近観た映画やらを取り上げてソレについて
アレやコレやと…

に沿って 今日聴いたCDの話。と、ソレに関連するアレコレを。

今回 紹介すんのは福岡在住のバンド、ANAの今月リリースの新譜。

ANA"Flash EP" (2007年)

7月に出たAlbum"Flash"からの リカットSingle。

元々、件のAlbumに当ブログで チョクチョク名前が出てくる 瀧澤賢太郎氏が参加したのが
キッカケでこのバンドを まず名前だけ知って、んで8/31~9/2の3日間、福岡の芥屋(けや)
ビーチで開催された Sunset Live 2007の初日 Beach Stageの1組目で出てて、
ソコで初めて観た(聴た)んだけど ソレがスゴく良くて。
そっから1月経って、10/13に東京では 初のワンマンLiveをヤんのを知り、今日 行ってきましたよ
(今回のもスゲぇ良かった)。
で、ソコの物販で買ったCD。

瀧澤参加曲"Flash"の Album ver.と、氏による同曲と"Deep Imagination"のremixの3曲を収録。
と、なれば 瀧澤仕事に耳が行きます。よね。バンドの個性をどぅ 活かすのか、っていう。
ソコんトコですが、アナが元々 打ち込み+生バンドなのもあってか お互いの相性、イイですね。
期待してた以上に。なモンで、互いの個性が活き、ポップスとしてもイケるし ダンスミュージック
としてもキチンと機能する イイ仕上りになってます。
まだ 紹介出来てませんが、先月リリースの3rd. "Heart to Heart"といい、瀧澤さん。絶好調じゃないすか。

【CD紹介#49】 River Ocean"Love&Happiness:Maw 07..."

2007-10-12 00:35:52 | Music_Producer:MAW
朝霧JAMに行ってきました。
先週は (金)の晩に東京から富士宮市に向けて出発すんのに
その日は残業しちゃなんねぇ。と、ソコに向けて仕事を段取って
たワケで。ソレが前回 慌しく過ごしてる、と書いた実際んトコでした。
や でも珍しく頑張った甲斐があった。イイ フェスでした。

でも、なんか 帰ってきてから腑抜けっぷりがヒドいな。
スムーズに普段の生活に戻れて行けてない。
なのに 仕事は相変わらずのバタバタっぷりさぁ。

さて、今回ですが 引き続き、朝霧の話。じゃなくて、
いつもの感じでの CD紹介をしゃす。

River Ocean Feat.India"Love&Happiness(Yemaya Y Ochun):Maw 07 remixes"
(2007年)

90年代に 数多くのクラシックを世に送り出し、長らくの沈黙を経て 今年復活した
Strictly Rhythm Recordsから、MAWことMasters At WorkのLouie Vegaが
River Ocean名義で発表した名作、"Love&Happiness(Yemaya Y Ochun)"
が(リ・)リリースされました。

過去、Mr.Hermano名義でのサンタナのカヴァー、"Free As The Morning Sun"
で知られる Ben Mitchellが Sao Benitez名義でremixを手がけ、ヒットさせた
件の曲ですが、今回は MAWが自ら新しいバージョンを制作しました。
と、なれば 悪いモノになるワケがない。でしょ?
この絶妙 としか言いようのない生音と 電子音とのバランスは 彼らならでは。
Indiaが歌い上げる vo.もスゴく イイ。
堪らんっ。

ぁ。この曲についてはダンス・ミュージック・オーケストラ、A Hundred Birdsが
来月リリースのカヴァー・アルバム"Mynah"で取り上げていることも 併せて紹介
しときます。
朝霧JAMで 演ってたのを 聴きましたが、スゲぇ良かった。

【CD紹介#48】Rasmus Faber"Demanda"

2007-10-05 20:51:14 | Music
ここんところ、慌しく(俺にしては、ね。あくまで)日々を過ごしてます。
イヤ~な 慌しさじゃないから イイかー。と んな感じです。なんだけど、
時間的なアレで音楽を聴けてない。のは問題。…ぁ。iPod壊れたから、
聴けてないんだった。
と、いうのが 更新滞ってた理由その1。

その2。は 1と繋がってるのですが、前々回の記事に顕著ですが、 思うところも
そん中で書こうってなると、記事も長めのモノになって、時間と共にエネルギーが
要る、んだけど ソレが今 一時的にない。

と、そんな状況なので、暫くは ムリに、とも思いましたが、でも
書かずにいて 機会を逃すのはな、というおススメ盤もアレこれあるんで、
紹介はしてきます。
記事書ける程度に 聴き込めたモノから順次。

で、今回は

Rasmus Faber"Demanda Feat.Clara Mendes"(2007年)

を紹介したく。
先々月に発売された王子の久々のNew singleです。
今年から、RF presents と彼の名前を冠したCDのシリーズが
始まってて ソレの第2弾"RF presents Far Into The Sun -
Summer Selection"に先行収録されていた、ブラジリアン・シンガー
Clara Mendesを招いた歌モノHouse。
みんな大好き "Ever After"路線です。
なモンでヒネり はありませんが、イイです。
ギターをはじめとする生音 をフューチャーしたトラック。
お得意の 1度ビートがなくなってヴォーカルが入る展開。
コレはラスマス節 以外の何者でもないわな。

…多分 夏に聴くのが1番イイ 部類の曲(だから、このタイミングで、は
どーなの?とも思います)ですが、でも 未聴のヒトには是非、と勧めたい盤
なんで取り上げました。
以上っ。

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