P印良品

気の向いた時にその日聴いてたCDやら最近観た映画やらを取り上げてソレについてアレやコレやと…

【CD紹介#18】DJ Sneak特集2"The Mutant Sounds From..."

2006-03-23 02:26:56 | mix CD
DJ Sneak特集 第2弾。
今回は

"The Mutant Sounds From Chicago Relief Records"(1995年)

です。
前回紹介したので、もぅアーティストアルバムは弾切れなんで、
今回からはmix CDの紹介になります。

や、しかし こんなブツを日本独自企画盤として出す90年代半ばの
エイベックスは狂って(←ホメ言葉)たね。間違いなく。
テクノバブルの中で起きた珍事の最たるモノでしょう。

まぁ思い入れがある、つったら相当ある1枚なんで、
個人的な話をアレコレ書く気でいますが、その前にこのCDの概略を。
90年代半ば、シカゴハウス再興の最中に人気を博したレーベル、
Relief Recordsのレーベルコンピ。Relief Recordsについて
ですが、Cajualというレーベルのサブレーベルとしてスタートして、
その後 本家を凌ぐ人気をテクノのフィールドで獲得します。
特徴はなんと言っても その病んだ音。暗~く、ドロドロです。
や、でもハマるとクセになるという。
そんな病んだ音を当時中学生だった俺がこのCDを介してリアルタイムで
聴いたっていうのはある意味誇らしくもあり、恥ずかしくもあり、
な感じです。90年代に自分が聴いてきた音楽の変遷に、このCDに
詰め込まれていた音が与えた影響ってぇのは正直 デカいなぁ。
で、このCDでミックスを手がけているのが、DJ Sneak。
暇に飽かして 何度となく聴いたモンだから自分の中で耐性が
出来ている、というのもモチロンありますが、このテの単体で聴いても
味気ないモノから、Sneakが旨みを引き出して(多少)聴きやすいモノに
仕上げてます。チャンと展開もあるし、上手いな~と、今回 久々で
聴いて改めて感心しました。
今更 入門されてもアレですが、入門盤としては及第点をラクラク
超えてます。ので、何かの気の迷いを起こした時にでも聴いてみては。
10年以上前にリリースされたCDですが、何故か今日現在
amazonで取り扱ってたりします。

【CD紹介#17】DJ Sneak特集1"Housekeepin'"

2006-03-19 22:52:49 | Music
もうじき、(と言ってもまだ1ヶ月以上ありますが)
このブログを始めて1年になります。
まぁ実際1年経ったらキチッと振り返る気でいますが、
今時点の感想としては 書き散らかして来たな~と。
計画性の”ケ”の字もない感じでヤって来たワケですが、
ココらで1度 特集を企画してみてぇな、と。
そんなワケで今回より 数回に分けてDJ Sneakを特集して
きます。
この企画自体 行き当たりバッタリなモノではありますが。
だって、単純に好きなアーティストだ、ってコト以上のモノは
ないですモン。
強いて強いて、であればワリと最近Mix CDを発表したから、
というのが理由。

今回紹介するのは、彼にとって初の(アーティスト)アルバムとなった

DJ Sneak"Housekeepin'"(2004年)

です。
初めての作品が何で、何年のリリースか という正確なモノは
分かりませんが、シカゴ・ハウス第2世代として彼が頭角を
現したのが95年頃。それから、96年にArmand Van Heldenとの
共作("Hardstepin Disko Selection")でスピードガラージの
原型を生み出したり、01年にDaft Punkの"Digital Love"の歌詞を
手掛けたり、の9年の月日を経ての初アルバム。
95年当時にAvexが出した(と、いうコト自体、今にしたら
ありえないコトですが)彼の作品のライセンス盤("DJ Sneak EP")
を聴いて、それ以来 彼のファンだった俺にとっては
待ちに待った1枚だったワケで。
作った本人も自身のキャリアで初めてのアルバム製作というコト
でか、相当 気合いを入れてたハズ。と、いうのが聴くと
分かります。2002年にヒットしたの"Fix My Sink"(同じくシカゴ・
ハウス第2世代のPaul Johnsonが"Get Get Down"でそうした様に、
この曲では彼が歌って?ます)や同路線の"Funky Rythmn"もあれば、
お洒落(ハウス・)コンピとして有名なBossa House'N'Breaksシ
リーズの姉妹版Latin House'N'BreaksのVol.1に収録された"Summer
Song"もあり、またニューウェーブっぽくもある"Morning Come"なども、
といった感じで音のバラエティーに富んだ1枚。
なので、途中 飽きずに、アルバム1枚を通して聴くことが出来ます。
で、ありながら全曲ダンスミュージックとしての機能はキチっと果たす
モノであると。
一聴の価値アリ、です。

先週の夜遊び…

2006-03-10 06:21:24 | 夜遊び
(DEFECTED IN THE HOUSE WORLD TOUR 2006
"INTERNATIONAL EDITON VOL.2" @代官山air)
の話の続き。

終わってたから気づいたんですが、 オープニングDJ
ヤってたのってスタアパの 森田昌典だったのね。
今回トラックバックさせてもらった記事見ると、
俺が着く前(着いたのは丁度 彼からCopyrightへ代わる位)
のDJの内容とかきっと自分的にツボってたな、とか思うとチと
勿体ないことをしたな、と。特に、スティーヴィー・ワンダーのカヴァー
"Isn't She Lovely"のremixかけてた、って辺り。

さて、彼が程よく暖めた所でCopyrightの2人が登板。
のっけから、River Ocean "Love And Happiness"。
超有名曲。今回は昨年、名門ハウス・ レーベル
DEFECTEDからmix CD"DEFECTED In The House:
International Edition vol.2"をリリースしたことを記念
してのパーティーでしたが、そのmixCDに収録されてる
プレイを何割増しだろ?、でも相当アッパーにした
感じで、そっからグイグイと アゲていきました。
Penn & Chus"Esperanza"なんかはmixCDにも収録されてたし、
やっぱりかけるわな、んで盛り上がるわな、でしたが、
"Jaguar(!)" に更にテクノトロニックの"Pump Up The Jam" のvo.
を重ねてかけたのにはビックリ。でも相当ツボったなー。
あと、"Move Your Body"~ "House You"の流れも
良かった。そんな感じで1度目の〆のMCまでダレるコト
なく楽しませて貰いました。
先々月に会社の新年会でDJした時以来、一人歩きを始めた
俺の中のDJタレサンもドナ・サマーの"I Feel Love"のカヴァー
(←コレ ヤったのって誰?kwsk)を聴けて満足してたようだし。

で、翌日 仮眠を取ってから行った

The Kids Are Alright!!!!! ~RAW LIFE@LIQUIDROOM~

も楽しくて、先週末の2日ですっかり火ィ着いてしまい、
昨秋に続き、春の渚音楽祭にも行くことを決めた次第です。

渚 で会いましょう。

久々に夜遊び。

2006-03-05 14:56:56 | 夜遊び
3月に入って今年初の夜遊び。

3/4(Sat.)
DEFECTED IN THE HOUSE WORLD TOUR 2006
"INTERNATIONAL EDITON VOL.2"
@代官山air

お目当ては、今回が初来日となるCopyright。
丁度、彼らがDJブースに来て準備し始める前辺りに
airに着いて、それから延々5時までほぼズっと
フロアにいたんで、 相当堪能出来ました。
満足満足。

Twitter aka_ABE_DQN