P印良品

気の向いた時にその日聴いてたCDやら最近観た映画やらを取り上げてソレについてアレやコレやと…

【映画紹介#6】"The Hangover Part 3"

2013-07-15 22:56:36 | Movie
こんばんは っす。3連休の真ん中の昨日、久々で映画館へ行ったので、今回は 観た作品の感想をば。

酔って(+ドラッグでブっ飛んで)の失敗が大騒動に発展するドタバタ劇を描いた『ハングオーバー』シリーズの第3弾にして
完結編、『ハングオーバー!!! 最後の反省会』。
前2作は ハメをハズした翌日に、ヒドい二日酔い(※)に苦しみながら 泥酔時の出来事に端を発するトラブルが巻き起こる中、
前の晩の何が起きたのか、を知ろうとするストーリーでしたが、今作は 意外にもその様式に則らず、現在の出来事として
トラブルが起きていく内容でした。まぁ トラブルを引き起こすのは髭モジャのアラン、なのは相変わらず ですが。今回は
彼に加え、もう一人のトラブルメーカー、ミスター・チャウ(パート2の登場人物)が活躍(?)することで、ハチャメチャに
なります。この2人のキャラクターの立ちっぷりがスゴくて ソコに頼った映画な感じがしましたが…スゲぇ楽しませて
貰ったので、文句なし、です。細かいコトはさて置いて 観なきゃですね。こういうのは。そんなワケで 意外、な部分もあり
つつ、期待を裏切らないバカ映画でしたー。
尚、コレだけ観ても楽しめなくないですが、シリーズで観てる人向けの目配せも チラホラ、なので観に行く人は パート1、
2を予・復習してから、をおススメします。

以上、久々で 映画の感想、でした。

※:映画のタイトルはソコ(二日酔い=Hangover)から来てます。

【映画紹介#5】"お姉チャンバラ The Movie"

2008-05-10 00:26:50 | Movie
今回は 1年近くぶりで、最近観た映画の話をば。

今回 取り上げるのは、
乙黒えり主演、福田陽平監督作品(初の 劇場公開作品なんだそーな)

"お姉チャンバラ The Movie"(2008年)

『バイオハザード(Biohazard)』シリーズの パターンで、ゲームソフト
が あって、ソレを実写映画化したとのこと。

ゲーム同様、日本刀を持った水着姿の女のコが ゾンビを斬りまくる
「セクシー&スタイリッシュ&スプラット 剣劇アクション」ムービー。
(とか 書いてますが、ゲームの方はヤったコトないです。俺。)

以上。として しまってもイイんでね!?な位、只々 乙黒えりが演じる
彩らが、ゾンビと戦う映画。です。最後に 少年漫画的描写 満載な
姉妹喧嘩がある位。他に 何かないのか、って 言ったら。

正直、普段 好んで観る映画とは 全然かけ離れてます。が、でも
たまにゃ こん位潔い、大味な映画を観るってのもイイかなーとか
思う、ってコトはキライではないんだよな。世にごまんとある、
アレもコレも織り込もうとして、何もかもが中途半端な作品 を観て
しまうよかイイかも。コレ。

ホント もう、水着姿の お姉ちゃんがゾンビ斬ってるだけじゃん。

OneChanbara THE MOVIE (Trailer) 「お姉チャンバラ THE MOVIE」予告編


既に 俺が観に行った映画館では、封切り後2週間で上映終了と
相成りましたが、まだヤってるトコもある(都内なら 渋谷Q-AX)ので、
いっそ デカいスクリーンで観ちゃえばイイじゃないの。


【映画紹介#4】"Stranger Than Fiction"

2007-06-30 00:21:45 | Movie
先週末 新宿で『主人公は僕だった』という映画を
観ました。
G・Wに『バベル』を観た時に、予告編を観て気になって
たのを、今になってよぅやっと。
で、それを観ての感想を、よぅやっと。

まず あらすじをザックリと。
映画の主人公は国税庁の会計検査官、ハロルド・クリック。
彼は毎朝 決まった時刻に起き、毎回決められた回数 縦横に
歯ブラシを動かして歯を磨く という平凡で規則正しい生活を
送っていたが、ある朝突然、自らの行動・心に感じたこと等を
文学的に 物語る声が聞こえてくるようなる。
声の物語るところに因ると彼には 死が近づいてきていると言う。
それを聞いた彼は 自らの死の運命を避けるべく、必死に声の主を捜し、
ついに その主の元へ辿り着く。
そこで自分の 運命(詳しくいつ、どこで、どうやって死ぬのか、)
を知った男が、その運命をどう受け容れていくのか、って話。

全体として、アレコレ練られてて ちゃんとした、イイ出来の映画でした。
俺の満足度は高め。

印象的だったのが、ハロルドが 自らの死について 全て(と言っても、
最後 ソレが覆るから、厳密にゆうと、全てじゃな…とか、ネタバレに
なんな。)を知るのが、バスの中だった、ってトコ。
バス、ってぇのが 何ともシンボリックだったな、と。
行き先-人生において 人が本当に最後に辿り着く場所(=死)-が既に
決まっていて、ソコへ走っていくバス。
努力も虚しく(その時点では)予め知らされたその場所へ到着するのを
ただ待つしかない、という彼の置かれた状況を象徴してたんじゃねぇかなー。
バスが。と。そう思ったワケで。

以上、今回は 久々で映画の話。でした。

【映画紹介#3】"Tim Burton's Corpse Bride"

2005-11-03 23:41:54 | Movie
いゃ、これだけの満足感は久々だわ。今日は珍しく手放しで
褒めちぎっちゃって良いのかな、という気がする位。
好き/嫌いで言えば、好き。どの位か?は正直、コレ観て
退屈だのなんだの言う人とはチと仲良く出来そぅにないって
位ツボってるワケ。
何がイイって
世界観。コレはストップモーション・アニメーションによる独特のもので、
アレでしか描けない、かは分からないケド、ストーリーとの
マッチングという点ではベストの選択肢を選んでると思います。
えぇ。手間隙掛けた甲斐、有ったと思いますよ。
あと、意外にも真っ当な娯楽作品である点。完成度も相当高い
です。死者、というキャラクターの特性を活かした
エンターテインメント性。に加えて、結末を暗示するモノを
アタマに持ってきていたり、と細かいコトも相当してます。
過去の作品・作家へのリスペクトの念が盛り込まれてたり。
ソレらが詰め込まれ過ぎていて、観ていて胸ヤケが…とかも
ないし、尺が70分程度と、チと短いかなーと見る前は思って
ましたが、ソレが逆に良かったのかな、と。
観終わって、これだけ気持ちよく家路につけたのも久々だな。

【映画紹介#2】"Open Water"

2005-07-31 16:49:52 | Movie
この映画、確か海の日の前日に観ました。まぁ
「~だから」ってのではないですが。
大々的に公開されているワケでもないみたいなんで、
一応どんな映画か、ってぇのを書くと、
ダイビング・ツアーに参加したカップルが不幸にも
視界の先に陸地なんてドコにもない海の真ん真ん中に
とり残されてしまい…
ってヤツです。乱暴な括り方をしたら「サメ映画」。
なんだけど、あの閉塞間は尋常じゃない。
海という「開けた」環境なのに、ひたすら
「閉じ込められている」感がして怖ぇのなんのって。
ズーっとチャプ、チャプと水の音がしてるのも
不安感を煽る感じで…。
自分としてはクラゲさえスゲぇおっかない生き物に
思えてきた辺り、結構ヤられた、というか
持ってかれた感じです。
絶望的な状況というモノが上手く描かれていたな、
という点で評価高いです。
と、簡単ですが、今回は映画『オープン・ウォーター』を
取り上げてみました。

【映画紹介#1】"Million Dollar Baby"

2005-07-03 11:36:25 | Movie
今までの記事が音楽について、て片寄ってたんで、
今回は映画について書きます。…にしても社会人に
なってからは、手前ぇでも驚く程映画観なくなったな。
映画館行く回数も減った(今は1回/月位。)し、
ビデオなりDVDなり借りて観ることも殆どなくなった。
曲がりなりにも大学で映画を先行していた身としては、
このままじゃ錆び付かせてしまうな、マズいな、って
のはあります。
で、本題。
一昨日、『ミリオンダラー・ベイビー』を観ました。
公開されてから日が経ってるんで、事前情報が大分
入ってしまってる中で観たんで、映画が"何を"
描くのか?よりもそれを"どう"描くのか?って部分に
意識が行きました。ヒラリー・スワンク演じるマギーの、
その終わり方(終わらせ方)含めての生き様(これが
この映画で描かれる"What-何を?"のメイン)、という
ものを描いて行く上で、

マギーの家族が好ましくない人物として描かれる度合いが
強過ぎやしないか?

という点が少し気になりました。結果、それに対比される
ことでマギーが特別な人物になり過ぎてしまったのでは
ないか?というのが僕の考えです。本当の家族を悪く描く
ことで、彼女とトレーナーのフランキーのかりそめの親子
(父娘)関係の結びつきの強さが増す、という効果も
生まれていますが。
映画を観ている人の大半(だと思います。)は、彼女の
様にストイックにはなれないのだから、そうでない人を
是としない、特にその(つい易きに流れてしまう人の)
典型であるヒラリーの家族を、極端に言えば「悪」
として描いてしまうのはなー、と。そこが気になりました。
しかし、彼女をひたすらストイックな人物として描かない
ことには、あの選択に僅かにでも妥協的な部分が現われて
しまう、って所もあるんですよね。難しいな。
結局、この映画についてはまだまだアレコレ考えさせられそうです。
また違った意味で気になるシーンもあるし。
ってコトは、残るモノがあった、ってコトだ。
観て良かった。
えーこの映画ごらんになった方は是非ご意見なり
お聞かせ下さい。お待ちしております。では。

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