P印良品

気の向いた時にその日聴いてたCDやら最近観た映画やらを取り上げてソレについてアレやコレやと…

Roy Davis Jr."Electric Soul/Someday"

2014-07-30 23:38:48 | Music
こんにちは っす。
今回は P印100選の出張版 で

Roy Davis Jr."Electric Soul/Someday"(1999年)

について書きます。
アチラでは100曲、って上限を設けているため あまり1アーティストの作品ばかり
取り上げるのはなー(※重要性から 登場する頻度が高くなるのは大いにあり得ますが)、
というのがありまして、この盤については 一旦コチラに書いておいて、後でバランス
見て アチラにも載せるか考えようかと。

90年代初頭から活動をするシカゴのヴェテラン、Roy Davis Jr.。
本盤は 彼が英のレーベル、Peacefrogから1999年に発表した12"です。
Peacefrogからは 彼の2nd.Album、"Soul Electrica"が同年に出ていて、ソチラから
100選入り、の楽曲を今後紹介する予定でいます。

てのは さて置き。
件のAlbum名にある "Soul Electrica"とは、エレクトロニックミュージックとソウルとを
混ぜ合わせたモノ、で "Electric Soul/Someday"も このスタイルでの作品です。
Mike Saxonが弾くカッティング ギターとベース、Jay Cappoによる ローズピアノを
フィーチャーした インスト作品"Electric Soul"、共作の多い Peven Everett(2人による
"Don't You Dare Stop Loving"(1999年)もおススメです)が歌うダウンテンポ"Someday"とも
アツくソウルの込められた イイ曲です。

Roy Davis Jr."Electric Soul"


Roy Davis Jr."Someday"


※"Someday"は "Soul Electrica"のCD版にも収録されてるんですね(自分が 持っている LPの方には
未収録でした)。

V.A."Classic Jams"#1

2014-07-26 12:57:57 | Music
こんにちは っす。

今回は 昨年Steve Bugの主宰する独の老舗レーベル Poker Flat Recordingsから出た、初期
ハウスの名作をまとめた V.A."Classic Jams"(2013年)から 収録曲を2つ取り上げます。
本作は LPとデータの2形態でリリースされていて 自分が当初買ったのはLPだったのですが、
ソチラには 未収録でデータ版にだけ入っているのも気になる内容のため、LPでは欠けてるの
だけ、別途データで買いました。最近。

そんな LP未収録曲から、まずは

Foremost Poets"Reasons To Be Dismal?"(1989年)

を紹介します。
以前 エディット作品を紹介したForemost PoetsことJohnny Dangerousの初期作品。リリース元は
Nu Groove Recordsです。




"Classic Jams"に入っているのは Innervisions主宰のDixonによるremixをフィーチャーした盤
(昨年 Porker Flatからリリース)に収められたJohnny Dangerous自身の手によるremix。
スポークンワーズ、銃撃音などのサンプルをディレイで飛ばしながら 巧みに使っているのが
特徴的な ディープハウス楽曲で、格好イイ っす。

続いては、Pat Methenyの"Slip Away"をネタ使いした"Summer Daze"のヒットで知られる
カナダのヴェテラン、Nick Holderの作品を。

Nick Holder"Erotic Illusions"(1991年)




1991年発表の12"、"Digital Age"の収録曲。淡々と打ち鳴らされるパーカッションの乾いた
音が、低温サウナでゆっくりと汗をかく的な気持ち良さです。

Rough Trade傘下の Hangman Recordsからリリースされた英国にハウスが広まった当時の
楽曲、Dimensional Holofonic Sound(D.H.S)"House Of God($50 Mix)"含め、LP未収録曲も
粒揃いだなー。と、"Classic Jams"の内容の良さを 改めて感じた次第です。

【レコード紹介#107】The Street Wise Kids"Kings Forever"

2014-07-20 12:26:35 | Music
こんにちは っす。

ニューヨークの ハウスレーベル、Nu Groove Recordsが創立された背景に Trax Records
への強い憧憬があったコトを前回の記事で紹介しました。

今回は そんなNu Grooveから出た、シカゴハウスをネタ使いした楽曲を収録した

The Street Wise Kids"Kings Forever"(1992年)

を紹介します。
Side-A(Now Side)には Lil Louis"French Kiss"他、よく知られた楽曲のフレーズを
散りばめるも 派手にし過ぎない仕上りのサンプリング・ディープハウス、"Don't Hold
Back(Love Mix)"を収録。




Side-B(Later Side)には Tyree Cooper"Video Crash"のネタ使いが特徴的な"Here Comes
That Sound"のHate mix、The Reel Master mixの2ヴァージョンが。全体として穏やかな
トーンな中 あのフレーズが意外とハマってます。




コレ、先輩からの戴きモノなのですが 良いモノをいただいたなーと。

尚、"Here Comes That Sound"は受注生産でCD-Rを作るコンピ盤、"Nu Groove
Records Classics Vol. 1
"に収録されてます。

【レコード紹介#106】Ronald Burrell"In The Summertime"

2014-07-15 23:04:58 | Music
こんばんは っす。

えー 先週末よりココとは別に もう一つ、P印100選というブログを始めました。
ソチラでは 「個人的にコレは絶っ対ハズしちゃダメ、なモノに絞って」、「ハウス/
テクノのサブジャンル単位で 名作を100曲」選ぶ ってコトをしていく予定で 目下の
テーマは「シカゴハウス100選」、でヤってます。

そんなワケで 近頃はウチにあるシカゴハウスのCD、レコードを改めて聴く ってコトをする
日々なのですが その中で、当時レコ屋のシカゴハウス棚で見つけて買ったのでも 調べてみると、
フィーリングは彼の地産のモノと同じながら 実はNYのハウスだったり、てコトがチラホラあります。

そんな中から 今回は

Ronald Burrell"In The Summertime"(1992年)

をコチラで取り上げようか と。
以前 Camacho's Project Feat.Regina Wilsonの"Slave"を紹介した Nu Groove Records(NYの
レーベルです)傘下のJazzy Recordsからリリースされた、件のNu Grooveの核の役目を果たした
Burrell Brothersの片割れ、Ronald Burrellの作品。レーベル名の通りに ジャジーで、清涼感のある
Side-Aの"In The Summertime"が 絶品です。




聴くと 体感温度が下がる気がします。

Side-BのFirst Choice"Let Noman Put Asunder"から抜いて来た 短いヴォーカルと、鍵盤の
リフをループさせて、SEを差し挟みながらビートを抜き差しして、という構成のディープハウス、
"Quiet Song"も 地味イイなー。

と、両面ともイイ内容。なのですが カナリ残念なコトに盤のプレス状態が よろしくないんだ
よなー コレ。

ちなみに、Nu Groove Recordsが創立された背景には Trax Recordsへの強い憧憬があったんだ
そうな。だから 本作の様にシカゴハウス感が漂う作品を出してたのね。納得。

【レコード紹介#105】Glenn Underground"Funky Good Time"

2014-07-13 04:52:07 | Music
こんばんは っす。

昨晩Boo Williamsの記事を書いたの からの流れで、今回は 彼と同じくシカゴハウスの第2世代で
ディープハウス路線へと進んだ盟友、Glenn Undergroundの音盤を紹介します。


Glenn Underground"Funky Good Time"(2014年)

GUこと Glenn Undergroundは 幼なじみのBoo Williamsらと共にStrictly Jaz Unitとしても活動を
していて、本作は 同ユニット名を冠したStrictly Jaz Unit Muzik(GUが主宰)からのリリース。





表題曲の Side-A"Funky Good Time"は、ハウスの持つ ディスコの要素を押し出し、ソコへジャズの
要素を加えた GU節の炸裂した楽曲。GUの十八番のキーボード捌きを筆頭に ライブ感・生音度が高く、
アツ~い感触なのが堪らんです。

Side-Bの"Gi Disco"も 生音系のドラム、パーカッション、鍵盤(ヴィブラフォン的なのを含む)、
ギターの温かみのある音色と デケデケで、若干アシッド気味なシンセベースとが 上手く調和
していてイイなー。

と、以前紹介した アフロ・フュージョン・ハウス"Afro Gente"(2009年)とかが好きであれば
本作も間違いなし、な安定のGUクオリティー、な優良ディープハウス 盤です。

我が家の Boo Williams~その1~

2014-07-12 02:29:31 | レコ棚
こんばんは っす。

過去の記事でも触れていますが、シカゴハウス再興期の 90年代半ばにRelief Recordsから
発表されていた音には、自分にとって10代に聴いた音楽の変遷に大いに影響を与えたモノとしての
特別な思い入れがあります。

レーベルを主宰する Cajmereこと Curtis Alan Jones曰く

ハウスには"ヴォーカル"と"トラック"の 2つの形がある
(In My Opinion,There are two forms of House music:Vocal and Tracks)-※

内の "トラック"モノに特化したRelief Records。
今回は このレーベルにBoo Williamsが残した作品を紹介します。

1.Boo Williams"EP"(1996年)

Avex Trax傘下の Rhythm Republicから出た、"The Undertaker"、"Midnight Express"の 2枚
の12"(ともに95年発売)の収録曲をまとめたCD(ライセンス盤)。
1曲目の "The Undertaker"が 自分にとって最初に聴いたBoo Williams楽曲になります。




「テレっ テレっ」というフレーズのループから始まり、ソレを拍の表だと思っていると キック
が入った段になって裏で鳴っているように聴こえだして 単体で聴くと なんだか気持ち悪い
(個人の感想です)の、から始まるのが当時マイナス評価だったり、で 同時期に買った他のRelief
音源(Gene Farrisの、名曲"Summer Affair"が収められた"EP"等)に比べて 聴く頻度は低め、
でしたが 今改めて聴くと、チープな音色、シンプル(スっカスカ)な構成、で ボトムはファット、
という レーベルのカラーにマッチした音ながら その後の 風貌に似あわず美しいハウスを作る
芸風に繋がる要素も併せてある感じ で良いなーと。当時の自分のように 狂いぷっりを 期待する
向きには今一つでしたが 3曲目の"Kickin'、4曲目"Feel The Drive"辺り 非常に地味イイです。

尚、7曲目の"Cloud Burst"は 実はGlenn Undergroundの楽曲だったコトが後に明かされてます
("Midnight Express"に収録する楽曲の数が足りず、GUのを入れたんだそうな)。

2.Green Velvet"Flash(remixes)"(1995年)

Curtis Alan Jonesが Green Velvet名義で出した変態度の高い楽曲"Flash"を DJ Sneak、Glenn
Underground(Jellybean名義)、Paul JohnsonらReliefオールスターズがremixした盤(コチラも
Rhythm Republicから出たCDで持ってます)。ココに収められたBoo Williamsのremix、アシーっド
な音と 楽曲のキモ、となる語り(原曲のにプラスで喋ってますね)をピッチを変えて使ってんのが
ツボにハマり、当時大好きでした。




ソレにしても、語りをバっサリ無しにして、グっと自分の音寄りに仕上げたDJ Rushのremix
(原曲の要素は 辛うじてスネアのロール的な打ち込み方を拾ってるの位?)は 相変わらずクソ
恰好イイ なー(未聴のヒトは是非チェックを!!)。

以上、ウチにある Boo Williams関係の音盤の内、Relief発のモノのご紹介でしたー。
「風貌に似あわず美しいハウス」作品の紹介は 今度改めてします(予)。

※:"The Mutant Sounds From Chicago Relief Records"に寄せられたコメントより

蒲田 最後の楽園 レバーランド

2014-07-06 14:16:52 | 飲み屋探訪
こんにちは っす。

さて、今回は 先週の平日で訪れた飲み屋の振り返り、です。

週の真ん中 水曜日に~夕方で横浜方面の用事があって、その後帰る道すがら、で久々に蒲田へ。
いよいよ 豚レバーも生食用の提供はNGになってしまいそう(規制規制でヤになりますね…)、てのが
あって この日は食べれるうちに、と 刺しをはじめ美味しい豚レバを食べれるお店を再訪せねば…と
サンライズ商店街から折れて入る通りにある 最後の楽園 レバーランドへ。




カウンターの端が空いていたので ソコへ通されて早速ホッピーセットとレバーのおつまみ2品を注文。
程なくして 出て来たお通しのサラダ(コチラ、セルフで程々におかわりOKです)をお供に ホッピーを
飲み、お目当ての品の登場を待ちます。

ナカをおかわり(嬉しい&ちょっと恐ろしいコトに ストップって言うまで注いでくれます)したトコロで
レバーのフライが出てきました。少ない量の方を頼みましたが コレで100円!?な 立派なのが来てビっクリ。



揚げ物が来て、一層 ホッピーが美味しいです。つい飲むペースが上がってしまいますが おかわりの際に
濃くして貰っちゃったので気をつけなくちゃだなー(てのでココでのお酒はホッピーで打ち止めに)。
と、ソコへ 最も楽しみにしていたレバー&コブクロ刺しが出てきました。



相変わらずの、レバーの濃厚な味、食感(コブクロもナイス食感、でした)を堪能出来る 逸品でした。
ココのレバ刺、遠くてなかなか食べにこれないのが 残念でならない旨さなんだよなー てのを堪能した
後、改めて思いながら家路へ就きました。てなワケで 今回も絶品レバーに大満足。再訪必須だなー
レバーランド。

上野でハシゴ酒 大山、昇龍 Part2、たきおか

2014-07-05 19:20:10 | 飲み屋探訪
こんばんは っす。
今日は 平素小遣いをやり繰りして、というのがあって 財布への優しさが重視される度合いの高い
お店選びをしているトコロ、珍しく ちょっとお高イイ店に食べに行ってきました。
先月に かれこれ7年来仲良くして貰っている人が 新しく始めたお店に行った際にも思いましたが、
値が張る分美味しいモノの間違いない良さ、ってのもありますね。やー 満たされました。

てなコトを 書いておいてから、の 今回は 前回の続きで、稲荷町駅の寿湯でイイ湯を堪能して からの
上野、の振り返り。

元々、寿湯を知ったのは コチラの記事を見て、なのですが、上野界隈で 露天風呂入ってから 肉の大山、
というコースのご提案、はホント魅力的だなー てので、一緒にボルダリングへ行く友人に記事を 見せて
じゃあ行こう、となったのが 今回上野へ来た経緯でした。で、お互い 肉の大山へは過去行ったコトが
ある(自分が行った際のコトは コチラの記事で書きました)し、 他で気になる店もあるから、ソッチへ
行こう、という話をしていましたが、上野へ戻る道すがら友人の中で 何故かメンチ欲が高まり、結局
1軒目は 大山へ。それぞれ揚げ物1品をお供に ビールの中ジョッキで風呂上がりの1杯。案の定 最高
です。
てのを 挟んで、当初行こうとしていた昇龍 Part2へ。大山と同じビルの地下1階にある 老舗の中華屋
です。カウンターに通され、早速 瓶ビールと名物の餃子を注文。
1本目のビールが空いた頃、バナナギョウザという愛称の付けられた餃子が出てきました。



比較対象になるモノを一緒に写していないので 分かりにくいですが、デカいです。

追加で頼んだ ビールと供にいただきます。底の面を大分クリスピーに焼いていて、ソコが
大いに刺さります。友人曰く 餡がジューシーじゃないのがなー、とのコトですが 自分的には
大きなマイナスという感じはせず、ボリューミー、クリスピー、の2点に押し切られての 好
評価、と相成りました。直前に揚げ物を食べていたのが響いて 各自餃子を1枚食べた段で
お腹一杯になり、お会計(1人約千円でした)。リーズナブルな紹興酒も置いてあるし、次は
ゆっくりでもイイな。

続いて この日はもう1軒、ナナメ向かいにある 立ち飲みたきおかへ。
W杯の日本戦が流れる(録画放送です)店内で、ホッピーと日本酒、おつまみは 肉豆腐、レバー
串、ゲソ刺しを頼み、美味しくいただきました。ココ、初めて行きましたが お財布に優しい
お値段でしっかり満足の出来る飲み方が出来るイイ店ですね(2人で2千円チョイのお会計でした)。



たきおかでは 肉豆腐が辣油効いた真っ赤な見た目なのが 印象的でした。

以上、先週末に上野へ行った際の飲みの時間の振り返り でしたー。

【風ログ#30】稲荷町駅 寿湯

2014-07-01 00:51:16 | 風ログ
こんばんは っす。

先週末は 月イチ恒例のボルダリングをヤりに錦糸町へ、でした。
午後イチから始めて、夕方に 腕の力がなくなってからの時間は 疲れを癒しに&かいた汗を流して
さっぱりしに温浴施設へ、てので 今回は最近知って以来気になっていた 稲荷町駅近くにある露天の
ある銭湯、寿湯へ向かいました。

錦糸町~上野間 JRに乗り、ソコからは銀座線へは乗り換えず 10分チョイ歩いて寿湯に到着。
早速、券売機で 入浴料とサウナ利用料の650円分の券を購入して 番台で下足札を預け、代わりに
ロッカーの鍵とサウナ利用者用のリストバンドを渡されて 脱衣所へ。この日は 外に並ぶ傘の数からも
分かる感じの賑わいっぷりで、浴室のある1階部分ではなく、2階にあるロッカーを使うコトになり
ました。

服を脱いで 階段を下りて浴室へ行き、体を洗ったトコロで、まずは 内湯から。始めに浸かった 薬湯、
45℃と アツアツでした。こんだけ温度の高いのに入るのは 久々だなー。と、発汗が促されたトコロで
次はサウナ、と なるも混雑をしていたので、ならば と先に露天風呂へ。幸い雨の止んでいる時間帯で
開放感&イイ湯加減が堪能出来ました。大人10人はイケる広い浴槽なのが ナイスです。続いて、塩
サウナへ。長く入っていられる程々の熱さの中、テレビで流れるニュースを見ながらじっくり汗を
かきました。そして、サウナの後は 水風呂へ。20℃と、強烈に冷たくはなく 丁度イイ温度のに浸かり
クールダウンし、外に並べられた椅子で一休み。そこから 再度薬湯→もう1つのサウナ→水風呂の
汗をかくセットをこなし、最高にビールが美味くなるコンディション作りをし、再度上野へ。

ココからは 飲みの時間です、って話は また次回、で。やー イイ湯でしたー。行って 大正解だった
なー。ココは再訪必須です。

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