P印良品

気の向いた時にその日聴いてたCDやら最近観た映画やらを取り上げてソレについてアレやコレやと…

【映画紹介#4】"Stranger Than Fiction"

2007-06-30 00:21:45 | Movie
先週末 新宿で『主人公は僕だった』という映画を
観ました。
G・Wに『バベル』を観た時に、予告編を観て気になって
たのを、今になってよぅやっと。
で、それを観ての感想を、よぅやっと。

まず あらすじをザックリと。
映画の主人公は国税庁の会計検査官、ハロルド・クリック。
彼は毎朝 決まった時刻に起き、毎回決められた回数 縦横に
歯ブラシを動かして歯を磨く という平凡で規則正しい生活を
送っていたが、ある朝突然、自らの行動・心に感じたこと等を
文学的に 物語る声が聞こえてくるようなる。
声の物語るところに因ると彼には 死が近づいてきていると言う。
それを聞いた彼は 自らの死の運命を避けるべく、必死に声の主を捜し、
ついに その主の元へ辿り着く。
そこで自分の 運命(詳しくいつ、どこで、どうやって死ぬのか、)
を知った男が、その運命をどう受け容れていくのか、って話。

全体として、アレコレ練られてて ちゃんとした、イイ出来の映画でした。
俺の満足度は高め。

印象的だったのが、ハロルドが 自らの死について 全て(と言っても、
最後 ソレが覆るから、厳密にゆうと、全てじゃな…とか、ネタバレに
なんな。)を知るのが、バスの中だった、ってトコ。
バス、ってぇのが 何ともシンボリックだったな、と。
行き先-人生において 人が本当に最後に辿り着く場所(=死)-が既に
決まっていて、ソコへ走っていくバス。
努力も虚しく(その時点では)予め知らされたその場所へ到着するのを
ただ待つしかない、という彼の置かれた状況を象徴してたんじゃねぇかなー。
バスが。と。そう思ったワケで。

以上、今回は 久々で映画の話。でした。

【CD紹介#41】Physics"Influences"

2007-06-18 21:43:09 | Music
昨日 引っ越しをしました。今年に入って、自分んチを2回、会社のオフィスを
1回。で、上半期 終わんないウチに3回。は 多いやね。

今回の引っ越しが 控えてたから、仮住まいしてたトコでは 最低限の
荷解きしかしないで 暮らしてたモンで ターンテーブルとか段ボールに
梱包したままでしたが、これで やっと腰を落ちつけられる場所(多分)に
移れたから、ってんでソレらもチャンと出して、今週末は 久々で 宅DJを
します。何気に楽しみです。

ゴールデン・ウィークに買ったCDが あと1枚残ってたんで、ソレの
話を。

今回紹介すんのは、

Physics"Influences"(2007年)

北欧ハウスの良作を供給するレーベル、Deeplay Musicの看板アーティスト、
Physicsの2nd Album。

お得意の ♀vo.による歌モノ ハウス & ハウス系のアーティストのAlbum、ってなると
大概入ってるDownTempo なりの4つ打ち以外のスタイルの楽曲、共に 納得のクオリティー。
自分が ワリとよく使う表現に、佳曲揃い、ってぇのがありますが、コレも
そんな感じです。
全然 悪かない。ケド、スンゲぇイイ、とかでもない、っていう。

ジャジーな#7"That’s Saxism"~シームレスで"Hold On"に入ってく瞬間、
とか 聴き所はあります。が。うーん。
この記事に先んじて、某 SNSのレビュー機能で この盤について書いた時に、
星3つ(最高で5つ)を評価で付けましたが、そんなモンじゃね?
てぇのは 今日に至っても変わらず、です。

とか書いて、でもしばらくはiPodからハズさなかったりします。多分。

1日1枚生活'07【第4・5週】4/23~4/30

2007-06-08 00:34:57 | Music
先週末、友人のお誘いで ROMZ 5th Anniversary@代官山unit へ
遊びに行ってきました。前日に 話が来て、即決出来た自分の
フットワークの軽い感じが なんかイイなー と。
普段 馴染みがある面々、とかじゃ全然なかった分、新しい刺激を
受けたり(結果 物販でDe De MouceのAlbum買いました)、と収穫も
多く、こんなんあるから 足洗えねぇー。と思うワケです。
夜遊び 及び ソコで鳴っている音楽を愛好するコトから。

でも やはり リーマン生活ん中では 聴こうと意識しねぇコトには
中々 聴かねぇなー、というのを動機の1つとして 去年の一時期、
そして今年の4月に 1日1枚生活をしたワケで。
で、件の1日~の 先々月の第4週と、第五週のご報告を。今回は。

…今更!?

【第4週】
1.4/23 V.A."Freedom-House Mode Collection"(2007年)
2.4/24 V.A."Mayfield : Remixed"(2005年)
3.4/25 Freemasons"Shakedown"Disc-1(2007年)
4.4/26 Freemasons"Shakedown"Disc-2(2007年)
5.4/27 Tei Towa"Future Listening!"(2007年)
6.4/28 Tei Towa"Future Recall 3"(2007年)
7.4/29 映画『バベル』鑑賞につき なし。

【第5週】
1.4/30 DJ Kentaro"Bwoy On The Wheels Of Solid Steel"(2006年)

第4週の1は 洗練度高めの和製Houseを集めたコンピ。瀧澤賢太郎の
新曲等、初出のが多数。未聴の方は是非。2は、Soul~R&Bの 巨匠、
Curtis Mayfieldの音源を使用したRemix企画盤。
3&4は アッパーハウス畑で大人気のグループによる、彼らのこれまでの
シングル("Love On My Mind"、"Watchin'"等)と、彼らがRemixを手掛けた
楽曲を集め、DJ mixした盤。普通にAlbum出すよか、この形態で出すのが、
正解。だと思います。とっ散らかり感もなく、Beyoncé、Fatboy Slim(!)
らの有名曲も収まっていて 好内容なCD。です。
5、6については割愛。で。
第5週は Ninja Tuneの所属アーティストによるMix CDシリーズ、"Solid Steel"を、
日本人初のDMCチャンピオン、DJ Kentaroが手掛けた盤。トンデモナイ スキル
で90年代の楽曲も 耳に新鮮な感じに鳴らしてくれてます。

【CD紹介#40】Joi Cardwell"A Beautiful Life"

2007-06-01 00:21:15 | Music
我ながら いつまでかかってるんだーって感じですが、GW中に買ったCD
(先日紹介したTei Towaと、今回のと あともぅ1枚あります)の話を。
今更チャッチャカ もクソもないですが、レビュってきます。
ので お付き合いを。

Joi Cardwell"A Beautiful Life"(2007年)

古くは Tei Towa"Luv Connection"(1994年)、最近だと Studio Apartment
"Love Is The Anser"(2005年)、Daishi Dance"What Really Matters"(2006年)
と、和製クラブ・ミュージックへの客演も多いハウス・ディーヴァ、Joi
Cardwell。今作は 彼女が20年に渡るキャリアの中で残してきた楽曲
-代表曲"Trouble"や "ゴッドファーザー"Frankie Knuckles、Blaze、Quentin
Harrisら海外勢、スタアパ、Daishi Danceら国内勢の作品での客演、新録も有り-
を集めた 盤。出世作となったものの1つ、Lil' Louis"Journey With The
Lonely"(1992年)収録の名曲"Club Lonely"が入っていないのがチと残念ですが、
でも彼女の 歌はバッチリ堪能出来ます。や、ホント 彼女の声は耳心地イイわー。

Twitter aka_ABE_DQN