P印良品

気の向いた時にその日聴いてたCDやら最近観た映画やらを取り上げてソレについてアレやコレやと…

【CD紹介#100】電気グルーヴ"Upside Down"

2009-12-11 01:08:12 | Music_Domestic:電気グルーヴ
先週末に iPodのイヤホンだけ失くしたのに始まってなんやかんや今イチ パッとしない今日この頃ですが、
んな中 この度(この記事を以って)めでたく 拙Blogで紹介するCDが3桁に突入です。
おめでとう 自分。

さて、今回は先月リリースの電気グルーヴのSingle

電気グルーヴ"Upside Down"(2009年)

を紹介します。1枚目で紹介したの も電気絡みでした。
そーいえば…というか 今回敢えてそうしてるんすケドね。

てのはさて置いて、早速 件のCDを聴いてのアレやコレや。
全曲何かしらタイアップ(#1、#2はアニメ『空中ブランコ』のOP&ED、#3は『やりすぎコージー』の
OP)付いてんのも 頷ける捻じれ過ぎてない電気なりのポップス。てな仕上がりになってんな、というのが
まずは全体の印象。
続いて 収録曲について。
表題曲#1"Upside Down"は複数のシンセリフと 弦のフレーズが交差する賑やか~な歌モノ。
#2の"Shangri-La"(名曲!!)のまりんによるremix(Y.Sunahara 2009 Remodel)は
原曲に忠実に というリクエストがあったようでソレにキッチリ応えた仕上がり(コレ目当てで
買ったのですが あまりの変わり映えのしなさ に若干物足りなさを感じちゃってます。
悪い出来じゃないのですが…)。
続く#3の"やりすぎコージーOP"も 賑やかアレンジですね。
"Mojo"のような ヤバさはないものの、電気の作るこういうインストも好きです。
プラス"Upside Down"の 短過ぎエディット。

初回盤には 20周年(前回触れたWarpと同じく電気も20周年イヤーでしたね。2009年は)
ライヴの様子の極々一部を収めたDVD付。
まだお手元にない方はプラス数百円と探す手間を惜しまず、是非初回盤を。

【CD紹介#90】電気グルーヴ"The Words"

2009-03-10 23:11:01 | Music_Domestic:電気グルーヴ
Taico Clubの早割り、エラい速さで売り切れたらしい すね。
僕はと言えば 3/8に日付変わったトコで 販売開始だよ、と聞いてたものの、
寝過ごしてしまったワケですが。

さて、今回は 昨年、"J-Pop"、"Yellow"、と2枚のAlbumを
発表して、健在ぶりを アピールした電気グルーヴの、"Yellow"からの
リカットSingle(CD+DVDの完全生産限定盤だそうな)、

電気グルーヴ"The Words"(2009年)

を紹介します。
KOSE化粧品ファシオ(Fasio)のCMソングに 起用された表題曲"The Words"(日本語ver.と
15秒のCM Ver.←上戸彩の声入り)に、"J-Pop"収録の"完璧に無くして"の別ver.、
TDKのCMで 使用された"Mojo"のフル尺ver.の4曲入り。+DVDには "Fake it"、
"少年ヤング (Album Mix)"のPVを収録。

どーにも コレクターズアイテム的な感じのするブツで、出るよー ってのが分かった時点では
購買意欲が沸かなかったのですが、実際に レコ屋で手にとって見たらば、"Yellow"の
冒頭を飾った"Mojo"のフル尺ver.収録ですかっ!!ってんでお買い上げ。
そんなワケでお目当ては"Mojo"だったんですが
やー イイっす。ホンっト。この曲には 元々 "J-Pop"製作時に曲が出来るも でも他とのバランスを
考えて件のAlbumには収録せず、の後 CM起用を経て"Yellow"にCM Ver.を。という経緯があるんだそうな。
コレ 短い尺でしか聴かせないのとか 勿体無ぇなーって思います。相当 ヤバい出来っす。てなワケで
やっと日の目を見た "Mojo"のフル尺ver.を聴くためだけに買って損はないと思います(※)。
"The Words"の歌い直しver.は正直日本語版にした意図が謎(なんらプラスの作用をもたらして
ない気がすんだよなー)なのとかは さて置いちゃってイイ…かな。一先ず。

※:あ、ちなみに "Yellow"のDVD付特別盤をお持ちの方はDVDのメニュー画面で
聴けちゃうんで 取りあえずソチラを聴いてみてからのがイイかも。

【CD紹介#78】電気グルーヴ"Yellow"

2008-11-05 21:45:44 | Music_Domestic:電気グルーヴ
ちなみに 10/31のリナ嬢の 魔女っぷりはコチラで確認出来ます(リンク切れ)。
僕のお楽しみっぷりも確認出来たり出来なかったりします。

さて、今回は 先月リリースの電気グルーヴのAlbum、

電気グルーヴ"Yellow"(2008年)

について。

前作"J-POP"(2008年)に続く、今年2枚目の オリジナル・Album。
"Voxxx"(2000年)から"J-POP"までの ご無沙汰っぷり(ベスト盤だったり ×スチャダラパーだったりで
全く、ってコトはありませんでしたが)からするとビックリなペースで出ちゃいました。

彼らならでは、な歌詞で 歌われるヴォーカル入り曲×8(#2、3、4、5、6、7、8、11)と
インスト曲×3(#1、9、10)の全11曲。
vo.入inst.共にデンデケ・ディスコ仕様な音、ってのが今作の特徴でしょうか。

アシッド(ハウス)がキーワードになってる感じ(らしい)
【CD紹介#77】Eel"Keep Making Fun Of Me"

ってのが (イイ意味で)引っかかって聴くモチがアガったワケでしたが、そーでもなかった
(アシーーーッドではなかった)な。
でもこの感じは キライじゃないす。

ソコが耳新しいトコ である一方、#6"Acid House All Night Long"で"N.O.(=Less Than Zero)"で
使っていた声ネタを瀧声(多分)で再現("We Like Music,We Like Acid House"と一部 改変)して
使ってたり、#5"どんだけ The ジャイアント"が 「ガリガリ君2008」とでも呼ぶべき代物
(面白さにおいては比べモノにならない位に ガリガリ>ジャイアントですが)だったりと、
なんか既聴感のようなモノを感じさせる箇所もあって。
意図してそうしてるのか、ちょっと分かりませんが、自分としては 良くも悪くも聴いててソコに
反応しちゃいます。

08年の電気、という話をすんなら、前作と併せて聴いてどう、って部分が要るかな、
と 思い(もし)ますが、実は "J-POP"を聴かずにコッチ先に聴いてしまったんで、
コレが"J-POP"の残滓なのかどーかについてとかは 分かりません。えと、今回は 純粋に
この盤を聴いてのアレやコレやを書くのみ と、併せて聴いて云々はいずれまた、
とさせて下さい。

【CD紹介#46】電気グルーヴ"Recycled A"

2007-09-05 22:38:20 | Music_Domestic:電気グルーヴ
前々回 、1997年に発表されたCDを もう1枚紹介する、
と書いた件ですが、

メタモに行ったりしてる内に、記事の内容に関わってくる部分で
アレやコレやと思う所が出てきてしまい
METAMORPHOSE 2007

考えた 結果、紹介するCDを翌年 1998年発表のに変更するコトにしました。
えー その方がチっとは分かり易い文章が書けるんでねぇの?と思ったんで。
8月の終盤にアレコレ考えてたコトに関して。
と、そんなワケで 今回取り上げるCD。ですが、

電気グルーヴ"Recycled A(エース)"(1998年)

電気グルーヴが97年に発表したAlbum"A(エース)"のリミックス盤。です。

元々 I:Cubeの1st.について書きながら、この年に出たのの中に、これまでアレコレ聴いてきた中で
特に思い入れが強いモノが カナリ多いコトに気づいて、この機会にその内の何枚かについて書きたいな、
と思っていて、さしあたり その最たるものである、"A(エース)"を…となったのですが、
そうなった直後 位~モヤモヤと考え事をしだしちゃって、そっちに掛かりっきりになってしまった次第。

何をモヤモヤ考え事してたのか、てぇと、ついこの間までは、10年来 テクノ を聴き続けていて、
テクノが好きと言うコトがすんなり出来たのですが、自分が現行のシーン 2007年現在の テクノにあまりに疎いな、
というコトを意識する程に、もしかしたらそう言うコトは 出来ないんじゃ…と。思ってしまったワケで。

なんか、このところ テクノを楽しむコトが出来てないなぁ-と。
自分を直接的に楽しませてくれるモノではなくなってしまった(自分の中で) という感じがしてました。
IMAJUKU*solanine が楽しかったりすると、やっぱりあの頃のは、みたいな気持ちになり
現行のモノは…あまり自分が求めてるモノじゃないやとか思ってみたり。
今現場で鳴っている音に興味が湧かない、のはなー。

と、いうような状況下 どぅしてくかなーというコトを考えていたワケで。
まぁ 静観しとこう ムリに答えを探さず、という トコで一応落ち着きましたが。
ソレって グレーはグレーだけど、でも俺にしちゃ前向きな気持ち。だったりします。

コレ書くと、少しは分かり易くなるかな。
10代の頃、Rainbow2000とか 野外フェスに テクノを聴きに行ってたのが、今では METAMORPHOSEで
ジャムロックなりを聴いてる。と。
テクノ勢のライブなり DJそっちのけで。
でも 今は一先ず ソレでイイじゃない。という。
多分 テクノを聴く、というコトがなかったら野外で音楽を聴く楽しみも知らなかったかも だし。

話をCD紹介に戻します。
まず "A(エース)"については途中まで文章 書いてて、ソレの1部を載せます。

(97年は)吹石一恵、嘉門洋子、藤崎奈々子、柳明日香 というこの年のビジュアルクイーン・オブ ザ イヤーの
メンツやら、から大分 前だ、って実感は沸くんだけど、この作品については色褪せてないんだよな。
いまだに チっとも。10年前のモノとは思えない。
ポップスとテクノの両立という離れ業を、セールス面での成果も伴ってやってのけた 彼らのそれまでの活動の
集大成。コレは 是非聴いて貰いたい、と思う1枚。

で、そのリミックス盤が、件の"Recycled A(エース)"。参加リミキサーはThomas Schumacher、Mijk Van Dijkの
ドイツ勢やDJ Misjah、変わったところだと Ninja Tube所属のLondon Funk Allstars、Jimi Tenor、
Doctor RockitことHerbert、等等。
このメンツで テクノとしてまかり通るのが90年代。
僕の テクノのお師匠さん(と 勝手に呼ばせていただいてます)びびんぱさんが 電気の卓球と、
Tokyo no.1 Soul Setの川辺ヒロシのユニット、Inkの新譜"InK PunK PhunK"を取り上げた記事の中で、

90年代のテクノシーンとは、言わば "テクノ" の名の下に自然発生的に集まった共同体のようなもの
だったわけで、ルーツも現在の立ち位置も目的地もそれぞれ違う者たちが、同一のタームのもと不思議と
まとまっているように思えた。
acid over the rainbow

と、書いていますが あの頃の 「不思議とまとまっている」感覚がココからも感じ取れると思います。
この感覚が 自分としてはスゲぇ好き。
で、今の細分化を経て それぞれの (ジャンルの)壁が高くなってしまった状況にはなんか違和感がある。
プッツリ テクノ離れさせるだけの じゃないけんど。

あと、このアルバムにremix提供したヒト 自身の作品を探して聴いてみたり、と色々 勉強もさせて貰いました。
そーやって 繋がったり、広がったりする感じも好き。なんです。

に、しても 初めて"Shangri-La"のJimi Tenor remix聴いた時は笑ったわー。
ナイス人選っ!!

【CD紹介#1】電気グルーヴ×スチャダラパー"Twilight"

2005-04-30 15:56:38 | Music_Domestic:電気グルーヴ
…はい、つーことでとりあえず最初の記事は今週買ったCD1枚、と
今週末に引っぱり出して聴いてるCD2枚についてアレやコレやと書いてみます。

<今週買ったCD>
電気グルーヴ×スチャダラパー
『Twilight』(2005年)




『VOXXX』(2000年)以来、メッキリ遠ざかってしまっていた電気グルーヴの楽曲(関連盤も
卓球ソロの『Stereo Night』-※位しか買ってねぇや)。
久々で買いました。コレ、スチャダラパーとのコラボ曲で、J-WAVEの春のキャンペーンソング。
スペースシャワーTV10周年のテーマソングだった『Nothing Gonna Change』(1999年)に近い感じで、
聴き易いです。カナリ。アクが強くなくて。
いかにもシンセ使いましたよーって感じのピコピコ音やシンプルな4つ打ちのリズムが、
そーいうのを導入した(ロック&)ポップスを好む人とかにも訴えるんだろーな、と。
でもチャートの順位は振るわず、とかそんな気がする。
でも、俺は相当好きです。

※:2001年

<今週引っ張り出したCD>
COPA BOSSA
『Ilha Do Blanco』(2003年)
V.A.
『Ipanema Lounge vol.1』(2004年)

2枚共、Bossacucanovaってユニットの関連盤。
前者がこのユニットの中心人物がヤってる派生ユニットのアルバム。リリース元はサッカー日本代表監督ジーコのレーベル。
後者は、コンピですが、実質Bossacucanovaの作品すね。メンバー全員参加だし。
俺がこの、ボサノヴァ・スタンダードをクラブミュージックの手法を使って演るユニットのコトを
知るキッカケになったのが『Woman on Top』って映画(ちなみにペネロペ・クルス主演)なんですが、
映画も相当イイです。まぁ機会があったらチャンと取り上げますわ。
映画の方も。

にしても昨日から今日にかけては特に暑ぃ。まだギリで4月なのに。そりゃぁ、俺も夏向けのCD
引っぱり出して聴く、っつーの。

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