P印良品

気の向いた時にその日聴いてたCDやら最近観た映画やらを取り上げてソレについてアレやコレやと…

【CD紹介#58】土岐麻子"Toki Asako Remixies..."

2007-12-29 07:38:15 | Music_Domestic
前回の記事で「あと10日」と書いてから 1週間がアッちゅう間に経ち、いよいよ今日入れて
3日です。2007年も 残すところ。
なモンで、多分コレが 今年最後の記事になるんでねぇか。とそう 思いながら、今回紹介するCDは、
元Cymbalsの 土岐麻子による 昨年の暮れにリリースされたカヴァー集"Weekendshuffle"(2006年)の
remix盤、

土岐麻子"Toki Asako Remixies Weekendshuffle"(2007年)

です。
今月は、LFOのを除いて、日本人、カヴァー楽曲収録、が共通点として挙げられる良盤を
紹介してきたんで、今回もその流れで。
Albumの印象。ですが、"Weekendshuffle"で 取り上げられた楽曲が、山下達郎からケツメイシ、
MAROON 5に 大リーグの歌…と 大分幅があったのに加え、今作ではKALEIDO、Reggae Disco
Rockersら 参加クリエーターの作る音がHouse、Lovers Rock、Drum'n'Bass と様々で、一層
カラフルな仕上がり。だな。と。
中でも、MAROON 5"Sunday Morning"のカヴァーをD&Bに作り変えたKGOの仕事は おススメ。です。
あとは 今年大活躍の 中田ヤスタカによる"君に胸キュン"のremix。が、声をイジリ倒す傾向が 上手く
抑制されててイイ塩梅だな、と。自分にとって。

以上が今年最後のP印良品(CD)の紹介になります(多分)。また 来年もアレやコレやと書いてくんで、
楽しみにしてヤって下さい。
では、よいお年を。

【CD紹介#57】Ryohei"Cavaca 2"

2007-12-21 00:23:49 | Music_Domestic
早いモンで あと10日もすると2007年も終わりすね(はい 月並み 月並み)。
そーすっと 2000"ゼロ"年代も残すところ、あと2年(で合ってます!?)か。改めて時間が過ぎていくのって
早ぇなー と。この分だと、今の音楽もあっちゅう間に懐メロ界にこんにちは。してっちゃうんだろーな。
で、Maroon 5の"Makes Me Wonder"辺りはハウス・カヴァーされんだろーな。
とか、んなコトを思う今日この頃、に 聴いているCDの話。

Ryohei"Cavaca 2~Catch the Various Catchy~"(2007年)

m-floファミリーとして活躍し、最近では 瀧澤賢太郎の3rd. "Heart to Heart"に参加したりもしてる
男性Vo.、Ryoheiが 国内外のクリエーターと組んで(~)90年代のヒット曲をハウス・カヴァーする
企画盤の第2弾。

先月の 瀧澤さんの"Heart~"のリリパ(11/24@Club Asia)に、アルバム参加ゲストが大挙として
参加した中の1人で 出てて、そん時に 初めて生で彼のスゲー甘い声を聴いて。
この声で 唄われるカーディガンズの"Carnival"(!!)とかヤバいよ。堪んねぇべよ!!特に女子!ってんで、
今月ヤった忘年会 with 音楽好きでかけるべく、という口実で買いました。

が その後、忘年会で"Carnival"をかけたっきり、師走のバタバタでちゃんと聴けてませんでした。
昨日まで。で、ココ2日間 ようやっとちゃんと聴いてます。
で、聴いての感想としては 主役のRyoheiの声に存在感があるから、参加した各クリエーターの
個性はキっチリ立ってるのに 統一感もある、という中々イイ具合の仕上がりだなー と。
そして、何より んー やっぱり90年代の音楽って体が憶えてるモンで、グっと キますわ。
#1"Carnival"(瀧澤賢太郎参加)をはじめ、#4のJamiroquai"Space Cowboy"(Equip参加)、#7Mariah Carey
"Dream Lover"(Cold Feet参加)のカヴァー辺りは特に。
あと、"Goody Goody"(Makai参加)にも 反応してしまう俺です。
そんなワケで、Ryoheiのファン、参加クリエーターの音が好き だってヒトの他に、同世代(1980年
前後生まれ)のヒトにもオススメです。コレ。

ぁ。X'masソングも入ってる(GTSが参加した John Lennon"Happy Xmas(War Is Over)"のカヴァー)ので、
男子はこの時期の女子向けプレゼントの候補に入れてみては?って 遅いか。

【CD紹介#56】LFO"Frequencies"

2007-12-13 01:06:21 | Music_Label:Warp
先週末 音楽好きの友人らと忘年会をしたんですが、
ソコで 久々DJしました。ヤってみて 思ったのは、俺
DJすんの好きだけど、本番を迎えるまでで何かけよう
(持ってこう)ってので悩むのが もっと好きだな。って。
ソレを改めて。
今回は その過程で部屋中のCDから アナログから、引っくり
返した中で出てきた

LFO"Frequencies"(1991年)

を紹介します。
輸入盤の取り扱いのあるCD屋に出入りするようになるのの前
だったから、近所のCD屋で国内盤を取り寄せて貰って 買った
んだよな。コレ。テクノ バブルの真っ只中の95年に。
干支1周分昔。か。随分 長いコト持ってんなー。
とか んなコトを思いつつ。

英のリーズ出身のMark BellとGez VarleyによるLFO(※)の1st.。
一世を風靡して消えていった ブリープ(ハウス)というジャンルの
記念碑的な1枚です。
名は体を表す、ならぬ、名は音を表す。と 言った感じ
-LFO=Low Frequency Oscillator:低周波発信器-で、
重低音ベース(と言っても、D'n'Bはおろかジャングルすら まだ
世に出てなかった頃のコトなんで、今の耳にゃそーでもなくね?と
いった感じに聴こえますが)がそのサウンドの特徴。
個人的に好きなのが 90年に特大ヒット曲となった#2"LFO"(この曲の
ヒットが初期Warpの財政を支えたんです)、ヒップ・ホップ好きの
出自が 色濃く反映されたエレクトロ、#6"We Are Back"。
それと、昨年 "Tide Up'06"というタイトルでブートremixの出た
#4"Nurture"は改めて イイわー。

※:ジェズが96年の2nd."Advance"を最期に脱退し、以後、
1人ユニットに。残ったマークはBjorkのプロデュースを手がけたことでも
有名。

以上、そーいえば 先月は90年代の名盤を取り上げてアレやコレやと
書くってコト しなかったなーってのもあって。
LFO"Frequencies"の話。でした。

【CD紹介#55】羊毛とおはな"Live At Living"

2007-12-04 00:54:07 | Music_Domestic
先週末は その前の週末(24日も 瀧澤さんののリリパに行きました。)に比べて、
随分と ビートレスな感じで過ごしました。

土曜日は 宇田川カフェsuiteでのイベントへ。
日曜日は 曽我部恵一ランデブーバンド目当てで 新宿LOFTでのイベントへ。
2日続けて ドラムレスで演奏される音楽を聴きに行ってきました。

今回はその内、土曜日に行ったイベントで ライブを演った
「富山出身の千葉はな(Vo)と、静岡出身の市川和則(Gt)によるアコースティックディオ。」
羊毛とおはな について。

彼らのコトを知ったのって ホントごく最近で、この間の3連休の最終日、25日(日)に
ヴィレッジ・バンガードで先月出た"Live In Living'07"が流れてんのを耳にしたのが最初。
その時は イイわ~と思うも、買わなかった。んだけど、ポツポツDJ活動してる知り合いが
回すイベントがあるって話が来て、このヒトらのライブもある、ってんで 行ってきました。
土曜日に。
やー。ホント Vo.のはなさんの声イイわー。
過度に、じゃなく 適度に耳に引っ掛かる感じで。こんな感じで刺激的な何か、ではないケド、でも
気持ちエェのって、どぅ紹介したらイイんだろうか。
過去こーいうのを 取り上げてこなかったから不慣れだわ。な モンで、耳心地イイとしか。

早いもので もぅ師走。仕事納め、または 大晦日に向けて何かと慌しくなりますが、時に こんな感じ
のを聴いて緩急の"緩"の方をね。確保したら イイんじゃないかと。そー思います。
と、そんなワケで さっき件のヴィレバンで買いました。CD。
先月出たのは 待望の全国流通版で、その前に出てた(全国~の発売を受けて 廃盤になるそう)白い、
"07"が付かない

羊毛とおはな"Live At Living"(2007年)

を。手に入る内に、ってんで。で。今聴きながら この記事書いてます。オリジナル、Nokkoの"人魚"
とかのカヴァー共 イイ出来すわー。
あ。"'07"の付く 灰色のも、カブり曲有り(ミックスし直してますが)だけど近い内に買います(予)。
X'masソングなんかも入ってるし。

それと。今週末、9日(日)渋谷のタワレコでインストアライヴだそうです。行ったら イイんじゃないかと。
そー思います。

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