P印良品

気の向いた時にその日聴いてたCDやら最近観た映画やらを取り上げてソレについてアレやコレやと…

【CD紹介#104】V.A."Warp20(2595)"

2009-12-31 19:39:50 | Music_Label:Warp
遂に 2009年も残すところ後数時間となりました。
ここ数年、カウントダウン イベントに欠かさず行ってるの
ですが、今年は この後Electronic Tribeへ行きます。
(特に)Daniel Wangが楽しみです。

さて、2009年最後の音盤紹介。
今回 は「今更 Warp20周年イヤー便乗」の第2弾として

V.A."Warp20(2565)"(2009年)

を取り上げます。
今年はWarpレコーズ20周年を記念してのリリースが相次ぎましたが、
その中から タワレコ限定で販売された 件のレーベルから出た12"
からのセレクションで編まれた企画盤を ご紹介。
コレが販路と枚数を限定しちゃったの勿体なくね?ってイイ内容
なんですよ。
昨年(もうじき 一昨年になりますが)ヒットした DJ Mujavaの
"Township Funk"に始まり、Clark(#2"See See")、Squarepusher(#3
"Venus No.17 Acid Mix"ら 顔役的なヒトの作品から、Aphex Twinの
変名Gak(#7"Gak 4")や、リリースを欠かさずチェックしてないと まず
知らないよね、なSote(#4"Electric Deaf")によるレア音源まで という
充実っぷり。
そして何より終盤(#9~)の ブリープハウス攻勢が 首から下へもガッツリ
作用する感じで 堪らんっす。
LFO(2人体制時代)の"Track 4"、Tricky Discoの"Tricky Disco"、
Sweet Exorcistの"Test Four"(ソニテク期に出た"Warp Classics"に
収録されてたのを聴いてたの以来久々で聴きましたが、やっぱりイイっす)、
Nightmares On Wax(2人体制時代)の"Dextrous"を並べるとか 冴えてる
というより どうかしてる。何故 今!?ですが 最高っす!!
どうやら本日現在まだ在庫あるっぽいので、コレは是非是非聴いてみて
欲しい一枚です。

ちなみに、2595とは 12"に使われている(紫)色のパントーンNo.
なんだそうな。

ではでは 皆様、良いお年を。

【CD紹介#99】V.A."Blech II:Blechsdottir"

2009-11-28 12:41:30 | Music_Label:Warp
もぅぼちぼち師走突入で 2009年も終わりかけですが、しかも 既にソレを
記念しての エレグラも先週末に開催済みですが、拙Blogでも Warp20周年
イヤー便乗な記事を書いとこうと思います。

ってんで 今回は

V.A."Blech II:Blechsdottir"(1996年)

を取り上げます。
我ながら また古いのを…と思いますが、そもそもつい最近初めて
聴いたんですよ。この盤。そしたら このレーベルのを一番聴いてたのが
90年代半ばなもんで、懐かしい&やっぱイイ感が湧きアガってっくるのと、
フレッシュな耳触りがするのとで すっかりヤられちゃいました。

DJ FoodのPCとStrictly Kevを 起用してのWarp音源のmix CD。というのを
企画したWarpのヒトの 慧眼っぷりはホントスゴいと思います。

ヒップホップを柱に据えて、ジャズやらファンクやらを取り入れた
ブレイクビーツ音楽と、一括りに出来ないでもない
【CD紹介#69】V.A."Ninja Cuts Funkjazztical~"

期の Ninja Tune(ココもWarp同様、今や尋常じゃない幅広さで面白い
音楽を世に送り出してますね)の 顔だったDJ Foodが彼らマナーで
Warp音源をmixした結果、スゴい面白いコトになってます。
当時慣れ親しんだ音が こうも新鮮に響くとは。。。
全編聴きドコロってな具合ですが、個人的には N.O.W.の"Smokers
Delight"収録曲のremix(by DJ Food、Rae&Christian、Mr.Scruff)が
いずれもやたら格好良くて堪らん っす。 あと、Squarepusherの初期
音源("Problem Child")が 干支一周回っても まるでヤバさが色褪せて
ないのには ビックリさせられます。

【CD紹介#56】LFO"Frequencies"

2007-12-13 01:06:21 | Music_Label:Warp
先週末 音楽好きの友人らと忘年会をしたんですが、
ソコで 久々DJしました。ヤってみて 思ったのは、俺
DJすんの好きだけど、本番を迎えるまでで何かけよう
(持ってこう)ってので悩むのが もっと好きだな。って。
ソレを改めて。
今回は その過程で部屋中のCDから アナログから、引っくり
返した中で出てきた

LFO"Frequencies"(1991年)

を紹介します。
輸入盤の取り扱いのあるCD屋に出入りするようになるのの前
だったから、近所のCD屋で国内盤を取り寄せて貰って 買った
んだよな。コレ。テクノ バブルの真っ只中の95年に。
干支1周分昔。か。随分 長いコト持ってんなー。
とか んなコトを思いつつ。

英のリーズ出身のMark BellとGez VarleyによるLFO(※)の1st.。
一世を風靡して消えていった ブリープ(ハウス)というジャンルの
記念碑的な1枚です。
名は体を表す、ならぬ、名は音を表す。と 言った感じ
-LFO=Low Frequency Oscillator:低周波発信器-で、
重低音ベース(と言っても、D'n'Bはおろかジャングルすら まだ
世に出てなかった頃のコトなんで、今の耳にゃそーでもなくね?と
いった感じに聴こえますが)がそのサウンドの特徴。
個人的に好きなのが 90年に特大ヒット曲となった#2"LFO"(この曲の
ヒットが初期Warpの財政を支えたんです)、ヒップ・ホップ好きの
出自が 色濃く反映されたエレクトロ、#6"We Are Back"。
それと、昨年 "Tide Up'06"というタイトルでブートremixの出た
#4"Nurture"は改めて イイわー。

※:ジェズが96年の2nd."Advance"を最期に脱退し、以後、
1人ユニットに。残ったマークはBjorkのプロデュースを手がけたことでも
有名。

以上、そーいえば 先月は90年代の名盤を取り上げてアレやコレやと
書くってコト しなかったなーってのもあって。
LFO"Frequencies"の話。でした。

Twitter aka_ABE_DQN